影無茶のスポーツ24/7 (original) (raw)

仕事以外全部趣味

予告編を見てこの映画を観ようと思っている人のために最初に言っておく。

ネイビーシールズブラックホークダウンのような物を想像してはいけない。

世界侵略ロサンゼルス決戦や13時間のような物でもない。

もちろん、ホワイトハウス・ダウンエンド・オブ・ホワイトハウスでもない。

よくあるミスリードだ。

先に上げた映画のような内容を想像していたら、まず間違いなく期待を裏切られる。

分断したアメリカは内戦状態に陥っていた。

大統領は自軍の勝利を高らかに宣言するが、実際は・・・。

ニューヨークに滞在するジャーナリストは大統領の単独インタビューを行うためワシントンに向かう。

メンバーは4人。

仕掛け人のリーと同僚のジョエル、ベテラン記者のサミー、若手のジェシー

この映画、実は記者達がニューヨークからワシントンに向かうロードムービーだった。

戦闘シーンは尺全体から見たら僅かしかない。

この映画は、ジェシーの成長物語なのだ。

初めからわかっていたら、鑑賞後の感想も印象も少しは良い方に変わっていただろう。

ピッチャーがシュートを投げると宣言しているのに、スライダーを投げられたらたまったものではない。

なのでこれから見る人は、予告編に騙されてはいけない。

私は完全にミスリードに引っかかってしまった。

しかし、もしそうでなかったとしても、才能有りまではいかないなあ~。

個人的な評価は凡人がいいところか。

同監督のエクス・マキナは好きだったんだけど。

尚、リーを演じているのはキルスティン・ダンスト

ジュマンジがほぼ30年前。

可愛かったキルスティンも42歳。

好きな女優さんなんだけどね。

将来はジュディ・デンチのようになるのでは・・・。

これが問題の予告編(;^_^A

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フィギュアスケートGPシリーズが18日から開幕する。

ミラノ・コルティナダンペッツォ(今後ミラノ・コルティナと記す)冬季五輪が2026年2月からなので、今シーズンは(2024~2025)非常に重要なシーズンだ。

マリニンや坂本など実績のある選手は別として、今年良い成績を残す事はとても大切。

判定を下す審判員は人間。

その審判員の印象をよくすることは、試合で高得点を得るための重要な要素となる。

もちろん実際の演技もオリンピックで上位を狙うには、今シーズンある程度仕上げておかないと、間に合わない。

演技面で新たな挑戦をするのは、昨シーズンで終えていないといけない。

今年は来年のオリンピックを見据えたプログラムにする必要がある。

平たく言えば、今年と来年のプログラムは多少振付や演技構成が変わることはあっても、ベースは今年完成しておかなければならない。

そんな大切なシーズン。

GPシリーズが始まる前に、日本選手の現在の立ち位置を確認しておこうと思う。

※2024年10月7日現在

最新ワールドランキング(20位以内)・男子シングル

3位 三浦佳生 3476P パーソナルベスト281.53

4位 佐藤 駿 3264P パーソナルベスト285.88

6位 山本草太 2874P パーソナルベスト274.35

7位 鍵山優真 2698P パーソナルベスト310.05

16位 友野一希 2137P パーソナルベスト273.41

世界ワールドランキング(20位以内)・女子シングル

1位 坂本花織 4870P パーソナルベスト236.09

6位 吉田陽菜 3166P パーソナルベスト208.31

8位 渡辺倫果 2974P パーソナルベスト213.14

11位 千葉百音 2409P パーソナルベスト214.98

12位 三原舞依 2389P パーソナルベスト218.03

20位 島田麻央 1950P パーソナルベスト224.68

男子では宇野昌磨選手が競技フィギュアから引退、女子でも紀平梨花選手が今シーズンも全休と寂しいニュースが見られたが、それでも男女ともに質・量ともに世界トップクラスなのは間違いない。

特に男子は10位以内に4人が名を連ねている。

とは言う物のあまりにイリア・マリニンの存在が大きく、鍵山優真がどこまで迫ることが出来るのか、今シーズンはそれに注目したい。

かつて圧倒的強さを誇ったパトリック・チャン選手がオリンピック本番で羽生結弦氏に敗れたのを覚えている人は多いだろう。

女子は坂本選手が世界選手権3連覇中。

昨年などは完成された演技を見せてくれたが、ミラノ・コルティナ五輪への出場意欲がどの程度なのかがわからない。

まずは今年日本選手単独1位となる4度目の世界チャンピオンを目指すことになるが、今シーズン初戦ロンバルディアトロフィーで3位スタート。

GPシリーズは第2戦スケートカナダからの出場となるが、どこまで調整が進んでいるのかをしっかり見極めたい。

個人的に注目したいのはシニア3シーズン目の千葉選手。

昨年4大陸で優勝。

伸びしろが最も期待出来るのではないか。

島田選手は新しい年齢制限でミラノ・コルティナに出場できない。

ジュニアでは無敵の強さなので、残念だが早熟な選手が多い女子シングル。

この制度が選手寿命を延ばすことになれば、2030年フランスアルプス五輪では有力な金メダル候補として出場するだろう。

尚、ペアのりくりゅうもGPシリーズ1戦と4戦にエントリー。

昨シーズンは怪我に悩まされたが、どこまで回復しているか。

日本のペアが世界でトップ争いをするなんて、昔は考えられなかった。

そんな固定観念をぶち壊してくれた、りくりゅうペア。

今年も息の合った華麗な演技を見せてくれるのを楽しみにしている。

その他GPシリーズにエントリーしている男女シングル選手は以下の通り。

■男子

吉岡 希 ワールドランキング 22位

島田高志郎 ワールドランキング 37位

壷井達也 ワールドランキング 52位

■女子

樋口新葉 ワールドランキング 167位

青木裕奈 ワールドランキング 83位

松生理乃 ワールドランキング 111位

住吉りおん ワールドランキング 27位

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仕事以外全部趣味

もう45年も前になるのか・・・。

当時の衝撃は今も鮮明に覚えている。

そんなとこ覗いたらダメだろ・・・あ~やっぱり!

わかっていてものけぞってしまうフェイスハガーの恐さ。

一度剥がして無事に生還したものの。

それ以降の怒涛の展開は驚きの連続だった。

そんなエイリアンシリーズも続編、前日譚含めて今回が7作目。

エイリアンVSプレデターは除く(笑)

時代設定としては「エイリアン」と「エイリアン2」の間という事になっている。

エイリアンは歴史に残る名作、2は続編としては稀にみる秀作だが、その間を狙ってくるとはなかなか勇気がある。

というのは前日譚もとん挫しているようだし、本当ならシリーズ終焉となっても良いところ、世界的な人気は衰えていないし興行的に美味しかったのだろう。

登場人物も過去にはない、明日を夢みる若者たちが主人公。

しかし、誰が主人公でもシチュエーションは毎度おなじみで、さすがに食傷気味。

展開も予想通り、わざわざ危険な道を選び、それが上手く行った試しがない。

上手く行かないからこそ、この映画が成り立つし、観客もそれを楽しむ?んだが。

尚、この映画にも、エイリアンシリーズに欠かせないアンドロイドが登場する。

このアンドロイドは味方だったり、悪だったり、味方のようにみせかけて悪だったりと、重要な役処だが、今回もまたストーリー上の肝になっている。

尚、若者たちが乗り込んだ宇宙船に居たアンドロイドは1作目の役者と同じ顔。

(演者のイアンホルムは亡くなっているので、AI技術により登場)

これは怪獣大戦争でX星の女性が全て水野久美だったのと同じ意味か。

(わかる人しかわからない(;^_^A)

また、途中でプロメテウスに出てきた巨人のような形態も出てくるが、私の理解が間違っているのかもしれないが、ここで出てくるのはおかしいのではないか?

まあ、過去のエイリアンファンへのサービスなのかもしれないけども。

個人的には、もうエイリアンシリーズはいいかなって結論。

もし作成するなら、やはり前日譚のコヴェナント以降だな。

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9月30日に投稿した「先週の巨人」で優勝決定について書いた。

その時点では142試合消化だったが、10月2日最終戦が行われ、4対2で勝利し、全日程を終えることが出来た。

これを書いている時点で、まだリーグとしては全日程を終えていないが、既に1~4位までは順位が確定しており、即ちクライマックスシリーズ出場チームも、巨人、阪神、DeNAが決定している状況だ。

今年は史上稀に見る混戦だったが、最後に巨人が抜出して4年ぶりの優勝を飾った。

最終成績は77勝59敗7分。

最終的に貯金は18まで増えた。

6月までは5割あたりに留まっていたが、7月に入り貯金は順調に増えていった。

最大借金は4月7日、開幕8試合目の2。

その後は貯金1~5あたりで一進一退だったが、6月13日を最後に借金はなかった。

混戦の中、安定した戦いぶりで大崩れしなかったことが優勝につながったと見ている。

今回は各種記録を記載して、巨人が優勝に至った原因を考察してみようと思う。

月別勝敗

6月以外は勝越し。

唯一負け越した6月は交流戦が行われていた。

巨人は交流戦の成績が、リーグ戦の最終順位と密接に関連していて、優勝した年は交流戦も必ず好成績だったが、今年は8勝9敗1分と良くなかった。

今季最長の6連敗もここで喫したものだ。

しかし7月以降巨人は徐々に成績が上向いていく。

実はこの時期、巨人にとって救世主が現れていた。

それがヘルナンデス選手。

加入前3週間と加入後3週間で得点力が1試合平均2点以上アップしたのだ。

ヘルナンデスが居なかったら・・・と考えるとゾッとする。

そのヘルナンデスが怪我で離脱したのが8月11日。

思わず阿部監督も心が折れそう・・・とつぶやく大アクシデントだった。

その穴を埋めたのがモンテスと浅野だった。

以後シーズン終了までこの二人は欠かせない戦力となったのだ。

打撃成績

規定打席到達者(443打席)

吉川 536打数154安打 .287 リーグ7位

岡本 535打数150安打 .280 リーグ10位

丸 525打数146安打 .278 リーグ13位

規定打席未達者(打席の多い順・100打席以上)

坂本 395打数94安打 .238

門脇 350打数85安打 .243

大城 283打数72安打 .254

岸田 269打数65安打 .242

ヘルナンデス 221打数65安打 .294

泉口 164打数33安打 .201

萩尾 149打数32安打 .215

モンテス 151打数41安打 .272

浅野 146打数35安打 .240

オコエ 138打数36安打 .261

佐々木 143打数33安打 .231

小林 105打数16安打 .152

チーム打率 4752打数1172安打 .247

全体的にシーズン前に期待した数字ではなかった・・・というのが正直な感想だ。

サードへのコンバートで打撃に好影響が及ぶと思っていた坂本の不振。

坂本サード転向の決断を後押しした門脇の不振(特に前半)。

岡本も合格点か?と問われると、物足りなさもあった。

点が取れず、阿部監督もオーダーに苦労し、打順が定まらなかった。

打力のある大城を一塁で起用したり、岡本を一塁、三塁のみならず外野も守らせた。

岡本にとってはたまったものではないだろう。

そんな中、吉川が全試合スタメン出場で打率もチームトップ。

9月以降は安打製造機の如くヒットを量産した。

守備でも坂本の穴を埋めて内野のリーダーとして好守を連発。

元々貴重な戦力だったが、この1年でさらに存在感を増した。

丸も昨年の不振を吹き飛ばす活躍。

シーズン当初猫の目のように変わったトップバッターに、5月以降は固定されて活躍。

個人的にも丸の復活には驚いた。

9月には岡本も復調し、大事な場面でのタイムリーやホームランが出るようになった。

若手も育ってきた。

浅野を筆頭に、佐々木、泉口、萩尾、中山など多くの選手が1軍で経験を積んだ。

秋広も阿部監督の叱咤激励の中、後半になって、その片鱗をみせつつある。

そして何と言っても、ヘルナンデス、モンテスの活躍を忘れてはならない。

それでも総得点の462点はリーグで4番目に過ぎない。

やはり今年巨人が優勝出来たのは、投手陣の整備が成ったのが一番の要因だ。

投手成績

先発投手(投球回数順)

戸郷 180回0/0 12勝8敗 防1.95

菅野 156回2/3 15勝3敗 防1.67

山崎 147回1/3 10勝6敗 防2.81

(ここまで規定投球回数クリア)

グリフィン 116回2/3 6勝4敗 防3.01

井上 101回0/0 8勝5敗 防2.76

赤星 75回0/0 1勝7敗 防3.12

堀田 51回2/3 3勝3敗 防2.45

高橋礼 46回2/3 2勝2敗 防3.66

横川 28回2/3 3勝1敗 防0.94

又木 10回1/3 0勝1敗 防6.10

今季先発投手陣防御率 844回0/0 自責点244 防2.60

昨年先発投手陣防御率 815回2/3 自責点286 防3.16

主な救援投手(投球回数順)

バルドナード 51回2/3 2勝3敗26H9S 防2.44

ケラー 47回0/0 2勝2敗20H1S 防1.53

大勢 41回0/0 1勝2敗5H29S 防0.88

船迫 38回0/0 4勝22H 防2.37

泉 37回1/3 2勝5H1S 防1.93

高梨 35回1/3 4勝3敗25H 防2.04

平内 33回1/3 1勝2敗2H 防2.16

西舘 30回2/3 1勝3敗20H1S 防3.82

大江 13回2/3 0勝0敗5H 防2.63

中川 12回1/3 0勝2敗7H 防8.76

今季ブルペン防御率 445回0/0 自責点112 防2.27

昨年ブルペン防御率 460回2/3 自責点195 防3.81

数字を見れば明らかだが、先発、ブルペン共に昨年より大きく改善されている。

特にブルペンの安定度は昨年とはまるで別チームだ。

昨年のウィークポイントをオフにしっかり補強した成果が出た。

ケラー、泉、ルーキー西館の新戦力の活躍。

大勢の復活に、バルドナードの頑張り。

高梨、平内も責任を果した。

近代野球は先発が6~7回を投げ、ブルペン陣が後を抑える。

これが勝利の方程式として確立している。

昨年30試合あった逆転負けは今年18試合(リーグ最少)に減った。

先発陣では戸郷が確実に1本立ち。

もちろん菅野の復活は優勝の最大要因と言って良い。

終わってみればチーム防御率は先発・ブルペン・全体全てリーグ1位となった。

ブルペン防御率阪神と同率

この安定した投手陣と、リーグ随一の守備陣(リーグ最少の失策58)。

2位阪神の失策が85だったことから、1位と2位の差はエラーの差と言っては、極論に過ぎるかもしれないが、投手を中心とした守りの堅さが優勝に結びついたのは間違いないだろう。

このように数字を見ていくと、優勝の要因が見えてきた。

これからクライマックスシリーズが始まるが、ペナントとは全く違う短期決戦なので、いかにコンディションを整えて良い状態で試合に入れるか。

もうしばらくプロ野球を楽しませてもらおう。

※一部の数字はヌルデータを参照させていただきました。

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仕事以外全部趣味

前々々々々々々回までディスコサウンドコレクションとして当時ホールでかかった曲を紹介させていただいたが、前々々々々々回からジャンルを問わず、私が好きな曲を当時の思い出と共に紹介する内容に変更させていただいた。

題して「私的音楽コレクション」。

ジャンルを問わないので何が飛び出すかわからない。

今回はほぼ同時期に活躍していたユニット2組の曲。

独特な旋律に透き通るヴォーカル。

私の琴線に響き、トリップ感覚も味わえた両ユニットから2曲をピックアップしたい。

その2曲は。

PSY・S「水のマージナル」
東京少年「ワンス・アポン・タイム」

天才松浦雅也の曲をCHAKAが感性豊かに美しく歌い上げるPSY・S

一度聴いたら忘れられない、東京少年笹野みちるのヴォーカル。

同年代の方も、そうでない方も、二人のヴォーカルワールドに浸って欲しい。

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