あらゐけいいち『日常』アニメをYouTubeで公開 浅野いにお、大童澄瞳もゆるく投稿中 (original) (raw)
POPなポイントを3行で
- 『日常』あらゐけいいちがショートアニメをYouTubeで公開中
- 大童澄瞳、尾田栄一郎もそれぞれの形でYouTubeデビュー
- エンタメ業界全体に広がるYouTubeなどSNSへの進出
漫画家・**あらゐけいいちさんが、代表作『日常**』のキャラクターを登場させる短編アニメを自身のYouTubeチャンネルで公開していることをご存知だろうか?
2011年に京都アニメーションによってTVアニメ化されている『日常』だが、このショートアニメはあらゐけいいちさん本人が作画と声優を担当。
字幕と効果音でキャラクターの心情や状況を伝える手法を採用しているため、よりシュールさが前面に出たアニメになっている。
『映像研』大童澄瞳、『おやすみプンプン』浅野いにおもYouTubeに
漫画家のYouTubeデビューは昨今のブームもあり進んでおり、『映像研には手を出すな』の作者・**大童澄瞳**さんは作画の様子をたびたび配信。
『ソラニン』『おやすみプンプン』などの作者・**浅野いにお**さんは、『Minecraft』などのゲーム実況配信をよく行っている。
『リアルアカウント』の原作者・オクショウさんもチャンネルを開設しており、独自の漫画批評や漫画講座を公開している。
また先日YouTubeデビューしたばかりの**クリムゾン**さんは今後、イベント開催も視野に入れて動画投稿を行っていくという。
『ONE PIECE』尾田栄一郎はフィッシャーズとコラボ
本人がチャンネルを開設するのではなく、他所のチャンネルにゲスト出演するという形もままある。
『ONE PIECE』の**尾田栄一郎さんが、自宅にフィッシャーズ**を招いて物語の核心に迫る質問に答えた動画も記憶に新しい。
ゲストの豊富さ言えば、漫画家の浦田カズヒロさんとカワカミさんが運営する「漫画家チャンネル」が筆頭だ。
これまでに『**彼女、お借りします』の宮島礼吏さんや、マンガボックス編集長・安江亮太さんほか、田辺洋一郎さん、大江しんいちろうさん、西山田さん、ふなつ一輝さん、アビディ井上**さんなど多くの業界関係者が登場。
以上のゲストとの対談ほか、原稿持ち込みの失敗談や担当編集との軋轢など、漫画家ならではのネタを動画にしている。
エンタメ業界に広がるYouTube進出
ここ数年、**HIKAKINさんやはじめしゃちょー**さんら人気YouTuberの知名度の上昇にともなって、いわゆる芸能人のYouTubeデビューが進んでいる。
コロナ禍によってTV番組や映画など、大人数が関わるコンテンツ制作の弱点が露呈したことで、少数でもコンテンツを制作し発信できるYouTubeなどのSNSの存在感が改めて注目されているこの頃。
TV出演の有る無しに関わらず、ロイヤリティの高いファンが多い個人にとって、YouTubeは有益な露出場所として機能していきそうだ。
この記事どう思う?
この記事が気に入ったらフォローしよう
ポップカルチャーの最新情報をお届けします
関連リンク
関連キーフレーズ
ライター/編集者。1993年生まれ、福岡県出身。大学卒業後、フリーランスのライターとして活動開始。並行して私立大学の広報担当としてPR業務に従事。その後、サッカー専門誌の編集者として、小学生年代のチームからプロチームまで幅広く取材。現在はKAI-YOU、KAI-YOU Premium、NEUT Magazine、SHUKYU Magazineなど、Web・紙と媒体を問わず様々なメディアで取材・執筆・編集を担当している。
愛機はiPhone SE(第1世代)。年に数百冊の漫画を読む。ポップな漫画を追い求めて、今日も寝落ちするまでページを捲っている。
最終更新日:2023.03.22 21:36