Kizuna AI、北米ツアー開催へ アメリカ大手エージェントUTAとパートナーシップ (original) (raw)
— Kizuna AI@1/23 hello world 2020 (@aichan_nel) January 23, 2021
POPなポイントを3行で
- バーチャルYouTuber・Kizuna AIが北米ツアー開催
- アメリカ大手エージェント・UTAとパートナーシップ
- MV共演経験もあるアライナ・カスティーロとコラボ
バーチャルYouTuber・Kizuna AI(**キズナアイ**)さんが、3月から「Kizuna AI Virtual U.S. Tour」と題した北米ツアーを開催する。
世界に向けた展開ではほかにも、誰もが一度は名前を聞いたことがある俳優・映画監督らが所属するアメリカのハリウッド4大エージェンシーの1つ・UTA(United Talent Agency)とのパートナーシップが決定。
さらに、Z世代のバイリンガル歌姫として米国を中心に注目されているシンガーソングライターのアライナ・カスティーロ(Alaina Castillo)さんとのコラボレーションも決まった。
これらの情報は、1月23日に開催された「Kizuna AI 2nd Live “hello, world 2020”」振替公演で発表されている。
2020年12月30日にリリースされた楽曲「Hello World」は欧米やアジア諸国など14か国のApple Music/iTunesランキングにチャートイン。うち6か国ではTOP10入り、4か国ではトップソング1位を獲得したKizuna AIさん。
「世界中のみんなとつながりたい」という彼女の目標に向け、2021年、海外での活動が本格化していきそうだ。それぞれの詳細については続報を待とう。
過去にMVでも共演しているアライナ・カスティーロ
アライナ・カスティーロさんは1999年11月、アメリカ・ヒューストン生まれのシンガーソングライター。
メキシコ出身の父親とオハイオ州出身の母親のもとで育ち、英語とスペイン語を話す彼女は、北米とラテンのオーディエンスの間で急速に人気を伸ばしている。
高校時代、YouTubeチャンネルを立ち上げ、Daniel Caesar(ダニエル・シーザー)さんやBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)さんらのASMRカバーで86.4万人を超えるチャンネル登録者を獲得。
グラミー賞にノミネートされたプロデューサー/ソングライターのRØMANSさんの目に止まり、2019年にデビューEP「Antisocial Butterfly」をリリース。2020年8月リリースの「tonight」では日本語のリリックビデオも公開されている。
Spotifyが2020年3月にスタートした新進気鋭のアーティストを宣伝するグローバルプログラム「RADAR」において、米国アーティストとして初めて選出されている。
Kizuna AIさんとは、アライナ・カスティーロさんが2020年11月にリリースした「wishlist」のMVで、すでに共演を果たしている。
バーチャルYouTuber界におけるパイオニアとして、新しい取り組みを積極的に展開し、これまでもシーンにおける数々の第一歩を踏み出してきたKizuna AIさん。
彼女の新たな展開に向けた思い、そしてパフォーマンスの模様は、1月26日(火)23時59分まで見逃し配信されている。
— Kizuna AI株式会社 (@KizunaAIinc) January 23, 2021
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ポップポータルメディア「KAI-YOU.net」編集長。1985年生まれ。東京工芸大学アニメーション学科卒業後、エンタメのマーケティング・コンサル会社で業界誌やフリーマガジンの編集/記者として従事。2017年からKAI-YOU inc.、2020年1月から現職。アニメや声優といった領域を中心に、取材・編集・執筆を行っている。KAI-YOUフットサル主催。
最終更新日:2023.03.04 02:12