ボローニャ:「platea communis」 (original) (raw)

ラ ドル知ヱ 美ータ。


イタリア旅行記/本/ライブ/映画/アート/まちあるきetc
by kaioko

ボローニャ:「platea communis」

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ネプチューンの噴水の奥には、マッジョーレ広場が広がっている。
市庁舎、エンツォの館、ポデスタ館と街の象徴が並ぶ。
「platea communis」、マッジョーレ広場は自治都市時代の市政がおこなわれた場所。

plateaを辞書で調べると、
1.平土間席、一階の舞台正面席
2.平土間席の観客
3.【建】コンクリートの土台

なるほど、マッジョーレ広場は真ん中が一段高くなっている。
独特の赤みを帯びた切石。
自治、自分のことを自分で考え、処理していく態度が育まれていった歴史的な場所だ。
既に1000年ごろ、ボローニャには北部イタリアで最初の自治都市が形成されていたという。

ボローニャ:「platea communis」_b0068541_2114388.jpg

そのマッジョーレ広場に面して、威風堂々とそびえるのが、守護聖人サン・ペトロニオを祀ったサン・ペトロニオ教会(La Basilica di San Petronio)。
ローマ(ヴァチカン)のサン・ピエトロ教会よりも大きい教会をと建設されたが、「そんなの許さん」という教皇の命により、現在の大きさになった。でも、充分大きい。
下半分はルネサンス様式の繊細な作りだが、上半分が典型的なゴシック様式であるためか、独特な存在感を持つ。
中をゆっくりと拝観。あとで知ったんだけど、ここには皇帝ナポレオンの妹、エリーズ・ボナパルト妃が眠っている(第7礼拝堂)。

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