化けない狐のB級応援! (original) (raw)

大の里がはやくも2回目の優勝。これまでにもスピード出世の力士はいましたが、ここまで立ち止まらずに上がってきた力士はいませんでした。善戦ではなく、優勝していることが別格ですね。師匠の稀勢の里も、あれだけ時間がかかっていましたからね。早くも優勝回数で追いつきました。

ここまでくると、なぜ幕下で今一つだった(6勝1敗と4勝3敗)のか不思議に思えるくらいです。

ずっと期待されて、満を持して上がれたはずの大関陣は苦労しました。これまでは追う側だった琴櫻や豊昇龍が、今度は追われる側です。朝青龍が上がった来た時代、苦労の末上がった大関陣がごぼう抜きされていきましたが、あるいはそういった展開にもなるでしょうか。

その大関を長く務めた貴景勝は今場所途中に引退。霧島と同い年で、それどころか大の里ともそこまで離れていないことを考えると、やはり若くしての引退だと感じます。それでもベテランに思えてしまうのは、それだけ出世が早かったことの証でもありますね。

下位に目を向けると、長く幕内を務めた妙義龍と碧山がともに幕下へ落ちそうな状況。また一気に顔ぶれが入れ替わりそうです。

一方で大勝ちも大負けも無いと言われていたベテラン宝富士が、何と8年ぶりの2桁勝利。前回は宝富士唯一の三賞を獲った場所でしたね。ちょっとした珍事と言えるでしょう。

注目していた力士たち

遠藤 東前頭9枚目 8勝7敗

序盤は絶好調でしたが、残念ながら後半に失速しました。かつて大の里の立ち位置にあったといえる遠藤。大の里とも同郷です。今は上を目指していく年齢ではありませんが、まだまだ元気なところを見せていきたいですね。

黒姫山 東幕下24枚目 6勝1敗

2場所続けての6勝。来場所は一気に関取挑戦の場所になりそうです。このまま勢いを維持できるでしょうか。

琴元村 東序二段76枚目 3勝4敗

勝ち越しならず。まだ身長は伸びる余地のある年齢なので、もう少し高くしたいですね。足取りでの白星が2番あり、面白さはプロでも健在のようです。

九州場所番付予想

これはなかなか難航しそうです。普段、三役あたりまではすんなりと決まることも多いです、しかし今回は西小結が読めません。千秋楽の直接対決で勝った王鵬ですが、星勘定では敗れた正代が有利です。いっそのこと単純計算でトップになる若隆景を上げて、若元春と兄弟小結というパターンもあります。

幕内と十両の入れ替えも難しいです。貴景勝の引退と、輝と白熊の陥落で3枠は確定といったところです。この枠にはそれぞれ千代翔馬、時疾風、獅司が入るでしょう。問題はここから。再入幕の期待されている尊富士ですが、落ちる星勘定の武将山・金峰山・北の若はそれぞれ似たような位置取りになります。上がってくるのは尊富士と朝紅龍で、伯桜鵬は少々足りなさそう。落ちる力士のバランスを考えた時、ここは丸々見送られるのではと予想します。

十両は全般的に甘い番付で、今場所と変化の少ない編成になりそうです。

十両と幕下の入れ替えは、千秋楽の入れ替え戦に幕下勢が全て勝ったことにより、稀に見る大幅入れ替えとなりそうです。落ちる枠+引退枠の7に対して上がる枠が6しかなく、発表されるまで内訳が読めません。幕下優勝の羽出山はあと半枚上なら昇進基準に入っていたので上げても良いと思いますが、この辺りは厳密にとられることが多いので、昇進ならずと予想します。

そうなると1人残れる力士が出てくることになりますね。朝乃山を残すと座りが良いのですが、先場所の錦富士(幕尻6勝9敗で残留)の例を踏まえると、どうにも休場力士はきっちり落としてくる運用のようです。以前、稀勢の里が0勝ならが全休の力士を番付で逆転したこともありましたね。なのでここは、欧勝海残留と予想しました。

照ノ富士 横綱

琴櫻 大関 豊昇龍

大関 大の里

霧島 関脇 大栄翔

若元春 小結 若隆景

正代 前1 王鵬

平戸海 前2 宇良

美ノ海 前3 熱海富士

阿炎 前4 翔猿

勝馬 前5 琴勝峰

錦木 前6 隆の勝

遠藤 前7 御嶽海

豪ノ山 前8 高安

宝富士 前9 狼雅

翠富士 前10 一山本

明生 前11 玉鷲

北勝富士 前12 佐田の海

竜電 前13 湘南乃海

千代翔馬 前14 錦富士

阿武剋 前15 時疾風

獅司 前16 武将山

金峰山 前17 北の若

尊富士 十1 朝紅龍

十2 白熊

伯桜鵬 十3 嘉陽

玉正鳳 十4 友風

志摩ノ海 十5 島津海

東白龍 十6 紫雷

英乃海 十7 剣翔

水戸龍 十8 白鷹山

奄美 十9 大翔鵬

安青錦 十10 藤青雲

千代丸 十11 阿武咲

大青山 十12 栃大海

琴手計 十13 若碇

生田目 十14 欧勝海

羽出山 下1 碧山

朝乃山 下2 宮城

木竜皇 下3 上戸

魁勝 下4 荒篤山

小原 下5空海

照ノ富士はまたしても連続皆勤ならず。

1年前は昇進争いで盛り上がっていたというのに、いつの間にか随分と寂しい上位陣になりました。

霧島は出直し、貴景勝が特例復帰をかける場所になります。若くして上がり、既に満身創痍の貴景勝は大ベテランにも思えてしまいますが、実は新鋭扱いされている霧島と同学年(しかも貴景勝のほうが誕生日遅い)なんですよね。

普通であれば、今こそ全盛期なだけに、何とか生き残りたいところです。

史上最多の元大関

増えに増え、今場所は高安、朝乃山、御嶽海、正代、霧島、貴景勝の6人体制。それでもなかなか勝てないのが、今の角界の厳しさを示しています。

長期離脱中の朝乃山はともかく、他の力士は歯車さえ噛み合えばまた爆発してもおかしくないのですが。

大穴狙い幕内最高優勝予想:遠藤(東前頭9枚目)

先場所後半絶好調だった遠藤。これだけ勝つ力がまだ残っていれば、可能性は0ではありません。あまりイメージはありませんが、意外にも大勝ちする事多いんですよね。遠藤は。

その他注目力士

黒姫山 東幕下24枚目

襲名力士が自己最高位を更新してきました。もちろん先代の相撲は見たことありませんが、覚えやすい四股名だけに、目につきますね。

琴元村 東序二段76枚目

先場所触れるつもりが、忘れていました。

そう、あの有名な動画。白鵬杯の天才少年、元村です。

当時はこんなに小さいのに何歳も上の子を倒して凄いと感じたものですが、成長しても身長は小さいままでしたね。なんと戦後最も低いのだとか。それでも先場所は勝ち越し、順調なスタートを切っています。16歳という年齢を考えれば、まだこれから伸びる余地も残っているかも知れないので、今後に期待しましょう。

白鵬杯で現れた天才相撲少年 (youtube.com)

会場変更前最後の名古屋場所

途中までは久々の独走ムードで、ここ数年では逆に珍しい荒れない場所になるかと思われました。13日目の優勝もあるかと思われた展開から一転、千秋楽までもつれる展開になりました。

14日目の照ノ富士vs隆の勝、直接対決は大一番というよりも、あっさり照ノ富士が決めるのではないかと思っていただけに、とても驚きましたね。上位に定着していた時期ならともかく、ここ数年の隆の勝は普通の幕内力士でしたから。

15日目もなんだかんだ本割で決まるかと思いきや、そうはなりませんでした。優勝決定戦前に、隆の勝がパーテーション間を移動しただけだったのはちょっと面白かったです。

貴景勝と霧島はどちらも厳しい結果に。ようやく番付が実態に追いついた状況から半年、あっという間に上位スリム化時代に逆戻りです。何度も危ない場面を乗り越えてきた貴景勝はなんだかんだ勝ち越すと思っていましたし、霧島も場所前は絶好調だっただけに、予想外の結果でした。

あまり話題になっていませんが、そこまで強い星ではないながらも、平戸海は大関取り開始。幕内中位で安定していた力士がここに来て急浮上です。

注目していた力士たち

王鵬(西前頭6枚目) 9勝6敗

それなりに力を見せましたが、大勝ちとはいきませんでした。何番かもったいない相撲があっただけに、もう一歩といったところでしょうか。

大辻 東幕下4枚目 3勝4敗

吉井 西幕下4枚目 2勝5敗

どちらも勝ち越しならず。本当にあと一歩ですが、この一歩は果てしなく険しいものです。勝ち越してもあまり上がらず、負け越せば大きく下がる特殊な地位ですからね。

黎大丸 西三段目34枚目 0勝0敗7休

残念ながら今場所は全休。休場が1番萎えてしまいます。

秋場所番付予想

来場所はほぼ確実に4関脇。三役がまた渋滞し始めました。平戸海がもう1つ勝っていたら、前代未聞の5関脇になるところでした。関脇の順番はコロコロと変わっていて、基準がよく分かりません。9番くらいなら入れ替わらないことが多い印象なのですが、大の里が東に回る可能性も否定できません。小結も同じく(関脇よりも前例が少なく、なお分かりにくいです。)、平戸海が東に回る可能性もありますが、今回は入れ替え無しで予想しました。

幕内から落ちそうな力士が多い一方で、十両から上がりそうな力士が少ないです。なので、通常であればまず残らないような星でも残る可能性があります。場合によっては、獅司の新入幕もあるでしょうか。

十両中位は一転して、厳しい番付となりそうです。特に5~6枚目付近に固まってしまい、この付近の力士は星勘定以下の番付になってしまいそうです。

十両と幕下の入れ替えは、3枠で確定とみて良さそうですね。碧山は流石の残留力を発揮しています。

照ノ富士 横綱

琴櫻 大関 豊昇龍

阿炎 関脇 大の里

霧島 関脇 貴景勝

大栄翔 小結 平戸海

隆の勝 前1 熱海富士

翔猿 前2 御嶽海

王鵬 前3 若元春

正代 前4 琴勝峰

若隆景 前5 湘南乃海

宇良 前6 美ノ海

明生 前7 豪ノ山

遠藤 前8 翠富士

一山本 前9勝馬

玉鷲 前10 佐田の海

狼雅 前11

金峰山 前12 武将山

阿武剋 前13 錦木

北勝富士 前14 竜電

高安 前15 宝富士

白熊 前16 北の若

阿武咲 前17

千代翔馬 十1 錦富士

時疾風 十2 朝乃山

獅司 十3 玉正鳳

志摩ノ海 十4 島津海

奄美 十5 英乃海

伯桜鵬 十6 紫雷

水戸龍 十7 剣翔

朝紅龍 十8 白鷹山

大翔鵬 十9 妙義龍

東白龍 十10 藤青雲

友風 十11 大青山

木竜皇 十12 尊富士

碧山 十13 千代栄

嘉陽 十14 欧勝海

栃大海 下1 聖富士

空海 下2 若碇

千代丸 下3 出羽ノ龍

荒篤山 下4翔丸

琴手計 下5 大辻

照ノ富士貴景勝、霧島、厳しい立場での出発となる場所です。朝乃山、若隆景、遠藤、そして1年ぶり復帰の炎鵬と怪我で苦しんだ力士の復帰場所でもあります。尊富士も途中出場の可能性があるそうですね。

下からの突き上げが激しい今の大相撲界。今場所の主人公は、一体誰になるのでしょうか。

大穴狙い幕内最高優勝予想:王鵬(西前頭6枚目)

体格を持て余していると思いきや、器用さも見えつつあります。そして跳ね返されたかと思えば、次はきっちりリベンジを果たします。そんな不思議な力士ですが、今場所は上位対戦圏外。こういった場所で大勝ちして反転攻勢に出られるのが王鵬です。先場所も先々場所もそれなりに通用はしていたので、今場所は大きな期待ができるのではないでしょうか。

その他注目力士

大辻 東幕下4枚目

吉井 西幕下4枚目

とんでもないスピード出世で期待されながらも、幕下上位の壁に当たってきた2力士。しかし今場所はそろって関取昇進のチャンスです。今こそ覚醒の時。

黎大丸 西三段目34枚目

式秀部屋にいる、いつも序ノ口序二段に勝ったり負けたりしてばかりの珍四股名力士たち。これまでは、その1人でしかありませんでした。ところが先場所は自己最高位で勝ち越し、ついに三段目に挑戦。ここでも勝てるようならば、本物です。

NHKの相撲中継でお馴染みの北の富士さん(通称勝昭)が、1年半ぶりにテレビに出ていました。

解説だけでなくコラムもお休みが続いている状況で、年齢的にもすごく心配でした。とにかく無事ならもうそれだけで良い、このままフェードアウトしてしまうのは仕方ない、と割り切っていましたが、やはりあの姿が見られないのは寂しかったです。

初日ということでのんびりと中継を見ていたら、突然の出演。何の予告も無かっただけに、とても驚きました。

以前と比べて随分と痩せて呂律も若干怪しかったですが、顔色は良さそうな様子でした。入院していた時期よりは落ち着いてきたから、ここで登場したのかなと推測されます。

1日でも長生きしてもらって、2度目の還暦土俵入りを目指してほしいですね。

初日から荒れに荒れた夏場所。今場所は飛びぬけた力士がおらず、ほんの少しの調子の差で優勝が決まった印象です。その中で安定して強さを発揮したのが大の里でした。

この大相撲の長い歴史の中、スピード優勝記録が2場所連続で更新される(もちろん幕下付け出しという違いはありますが)とは、ちょっと信じがたい光景ですね。大関取りもスタートします。とにかく、怪我をせずに出世していってほしいです。どういう訳か、注目された力士から順に怪我をすることが多いですから。

阿炎や大栄翔も厳しいながら、大関挑戦の起点となり得ます。

一方で霧島があっという間に陥落。ようやく上がる力士が上がりきったという印象で、少し前まで綱取りという話だったのに、たったの2場所で暗転しました。まだ完全に終わった訳ではないので、来場所の10勝特例復帰を目指してほしいところです。

密かに力を付けている王鵬

入門時の騒がれ方からすれば地味な印象のある王鵬ですが、毎度ここで頭打ちかと思われる度にもう1段階の成長を見せています。今場所も負け越しはしましたが、先場所に続いて上位に通用しており、総当たり圏外に落ちる来場所は一気に大勝の目もあるかも知れません。

ちょっと特殊な朝東の序二段優勝

各段優勝は大抵の場合、怪我で一時的に番付を落としている力士や、鳴り物入りで入門したスピード出世の力士に独占されています。良くも悪くも、その地位に安定している力士が優勝することは稀です。

その点において、今場所の朝東の優勝は稀な例に該当するものだったと思います。年齢的には25歳と中堅どころ。自己最高位は序二段で、3年半前の話です。先場所も同じ序二段で2勝5敗。決して目立つ存在ではありませんでした。

ところが今場所はあまりにも突然すぎる覚醒。一体何が起こったのかといったところでしょうか。冷静に考えてみれば、有力な力士が軒並み序盤で星をつぶし合い、朝東と直接対戦しない(幕下以下は、基本的に同じ星数の力士と対戦します)位置に行ってしまったというラッキーも大いに影響していました。それでも、勝ち切ったのは朝東自身です。通過点としての優勝よりも、嬉しさは大きいでしょうね。

場所前に注目していた力士

妙義龍 西十両筆頭 3勝12敗

遠藤 東十両3枚目 12勝3敗

明暗分かれました。妙義龍は下げ止まれず。寄り切りで力負けの取り組みも多く、急に弱った印象でした。来場所、十両下位で関取の地位を守れるでしょうか。

一方で遠藤は先場所までが何だったのかと思わせる大勝ち。怪我の状態が良かったようで、万全ならまだまだやれることを証明しました。

翔丸 東幕下5枚目 3勝4敗

惜しくも負け越し。これといってドキドキとさせる場面もありませんでしたが、でもそれが大翔丸の良いところです。

翔大夢 西序二段26枚目 4勝3敗

1勝3敗からの3連勝で勝ち越し。改名効果とまではいきませんでしたが、これから注目される機会が多くなりそうです。

芳東 西序二段39枚目 4勝3敗

千秋楽が誕生日。🍰勝ち越しましたが、そろそろこの地位でも大勝ちは難しくなってきました。小物頭か世話人の枠待ちなのかとも思いますが、ここまで来ると年長記録の更新が視野に入ってきます。

都留樹富士 東序ノ口10枚目 4勝3敗

まずは勝ち越しで滑り出しました。中卒力士なので、強くなるのかはこれから次第ですが、投げ技のある力士なので、相撲内容でも注目していきたいですね。

名古屋場所番付予想

霧島が陥落、大の里は小結で12勝なので、来場所は3関脇になりそうです。幕内上位はスカスカで、ほんの少しの勝ち越しでも大きく番付を上げる力士が出てきそうです。特に御嶽海は同じような地位の他の力士と比べても、相当恵まれた場所に。どうしても、他に置く力士がいないんですよね。十両はなおのことスカスカ。少しの勝ち越しでも、一気に番付が上がっています。幕内と十両の入れ替えは5枠。ごくわずかに錦富士と阿武剋の入れ替え可能性がありますが、3%くらいでしょうか。十両と幕下の入れ替えは3枠で、ここは順当に決まりそうです。

照ノ富士 横綱

琴櫻 大関 豊昇龍

大関 貴景勝

阿炎 関脇 大の里

霧島 関脇

大栄翔 小結 平戸海

明生 前1 熱海富士

若元春 前2 御嶽海

高安 前3 豪ノ山

湘南乃海 前4 宇良

阿武咲 前5 翔猿

王鵬 前6 隆の勝

琴勝峰 前7 佐田の海

竜電 前8勝馬

金峰山 前9 玉鷲

正代 前10 一山本

翠富士 前11 錦木

美ノ海 前12 北勝富士

朝乃山 前13 宝富士

若隆景 前14 遠藤

千代翔馬 前15 狼雅

錦富士 前16

武将山 前17

時疾風 十1 阿武剋

尊富士 十2 北の若

奄美 十3 水戸龍

志摩ノ海 十4 朝紅龍

東白龍 十5 大翔鵬

剣翔 十6 玉正鳳

紫雷 十7 白熊

友風 十8 妙義龍

英乃海 十9 獅司

千代栄 十10 島津海

栃大海 十11 伯桜鵬

碧山 十12 嘉陽

對馬洋 十13 白鷹山

生田目 十14 藤青雲

木竜皇 下1 風賢央

大青山 下2 北磻磨

荒篤山 下3 大辻

吉井 下4空海

欧勝海 下5 聖富士

尊富士休場。活躍した新鋭力士ほど休場率が高い気がするって、いつも言っている気がしますね。

つまり地味な大翔丸が最強。

朝乃山も休場。度重なる故障で、なかなか上へ行けません。

照ノ富士は強行出場、先場所大負けの霧島も心配と波乱含みですが、果たしてどのような結果になるのでしょうか。

大穴狙い番付予想:熱海富士(東前頭筆頭)

先場所は上位で勝ち越し。いよいよ覚醒の時が迫ってきたように思えてなりません。21歳の超有望株、将来の横綱候補です。

その他注目力士

妙義龍 西十両筆頭

遠藤 東十両3枚目

どちらも久々の十両土俵です。気が付けば、かつて幕内の常連だった名物力士は軒並み姿を消してしまいました。新鋭に押し出された形の旧世代ですが、どこまで意地を見せることができるでしょうか。

翔丸 東幕下5枚目

お気に入り?の大翔丸が久々の5枚目以内です。意外とここからが厳しく、4勝を続けていてもなかなか上がり切らないことが多いので、このチャンスは大翔丸の相撲スタイルと同じように一発で決めたいところですね。

翔大夢 西序二段26枚目

話題になった珍四股名への改名。これから注目していきたいですね。

芳東 西序二段39枚目

2代目ではありません、正真正銘あの芳東です。関取の地位を追われて間もなく10年。46歳になりますが、未だに現役を続けています。しかし先場所は三段目で全敗、いよいよ厳しくなってきたようにも思えます。今場所、どこまで戦えるでしょうか。

都留樹富士 東序ノ口10枚目

5文字の四股名の力士もかなり限られていますが、前例のほとんどの場合は「の」など繋ぎの言葉を含んでいました。ところがこの力士は全て漢字。なんだか漢文のような響きです。