鴎庵 (original) (raw)
鴎庵 2024-10-18T00:44:36+09:00 wavesll カモメとは特に関係のない話をする縁側サイト Excite Blog 四十になって惑 http://kamomelog.exblog.jp/33595812/ 2024-10-18T00:28:00+09:00 2024-10-18T00:44:36+09:00 2024-10-16T10:14:17+09:00 wavesll 私信
”未だにこんなにガキみたいなアティチュードなのにおっとろし”とか”体力ゲージがすぐ減るし腹も出てきて使い古されたリチウムバッテリーのように身体がなってきてしまった”とも想って。
「不惑」とはいうけれど逆に社会における「アップデート」が凄くて、自分が若いころの価値観と異なる価値観が各所で勃興して、逆に四十にして戸惑うことも増えて。時代による社会の価値観の変化は若い人はそれがデフォルトだから「時代関係なく当たり前のことが当たり前になっただけでしょ」と思うかもしれませんが。
社会学や何かの定義だと「若者」というのは30代までで、自分自身がもう若者ではなくなったのが確定するんだなとも思ったり。
独り身で好きに遊びつつ、”SNSなどでの面白いことの体験の顕示って逆に実生活で満たされていないことの証かも、「俺は愉しい!」と誇示する人ほど満たされてないというか”と内なる声がしたり。ただ満たされてないことは悪いことばっかりでもなくて、逆に“この負からのハングリー精神で やっておきたい藝術の享受をやってしまいたい”とも考えたりして。
とまぁ、バリバリに「惑」っすね、自分の四十になった実感で言うと。
ただ個人的には読書を今年また始めたというか、紙メディアってやっぱいいなぁと想ったり。あと東南アジアの音楽シーンが熱くて。これらカルチャー面では新世界紀行って感じでフロンティアをみつけたワクワク感はあります。
直近のSNS上でのトピックで、今の若者は「批評」を含む否定的な意見への忌避が凄いという話題がありました。
私も中高の頃は筑紫哲也が常に政権批判しているのにムカムカしたのもありましたが、あれは子どもという立場だと上から否定される・抑えつけられる社会的状態にあり、政治家やエンタメ人含む人たちへの批判を自分自身の立場と重ね合わせているのではないかなとも思ったり。
さらに言えば、SNSにより1億総評論家時代が来たと同時にYoutubeを含め誰でもCGMなエンタメサプライヤーになれる状態になったことで、”自分でSNSやYoutubeやってみたからこそプロの表現者の凄さが体感できた、あの人たちは凄い努力している”という気持ちが若い人に広がっているのかもなぁと想いますね。故に「自分でつくらないで評論だけする者」へのムカつきが生まれてるのかなぁとも思ったりも。ひろゆきではないですけど「それってあなたの感想ですよね?」は社会人も数字などのエヴィデンス無しでは意見は通らないのは経験している話で。
私も年齢的にも「若者」から外れるようになってくると、老害といわれてしまうかもしれませんが”批判・指摘・批評”は”誹謗中傷”とは別のもので、政界や社会の仕事全般に於いて適切な指摘や批評などはないと水が澱み腐ってしまう、と適切な意味での批判精神の必要悪な重要性は認識したり。まぁ若い子が”親世代とTVをみると出演者を腐す発言ばかり聞かされて苦痛”というのも分かるのですけどね。
個人的にはこの鴎庵では、日々の中で面白いことを掬って、みにきてくださった方々に数分の興味喚起な楽しさを書けたらいいなぁとやっています。
時代は変貌をし続けていますが、やれるところまではこんなスタイルでやっていきたいですね。
浅井健一「Fantasy」
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Pat's Soundhouse - Khaen Solo vol.1 & 2 グラスゴー発、ケーンがまるでストリート・パイプオルガンみたいなシンプルな聖なる響 http://kamomelog.exblog.jp/33594961/ 2024-10-17T12:00:00+09:00 2024-10-17T12:00:40+09:00 2024-10-15T14:35:53+09:00 wavesll Sound Gem
Pat's Soundhouse - Khaen Solo vol.2 (Playlist on Youtube)
Flip Side Planet 9月のリクエスト回にてかかったこのPat's Soundhouse。BandcampのbioにはGlasgow, UKとあり、番組中ではフィリピンルーツのヒトだという紹介があって。それでケーンといえばタイのイサーン地方の楽器。
このマルチカルチュラルな素地から生まれた音をApple Muiscで聴いてみると、まるでストリートミュージシャンとして路上でパイプオルガンパフォーマンスをしているかのような聖性がシンプルな音像から感ぜられて。複雑な音構成の濃い味の音に慣れていた自分はガツンと喰らいましたね~。
Pat'sさんは主にYoutubeとかSoundcloudで活動しているみたいで、Apple Musicにはそんなに音源は無いのですが、Flip Side Planetでかかった「Walking」を含む『Khaen Solo vol.1』とその続編の『Khaen Solo vol.2』があって。
『Vol.1』をまるでシンプルなパイプオルガンと書きましたが『Vol.2』では宇宙的な電子音楽感とか、英国のトラッド・フォークな感覚もあったりしてまた違う横顔を魅せていて。
こういう、時空間からちょっと外れたような体験ってタイムレスだなと想うし、このケーン・ソロってロック・リスナーにも刺さるんじゃないかなぁ。とてもいい刺激を呉れる音楽でした。
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Rajasthan Josh - CHUGGE KHAN & BAND インドの砂漠の王国ラジャスタンの最新形ビートミュージックにも通じるような宗教的民俗音楽楽団によるスピリチュアルな謎音謡 http://kamomelog.exblog.jp/33596076/ 2024-10-16T22:04:00+09:00 2024-10-17T22:48:53+09:00 2024-10-16T15:31:59+09:00 wavesll Sound Gem
Rajasthan Joshは、Chugge Khanがリーダーの、インドの砂漠にあるラジャスタン州出身のムスリム・コミュニティ、マンガニアールファミリーというラージプートと呼ばれる高い技能を持つ砂漠の民族音楽家の末裔による楽団で伝統的なラジャスタン音楽と現代的な要素を融合させた音楽を演っていて。
そんな彼らの楽曲「Folk Fusion」をサラーム海上さんが音楽遊覧飛行でかけて。彼らは宗教的な高みへ連れて行くことも目的としているようで、スピリチュアルな高次元へ地面からジワジワと高まっていくような、それでいてスパイシーな、何とも素晴らしい音が鳴っていて。
で、改めて彼らのAL『CHUGGE KHAN & BAND』を聴いてみると、いわゆるカッワーリーと、インドの悠久な民族音楽がフュージョンしたような雄大な流れを感じる盤で素晴らしくて。これは生で聴いたら相当ヤバくアセンションへ持ってかれそう。
この撓む音、何から出ているのだろう?どうやら砂漠の楽器であるモルチュンという口琴やカルタールというカスタネットのような楽器、バパンという謎の楽器などが駆使されているという記述がTIRAKITAというレコ屋のサイトにありましたが、口琴があるのは分かるのですが、それとはまた違った撓む音があるんだよなぁ。弦楽器もかなり印象的な音してるし。まさに謎の音楽w
中でもこの「Folk Fusion」に関しては伝統音楽というよりも最新形のビートミュージックにも通じるようなモダンな音像で。Youtubeに「Folk Fusion」は見当たらなかったのですが、アルバムごとApple Muiscにあったので、是非愉しまれていただけたら◎
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DONUTS X DONUTS SONG Leonard's & Pâtisserie Strasbourg 第193回酒と小皿と音楽婚礼 http://kamomelog.exblog.jp/33594883/ 2024-10-16T12:00:00+09:00 2024-10-16T12:00:29+09:00 2024-10-15T12:05:08+09:00 wavesll La Musique Mariage
最近ドーナツに嵌っていて。中目なんかでもドーナツ屋だらけですが、こちらは横浜のドーナツショップ。
ワールドポーターズにあるハワイのマラサダドーナツ店のレナーズでシュガーとシナモンと期間限定のパンプキンクリームを買って臨港パークで海みながら食べて。いい天気であったかいドーナツを海辺で食べるのはいいもんですね。
また日本大通りにあるパティスリーストラスブールでも生ドーナツが大きく打ち出されていて、クリームたっぷりのピスタチオや焦げ目も美味しいブリュレ、ソーセージが入ってる食事系のワカモレに果実クリームたっぷりなフランボワーズをこの一ヶ月くらいで食べてw
なんだかんだいって最後に食べたフランボワーズが一番美味しかったかも。海辺のレナーズと双璧。山下達郎が聴きたくなりますね。あの夏のRSRを想い出して◎
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音楽歳時記 十三夜にThe Beatles - Mr Moonlight X 崎陽軒 - 横濱月餅 http://kamomelog.exblog.jp/33595223/ 2024-10-15T19:58:00+09:00 2024-10-15T20:03:01+09:00 2024-10-15T19:58:39+09:00 wavesll La Musique Mariage
]]> 田名網敬一 記憶の冒険展@新美を游泳 http://kamomelog.exblog.jp/33594218/ 2024-10-15T00:19:00+09:00 2024-10-15T09:22:02+09:00 2024-10-14T14:52:07+09:00 wavesll 展覧会
田名網敬一展@新美をみてきました。
1周目は写真も撮っていたしNANZUKAでみて免疫があったのか若冲を始めとしたサンプリングの中にオリジナリティとは?と気になり、画よりも立体作品に惹かれたのですが、2周3周する内に情報量を解体できるようになり“これスゲェ…”と
田名網先生、日美でご自身のことを絵が上手くないとおっしゃってたけど、肉筆からPCを駆使し始めてからの爆発的なカオスの発現は確かに田名網さんの脳内で思い描いていたイメージをより具現化出来るようになられたのだなと。
ビニ本のようなえげつない色味・エネルギー、普段私は展覧会に来るカップルを"ケッ"とみていますが本展では正義、この展覧会は正しく見世物小屋で。冒頭の百橋のオブジェに投影される赤い斑点は梅毒でしょう。強烈な性のイメージと米国文化に須弥山のような神仙思想やヒンドゥー、そしてラテンアメリカ等、田名網先生の記憶の万物がエディトリアルされていた。面白いものを編集するクレバーさと偏執さ。
赤塚不二夫さんとのプロジェクトも(死後だが)あったのですね。漫画家を若いうちは志されていたそうで、楳図かずお先生とか御茶漬海苔先生にも通じるおどろおどろしさを感じていましたが、それは戦争経験が地としてあると日美でおっしゃっていて。強烈なVOIDと飢餓があの時滅びた帝都にはあったのだなと。それ故の魂の震動というか、2010年の国立国際美術館で開かれた横尾忠則全ポスター展にもトリプルクロスカウンター喰らったけれど、戦中世代のARTの迸り、滾りは凄い。
この展覧会が始まってすぐに田名網先生は逝去されて。最後の作品である本展覧会、物凄いエナジーを頂きました。R.I.P.
ちなみにSUPERCARクラスタが気になってるであろうANSWERは最後の間の隅にありました。あと夜は金魚が光るし比較的空いているので金土の夜間開館がオススメ★★★
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龍勢祭2024@秩父吉田に行ってきた! http://kamomelog.exblog.jp/33594043/ 2024-10-14T12:00:00+09:00 2024-10-15T09:23:26+09:00 2024-10-14T10:35:00+09:00 wavesll 旅 秩父吉田 龍勢祭2024 ロケット発射
秩父の龍勢祭りへ行ってきました!
伝統的なロケットを飛ばす祭りとして知られる秩父吉田の龍勢は、椋神社縁起「椋五所大明神由来」(1725)によると日本武尊の鉾から発した光の様を尊び後世に氏子が光を飛ばす行事として焚火をしてその燃えさしを投げたことから発し、火薬の発明と共に龍勢の元が始まり現在の龍勢は松材を二つに割り中をくりぬき竹の箍をつけて火薬筒とし、矢柄(竹竿)をつけて飛ばしていて
龍勢がブオオオオ!と宙へ飛ぶ様は何とも爽快で◎
さらにこの祭りを盛り上げるのが地元の子などが打音する太鼓の音からの詩吟のような口上!音楽的にも愉しい祭りで
で、結構龍勢打ち上げの成功率が低いんですよね。今年は28本の龍勢が9時前から16時過ぎにかけて15分ごとに打ち上げられ、私は昼頃に現地についたのですが、成功条件は無事撃ちあがるだけではなくて、背負いもの(しょいもの)である唐傘や煙火、吊るし傘といったパラシュートなどがきちんと開くというもので、私がみた中でも成功した流派は3,4くらいで。それ故に1年かけてのクライマックスが成功すると大歓声が起きて◎
奥の櫓にこうして順々に龍勢が運ばれて行って
その幕間には奉納打ち上げ煙火もあって
また「あの花龍勢」を「超平和バスターズ」が提供で打ち上げられたのですが、そこには めんまのコスをした子もいたりして。
あとは「めざせJリーグ南葛SC 代表 高橋陽一」という龍勢も打ち上げられて。高橋先生はいらっしゃらなかったみたいだけどw
龍勢祭の会場までは秩父鉄道皆野駅からシャトルバスが出ているのですが、現地は予約制であろう桟敷席に多くの人がカセットコンロなどでわちゃわちゃ会食しながら観ていて、”これ、帰りのシャトルバスに乗れなかったらヤバいな”と伝統的な龍勢だという光和雲流をみながら15:30頃には会場を離れました。
皆野は秩父音頭発祥の里らしく、マンホールも盆踊っていました
西武秩父駅前でもマンホールハント
西武秩父駅の待合室には龍勢の見本と解説もありました
秩父は本当にみるものが沢山ありますね。笹久保伸さんの秩父フィールド呟きなどをみると観光化されてない民俗風習も多いし、人々の歴史の積み重ねが深い土地なんだなぁ。興味が尽きません。また来るぜ、埼玉の奥地◎
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Boris & Merzbow - 2R0I2P0 砕かれたさざれ石が再生結合し巌になっていくかのようなハーシュノイズの奥のメロディーの祈りの盤 http://kamomelog.exblog.jp/33592006/ 2024-10-13T00:24:00+09:00 2024-10-13T00:24:07+09:00 2024-10-11T14:53:45+09:00 wavesll Sound Gem
メルツバウというとXの音楽好きのフォロワさんたちの間で大変な人気のバンドなのですが、何となくイメージで耳をつんざくノイズの激流って気がしていてこれまでがっつり聴いてなくて
とはいえやっぱりちょっと聴いてみたいな、と想ってApple Musicを検索すると、これまたあまり自分では聴いてこなかったメタル/アンビエントバンドであるBORISとの共作盤があって
聴いてみると、これ、とんでもなくうつくしい!冒頭の「Away from You」は耳をつんざくノイズというよりも、まるで砕け散った鉱石が再び結合していく時に鳴る音のような、ピシピシとしたハーシュノイズが耳を刺激して。このノイズは快い!
そこに「To the Beach」などBORISのバンドサウンド、特にヴォーカルが入ることで、まるで吹き荒ぶ砂嵐の奥中に存在する心象風景へ誘ってくれるというか。気がつけばノイズもかなり大きいのだけれども、丁寧な序盤のお蔭で全然辛くない
この極相に達した状態で打ち寄せる波濤のごとく音世界が続いて。終盤にいくにつれて唄がますますおどろおどろしさを増して、「Evol」などはノイズと相まって裸のラリーズやジャックスのような妖気を纏っていって。ラス曲の「Shadow of Skull」に於いてノイズも最高潮に。
『2R0I2P0』は “Twenty Twenty R.I.P.” を意味するそうです。パンデミックにより本当に多くの命が失われ、自由が制限されていた時。今もCOVIDは存在し続けていますが、ある程度はその中での対処・過ごし方がみえてきた気もします。このアルバムにあったまるで葬送のような、そして再生を祈念するようなノイズはこういう発露だったのかと。聴けて良かったです。
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Lorenzo Barcelata & the Mari - El Cascabelと踊る大捜査線の思い出 http://kamomelog.exblog.jp/33591940/ 2024-10-12T14:16:00+09:00 2024-10-12T14:19:24+09:00 2024-10-11T12:52:12+09:00 wavesll 映画
Voyager's Golden Record -El Cascabel-Lorenzo Barcelata&the Mari
この週末で公開された室井慎二の映画作品、十数年ぶりの踊る大捜査線シリーズということでフジテレビの夕方に再放送とかしてましたね。
個人的には踊る大捜査線はサントラも好きで。松本晃彦氏が手掛けたサウンドは当時のBeat Maniaとかの流行と呼応してクラブ的なアレンジでメインテーマである「Rhythm and Police」だけでなく捜査が進展するときのテーマである「Moon Light」や室井のテーマソングである「G-Groove」、”Ni Ni Nippon”と聴こえる和クラブソングな「Ding Dong」とか、心に残る楽曲が多くて。
ただ、そのメインテーマ「Rhythm and Police」がモロにメキシコを代表する楽曲としてボイジャーに積んだレコード盤にも刻まれた「El Cascabel」と激似という話も有名で。確かに聴いてみるとモロですねw
元々「踊る」のコンセプトとして「パトレイバーをやりたい」というのもあったみたいで、当時のフジテレビの勢いで駈け抜けた90sなサンプリング的作品ではありましたね。
さらに『THE MOVIE』商法などのTV局映画の中興の祖として「世界の亀山モデル」と揶揄されることになる劇場版たちもあって。
まぁ毀誉褒貶凄い作品ではあるけれども、『踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は個人的には面白い点も感じていて。
というのも、丁度この頃に増えたのであろう街中の監視カメラを使った捜査が取り上げられていて。それを上から命じられた青島とかは反発もするのです。
あれから四半世紀近く経って、監視カメラによる犯人検挙は日本ではすっかり市民権を得た捜査手法になりましたが、例えば中国とかがやってる顔認識カメラによる政府による監視社会化をみると、今こそ『レインボーブリッジを封鎖せよ』における監視社会への市民の側の立場からの意見は一考に値するのではないかななんて思ったり。
当時はイケイケだったフジテレビとお台場は、青島都知事の博覧会中止によって開発が塩漬けされ、東京五輪などで再開発が進んで。同様の開発の夢を大阪万博でもとデベロッパーは意気込んでいるのでしょう。
と、共に時代の庶民感覚としては再び「そんな再開発の夢よもう一度より、青島都知事的な中止がベターでは?」という風も吹いている気がしますが、経済的な成功と、今のままでのジリ貧を想うとなかなか難しい處はあります。
踊る大捜査線EDで青島が歩く草原だらけのお台場の景色にあった「なんとなく楽しい気分になる可能性そのもの」と、現実に訪れた「あの頃の未来として空き地が埋まっていく姿」に関して踊る大捜査線を通じて考えてみるのも一興なのかもな、実は今タイムリーな作品かも知れないと思いますね。その時必要なのはスリーアミーゴスや「OTOBOKE」のようなユーモアセンスかも。
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Peni Candra Rini - Wani インドネシアン・トラディショナル・インディーロック http://kamomelog.exblog.jp/33591811/ 2024-10-11T12:00:00+09:00 2024-10-11T12:14:05+09:00 2024-10-11T09:49:43+09:00 wavesll Sound Gem
いま急速にその存在感を増しているインドネシアの音楽シーンからまた凄いのがやってきた!
SSWでありコンポーザーであるPeni Candra Riniはジャワの音楽スタイルと西洋の音楽スタイルを昇華した独自の音世界を鳴らしていて。
この記事のタイトルには便宜上「インディーロック」と記しましたが、実際はガムランなども大きくフィーチャーされて伝統的な歌唱流儀なんかが見事に現代的なポピュラーミュージックとしてハイブリッドしていて正直これは全く新しい音楽ジャンルが爆誕しているのではという感じ
日本の地にいる者からすると非常にアヴァンにも聴こえたりしつつ、この大きな奔流から生まれた感のある音楽性は、ある意味で王道の横綱相撲にも感じて
2.76億人の人口を擁し、ASEANの盟主でもあるインドネシア。ヌサンタラという遷都計画が進んでいる昇り龍の国、面白い音楽が生まれないワケないですね。そんな彼女のアルバムの冒頭が「Urashima Taro」でアジアのシーンの中で日本文化がプレゼンスを示せるのは嬉しく想ったり
と、同時にまさにイマ勃興しつつあるアジアの音楽シーンをさらにさらに追いかけたくなりました。
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Bialystocks「近頃」from『Songs for the Cryptids』 2024年Best Songやも http://kamomelog.exblog.jp/33591242/ 2024-10-11T00:02:00+09:00 2024-10-11T00:02:31+09:00 2024-10-10T13:55:06+09:00 wavesll Sound Gem
Bialystocksの「近頃」めっちゃ好きなんですよね~◎
どれくらい好きかというとSummer Eyeの1stくらい好きで◎
Apple Musicによると映画監督/小説家でもある甫木元空(ホキモト ソラ)とジャズを主軸に活躍する菊池剛(キクチ ゴウ)のユニットで、菊池がつくるメロディに甫木本が独自の感覚のある詩をつけることでケミストリーを生んでいるそう。確かにグッドメロディにユニークなリズムがあるなぁ。
この3rd ALである『Song for the Cryptids』には『きのう何食べた? Season2』エンディングテーマ「幸せのまわり道」も大名曲だし、CM『ソフラン エアリス』に書き下ろされた「頬杖」などのタイアップ曲や冒頭の「空も飛べない」や「Kids」といった秀作があり、それでいて全体としてさらっと聴けてとても好きでした。
個人的にはここ15年くらいブラジル音楽に嵌り続けているのもあり、フォーキーでありながら高速気味のRhythmな歌モノに心掴まれているところはあるかもしれませんね。彼等、好い曲書きますね◎
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John Lennon - Mind Games The Ultimate Collection & Meditation MixesのOuttake集が素晴らしい http://kamomelog.exblog.jp/33591149/ 2024-10-10T12:00:00+09:00 2024-10-10T12:00:41+09:00 2024-10-10T11:53:26+09:00 wavesll Sound Gem
『ジョンの魂』とか好きなアルバムはあるのですが、ビートルズのメンバーのソロ作って今までそこまでガツンと喰らわなかったというか、あの四人の音のとてつもなさからすると地味目にも感じてしまっていて。
そんな中で今年発売された『Mind Games』のウルティメイト・コレクション。これ、フィジカルで買うととんでもない値段なのですがApple Musicにあって。で、『Mind Games』の2024年Mixとか、各種音の抜き差しをしたヴァージョンなんかも含んでいるのですが何よりも刺さったのが『Outtakes』で。これ、イマ聴くとオリジナルの『Mind Games』よりも良くない?ってくらいにいい音の感覚で。
今までジョンのソロ作とかは背伸びというか、少し無理矢理に有難がっていた気もしたのですが、これはするっと躰に馴染みましたね~。「あいすません」みたいなヨーコに謝る日本語詞もある楽曲とかあるのも却って今のモードにも感じるし、好かったなぁ。
そしてApple Musicにこれとは別にULされていたのが『Meditation Mixes』という盤で。これは楽曲をスロウに引き延ばして瞑想感を出した音というか、前に聴いたことがあったWham!のラストクリスマスを8倍に長大化した音源なんかを想起して、まぁこういうのも愉しいかなという感じ。
何しろこれら全部聴くのは膨大な時間がかかるので、先ずお薦めはOuttake集を楽しんでいただくこと哉。ジョンの等身大の体温が伝わる、いい音だと想いました。ただ、YouTubeの音だとイマイチ良さが分かりづらい気がするので、サブスク等で是非お楽しみを◎
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ニッポン放送社屋のサイン入り三四郎のオールナイトニッポンバチボコプレミアムライヴin日本武道館ポスター http://kamomelog.exblog.jp/33590522/ 2024-10-10T01:11:00+09:00 2024-10-10T01:11:09+09:00 2024-10-09T13:13:39+09:00 wavesll 街角
]]> 新有楽町ビルヂング http://kamomelog.exblog.jp/33590518/ 2024-10-10T00:10:00+09:00 2024-10-10T00:10:23+09:00 2024-10-09T13:06:42+09:00 wavesll 街角
]]> マティス ー 色彩を奏でる展@POLA MUSEUM ANNEXにて《リュート》らをみる http://kamomelog.exblog.jp/33590388/ 2024-10-09T12:00:00+09:00 2024-10-09T12:15:54+09:00 2024-10-09T09:26:04+09:00 wavesll 展覧会 《リュート》
《紫のハーモニー》
《中国の花瓶》
《室内:二人の音楽家》
《襟巻の女》
『シャルル・ドルレアン詩集』
連作《ジャズ》
I. 道化師
II. サーカス
III. ロワイヤル氏
IV. 白い象の悪夢
V. 馬、女曲芸師、道化師
VI. 狼
VII. ハート
VIII. イカルス
IX. フォルム
X. ピエロの埋葬
XI. コドマ兄弟
XII. 水槽を泳ぐ女
XIII. 剣を飲む人
XIV. カウボーイ
XV. ナイフ投げ
XVI. 運命
XVII. 珊瑚
XVIII. 珊瑚
XIX. 珊瑚
XX. そり
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