(6428)オーイズミ/東証ST/機械/(比) (original) (raw)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

オーイズミとその他

株価

312円(人々は、都落ちして慎ましい暮らしをしていたがひときわまた不安になりつつある。)

チョイス理由とバブルチャート

今週は比較。2024/7/12に銘柄スカウター10年スクリーニングで10年売上営業利益成長率で6%かつ最新実績最高値更新銘柄(267銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。普通に長期好調で目先も順調なものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年08月02日取得。オーイズミ。パチンコ。比較にパチンコっぽい藤商事とサン電子。ゲストにパチンコはギャンブルでギャンブル社長が居た大王製紙

パチンコなど足蹴できそうな大王製紙様。でもサン電子時価総額高すぎっぽくないですか。

各企業の数字とそれをみての所感

コード 6428 6257 6736 3880
企業名 オーイズミ 藤商事 サン電子 大王製紙
市場/業種 東証ST/機械 東証ST/機械 東証ST/電気機器 東証PR/パルプ・紙
時価総額(億) 70.2 278.18 1286.81 1412.1
株価 312 1215 5360 835.5
決算期 2025/03予 2025/03予 2025/03予 2025/03予
予想売上(億) 225.0 370.0 122.9 7000.0
予想営業利益(億)/利益率 10.5/4.67% 50/13.51% 7.09/5.77% 150/2.14%
長期平均営業利益率/年 7%/18年 8.91%/18年 2.11%/18年 3.61%/18年
売上成長率(年複利/期間) 2.2%/18年 -0.3%/18年 0.5%/18年 3%/18年
EPS成長率(年複利/期間) 0.2%/18年 -0.8%/18年 #VALUE! -12.6%/18年
BPS成長率(年複利/期間) 2.3%/17年 0.8%/17年 8.5%/17年 5%/17年
長期営業CF(億)/年 176.05/18年 646.23/18年 198.25/18年 646.23/18年
長期投資CF(億)/年 -218.1/18年 -434.42/18年 -474.96/18年 -7895.6/18年
長期平均FCF(億/年)/年 -2.34/18年 11.77/18年 -15.37/18年 36.48/18年
PER 11.5 6.86 #VALUE! 139.02
PBR 0.38 0.59 3.21 0.56
ROE 3.3% 8.6% #VALUE! 0.4%
平均ROE/年 3.66%/18年 4.52%/18年 2.16%/17年 3.53%/18年
ROA 1.5% 7.2% #VALUE! 0.1%
配当利回り(%) 3.85 4.53 - 1.92
配当性向 44.2% 31.1% #VALUE! 266.2%
総資産(億) 419.40 513.44 468.38 9394.90
自己資本比率(%) 43.8 83.6 79.3 26.3
メモ 微妙は最近増収 蓄財微妙がちょい好調 たぶんいちおあげ びあげ
オーイズミ(6428)

業績

パチンコ系。

セグメント。意外にパチンコだけじゃなく食品も。赤字ですが。不動産と電気も頑張ってる。電気は太陽光とかっぽい。

(銘柄スカウターから)

食品はでも成長事業のようです。

武内製薬買ったの最近見たい。2022。

オーイズミ、化粧品販売事業等を行う武内製薬の株式取得、子会社化へ|M&Aニュース|日本M&Aセンター

バブルスターも2022年取得。

オーイズミは、バブルスターの全株式を取得、完全子会社へ|M&Aニュース|日本M&Aセンター

ついでに下仁田物産も2020

オーイズミグループが新たな挑戦下仁田物産を子会社化、食品事業へ参入 - グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア)

妙高酒造は2009年に配下にしてるようですね。

正直なところあまりシナジー感じないところで麺とルーターのメルコに匹敵くらい。赤字だし。

業績は以下ですが、正直今回は別記事書いたのと(8/3の記事)、パチンコにあまり妙味を感じないのであまりやる気がなく全体的に流したいと思うところ。

シクリカルで売上はわりと乱高下。営業赤字自体は2009-2010以外はなさそう。結構底堅くはある。主業?のパチンコも長期的にはしぶい感じはあるし。

でもBPSくらいは右肩に近くBPS成長率とると2.3%/17年とか。

シクリカル蓄財ですね。

決算資料。

決算説明会 | 株式会社オーイズミ

前期・・じゃなくて2023年6月のデータとなりそうですね。つまり前々期。

パチンコ好調なのと、食品が買収して赤字。

食遺品買収もパチンコだけはやばいというか今だけという思いもあるのではないか。

それで2024年3月は決算資料投じてないですね。

前期は、増収も減益。パチンコの伸びが一服感あって減益も大きくなってて、その中で赤字も伸びる食品の図。

まあでも、決算資料もないとかで、テンションも低そうな印象だし、やっぱり低ROEで停滞蓄財って印象です。

財務

蓄財はわりとしっかり?出来てる。

(IRBankから)

買収連打っぽいけど意外に自己資本比率堕ちてないしBPSも増。

ただし有利子負債は増えてないけど負債235億に占める割合も大きく状態自体は良くもない。悪化はしてないくらいですね。

CF

パチンコ好調なのに2022以降で営業CF水準が低いのはどうだろうと。FCFもマイナス。

食品が足を引っ張ってるのではないか。2021年以前の水準にもどれば悪くもなさそうですが、ちょい目先は雲行きが。

還元はあまりやる気ないとうか、配当政策もあまりやる気ないというか決算資料も出さなくなった程度の投資家に対する向き合い方とはなりそうですが、バリュエーションが低いので配当利回りがそこそこ高め。

藤商事(6257)

業績

HPがまじでパチンコ。まあスマホゲームアプリなどもあるようですが、このへんもパチンコみたいなギャンブルとスマホチャゲームが地続き感ありますね。もっとも主力はパチスロのようですが。

業績はシクリカルだなと言う印象。環境の風に吹かれるまま。

赤字もちらちら。その中で2023以降は順風っぽいですね。

でもそれがどうした感あり、長期にBPSも伸ばせてないとなりそう。

ちょっともう細かく見る気がない。

財務

財務はいい。

(IRBankから)

有利子負債もないですね。

中身見ない。

CF

長期平均FCFで 11.77/18年。

それで配当も例年そこくらいですね。

あとはもういいや。

サン電子(6736)

業績

目先通期決算資料。

決算説明資料 | サン電子株式会社

セグメント。もちろんまだパチンコを中心とするエンターテイメント中心だけど、新規JTの存在感が強くなってると。利益もすでに出てますね。

(銘柄スカウターから)

もっとアミューズメント比率を下げるんだって。

オーイズミが食品に活路を見出して渋い一方でこちらはITとかに活路を見出して報われつつあるようにも。

業績。2018-2020、2023に赤字とかあるのと、2024の大幅減収。

2023の赤字。モバイルデータソリューションが叩いた感でそしてこれ外したっぽいですね。

2024で「全体の売上高は、100億45百万円(前年同期比73.2%減)となりました。これは主に、前第3四半期において連結子会社であったCellebrite社が、前第3四半期末に持分法適用関連会社になったこと等によるもの」とありやはりそうですね。

ということで以下。

BPSとかは以下。近年ぐいっと伸びてますね。

前期決算。

残ったものは新規ITがやはり順調な印象。でも利益はエンターテイメントが稼ぎ頭。

それで、大きく売上占めてたCellebriteがぬけていろいろ激変感あるので、仕切り直しですかね。

1Qまだ。

財務

財務復活感ある。

(IRBankから)

総資産468億で、有形固定15億で有価証券206億流動234億でほぼ資産水物。

流動は金銭の信託142億現金17億、原材料37億とか。

負債95億で有利子負債13億は現金以下であるし、大きな負債は繰延税金資産43億で税金多めですねと。

みると投資有価証券グリグリ伸びており子会社Cellebriteが上場して、それでいくらか株も売って連結外したって感じですかね。残ってる投資有価証券もこのCellebriteが大きいのではないかとは。

特集 Cellebrite社のナスダック上場について | 第50期 株主通信 | サン電子株式会社

そういう留意すべき構造はありそうですね。

CF

2023年に投資で金銭の信託の取得による支出に有価証券の取得による支出が大きめで

財務大きくプラスが連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却による収入 でこれがたぶんCellebriteのものではないかなと。

手持ち現金は減りましたね。

日足週足月足の値動き判断

月足でさげてもみあって崩れ?
週足でもみ合いから上げるも崩れ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

オーイズミ(6428)

テクニカル的には、2013年くらいに急騰も以降は2019年くらいまで下げ続け、以降はずっともみ合ってる印象。それが目先というか2023年以降崩れてきてる印象。まだコロナ安値までは割ってないですが、そこ近くまで。

これをもみ合いからさらに下を目指すトレンド転換したか、もみあいの下のほうにきてレンジ継続で拾い時とみるかでしょうかね。

いろいろ長期もみ合い安値コロナ安値293をみてそこで止まれるかどうかが基準になるのではないか。止まれば止まればで上に向かうかレンジの上のどこらへんで撤退するかは考えどころですが。

ファンダ的には、パチンコと食品。電力とか不動産の副業も。パチンコ復活感あったも、目先一服だし過去もシクリカル的に業績左右されてる感ある。今だけという思いもあるのか食品買収連打してそうも、食品赤字でCFも足を引っ張ってる感もありイマイチ食品も活路になったなさそうな印象。

ただ財務が悪化してるわけでもなく、BPSくらいはあがってますが、CFが厳しいかも。

正直状態は渋い方ではないか。それを自覚してるのか決算資料出すの辞めてたりしそうでいろいろ低調感ありますね。1Qまだというかこの記事出る日にでるようですね。

評価。

PER11のPBR0.38でPBR04きり。低評価ですね。もっと低いところもないわけじゃないけどPBR0.4きりはオーイズミとしても低評価水準。

状態は良くもないけど、BPSくらいは伸ばすし・・と拾うのもありかもしれない。

でも活路になってない食品進出などをマイナスにみるとどうでしょうね・・感はあるのでこのへんをどう考えるかというか、どうみるか。食品黒字くらいはみたほうがいいかも。でも来ないかもみたいな。

藤商事(6257)

パチスロメーカー。スマホアプリも。

本質的には環境とかに左右されるシクリカル。その中で長期にBPSも伸ばせない蓄財もままならないくらい。シクリカルで蓄財もできないくらい・・ですが、財務は良くて、CFも長期的には普通にでていると。

これらからは財務維持して、内部留保せず稼いだ分を還元するスタイルで、この会社の存在意義は配当と言えるのではないかと。

そのような業績左右されるし長期的に企業価値も上がらないけど配当だけはしてくれるみたいなスタイルをどうみるか。

評価。

PER7のPBR0.6ほど。配当利回り4.5%。長期的には配当は維持に近いところで、BPS増もないとなると配当利回りがそのへんリターンとなりそう。そのへんをどうみるか。

ここ5年の配当利回り。目先はまだ配当利回り低い方となりそう。

この辺の利回りで高いところで拾えば配当もより多くもらえるし、また他の投資家に引き取ってもらうのにも有利とはなるので、そのへんを踏まえてでしょうか。

(銘柄スカウターから)

サン電子(6736)

パチスロ中心ですが、脱を図ってるようで、IT関連とか伸びつつあるようには。それで子会社Cellebriteが上場してそれによる資産変化とか大きそう。

状態としては、業績も財務も大きな変化をしてこれからの仕切り直し感あり、その先に脱パチンコとかもなるのか?みたいなところはあるけど、いろいろ変化が大きくそして目先は1Qもでておらずちょっと判断が難しい局面のようには。

うまくいくかもしれないから注目するのはいいかもですけどね。

評価。

PBR3.2ほど。目先は財務良くなって計画でも増収増益で良化は感じられるのですけど、ちぃい株高も進んで雑体的にも高評価の部類まできててどうでしょうか感は。実際問題まだITセグメントが高収益とか高成長叩いてるわけでもなく上場した子会社は連結はずれで、実績としてはまだすぐれてるものを見せるに至ってないようには。

まあいろいろ良化してるので、さらなる良化がでてきてこの程度のバリュエーションふっとばすかもしれないけどね。

ちょい自分にはよくわからんのでパスって気分です。

大王製紙(3880)

ギャンブル社長が居た会社と。

「日本で一番ギャンブルに負けた男」井川意高氏がカジノで総額1兆円超の負けっぷりに胸張る - 社会 : 日刊スポーツ

この話で差し引き100億ちょいの損のようですが、おっきな額ですがトータルでは年の営業利益規模に収まる程度のようですね。まあもう追い出されて無関係なようですが。

大王製紙自体は長期に伸びてる感ある。

ただし薄利で低ROAです。

ROEはひくくもなく二桁はあまりでないもBPSくらいは伸びと。ただしROAは3%いかない程度で財務レバレッジによるところが大きめ。

そういう感じでなんだかんだで薄利低収益が疑われるも、営業赤字も2023くらいで、長期にBPS増くらいは。このへんは繰り返し買われる生活必需品がゆえの底堅さもありそうな。

崩れると怖いところはありますが、底堅さを信じて拾うのも。なにげに目先PBR0.5台ってのは大王製紙としては歴史的低PBR水準のようですね。

優待もあるようでこれはこれで意外にありかもしれないねとは。

参考データリンク

銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

株プラス:https://kabu.plus

IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

暴落あったけど、なんか通常運転になりつつあるね。

まだ荒れるかもしれないけど、正直自分はあれがなんだったのかよくわからない・・ってなります。

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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