から揚げ日記 (original) (raw)

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店主が「日本一旨い唐揚げ」と豪語する逸品。確かに美味い!

はじめまして、ぐりぐらです。

「から揚げ日記」を読んでいただいて、嬉しいです。ありがとうございます。

まずは自己紹介。

京都生まれ、京都育ちのデザイナーでディレクター。“gridGraphic”という事務所の代表として、日々あちらこちらで「デザインで人を幸せにする」をモットーに頑張っております。事務所と言っても、現在はたった二人なので、フリーランスと言った方が近いと思いますが、どんな仕事をしているかが気になる方は、こちらのWEBサイトをご覧ください。

さて、この「から揚げ日記」は、デザイナーとしてバタバタとしながら毎日色んな方とお昼を食べに行ったり、お酒を飲んだりするなかで「いつも美味しそうなもん食べてはる〜」とか「一回連れて行って〜」と言われることが多く、そんなお店や料理をちょっと紹介してみよかなぁと思ったのが始まりです。

そして、鶏のから揚げが好き(実はビールが好きなんですけれど)というのもあって、仲の良いカメラマンから「から揚げ番長」と呼ばれたこともあり、とりあえず「から揚げ日記」としました。でも、から揚げだけをレポートするのではなくて、京都を中心に美味しい料理と気になるお店の紹介をもとに、デザイン方向のお話もできればなぁと思っていたりします。

趣味が「独り呑み」なので、ミシュランの星を取ってるお店や、東京のグルメガイド本に載ってるようなもの(そんなブログや本は山ほどある)じゃなくて、「ちょっといい感じ」や「僕の好きなもの」「普段食べてるもの」を中心に書いていきます。記事の最後に出てくる「から揚げ星(おすすめ度)」は、あくまでも僕の個人的な基準です。

という感じなのですが、よろしくお願いします。

ぜひ、「いいね」や「読者になる」などポチッとしていただけると喜びます。直接のメッセージにもできるだけお応えします。
TwitterInstagramもフォローして頂けると嬉しいです。インスタは、ほぼ食べてるものと一緒にいる人の記録です。ブログに書いてないものがほとんどです。

とりあえず、から揚げの写真を揚げておきます。いやいや、上げておきますw

ぐりぐらでした。

一般社団法人 日本唐揚協会監修の「KARA-AGE PERFECT BOOK 2020」
唐揚げとフライと天ぷらの違いは?や全国のおすすめ唐揚げのお店など、「唐揚げ」に関することが網羅されています。ぜひ。

【Amazon.co.jp 限定】からあげパーフェクトブック2020 日清 からあげグランプリ最高金賞受賞店監修から揚げ粉 香ばししょうゆ味 付

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こんにちは、ぐりぐらです。

僕が小学生の頃は、家からすぐ近くの伏見稲荷大社で毎日毎日、飽きずに遊んでいた。何をして遊んでいたかは、もう思い出せないけれど。。

今は立ち入りできなくなった広場や、亀がたくさんいるお産婆池(今はお産婆池とは言わないらしい)なんかも自由に出入りできてた。そして夏休みになると、稲荷の森の奥に入っていっては、クヌギの木に集まるゲンジやカブトを採りまくり、たまに売って小遣いにしていました。

因みに、僕の生まれ育った京都の伏見稲荷界隈では、クワガタムシのことを「ゲンジ」、カブトムシのことを「カブト」と呼んでいた。「ゲンジ」の由来はわからないけど。他の地域ではどう呼んでたんだろうか?そして、近所の子供達から僕は「ゲンジ兄ちゃん」と呼ばれていたお陰で、近所のおばさんは僕のことを「げんじ」という名前だと思っていたとかいないとか。

で、なんでゲンジやカブトのことを思い出したかと言うと、一昨日行ってきたお店の名前が「すいば」だったから。

「すいば」といえば、ゲンジやカブトが蜜(樹液)を吸うために集まる場所(木)のことで、正確な意味や発祥は分からないけれど、おそらく「吸い場」だったように思います。そしてこの「吸い場」には、この木はオレの、あの木は誰それのとそれぞれ縄張りがあり、自分の木以外ではムシを採らないという暗黙の了解があって、それを破って喧嘩になることもよくあって、人の「吸い場」に爆竹を仕掛けて破壊したりする悪いやつもいたり。。

と、またもや前置きが長くなりましたね。

この「すいば」さんは、少し前から気なる店ではあったけれど、いつも満席で賑わってるお店。お客さんの年齢層も若く、独りで入り難いと感じていたため、出来て数年経つと思うけれどようやく初の入店となりました。

いや〜、これは流行る!って感じで、お店の明るい雰囲気と感じの良い接客、そして何より安い。メニューやお店については、サイトを見ていただくとして、入店後まず最初に「から揚げ」があるかをチェックした、から揚げ番長ことぐりぐらです(笑

メニューの種類も豊富なんだけど、飲み物を充実してて、日本酒も割と多い。いや〜、リピート確定ですな。

ということで、本題のから揚げ。

見た目はフリット的だけど、ちゃんとから揚げ。外カリ中フワ、ジューシーで肉は柔らかく控えめながらしっかりと存在感のある味付け。パセリの緑と添えられた生野菜がただの白いキャベツじゃないところが、ちょっと憎い。

といつもながら、から揚げ日記と名乗る割にはから揚げの説明や評価が短いのですが(笑

実は、こちらのポテサラが気に入りました!
僕の好きな、ちょっと固め。そしてハムの存在感もあるタイプ。
これで150円。お店が流行るのも仕方なし。

因みにお替りしましたw

から揚げが、250円。
ともに一人前だけど、安くね?

結局、この日はこちらのお店が二軒目だったけど、3人でビール&チューハイを12杯飲んで、食べ物を6品頼んで合計4,890円。

コスパ高すぎ。

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ということで、
から揚げ星は ☆☆☆☆
(ポテサラ含む)

すいば 四条河原町
京都府京都市中京区中之町569-2
平日 16時〜24時(LO.23時15分)
土日祝 15時〜24時(LO.23時15分)
定休日:毎週月曜日・第1火曜日

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僕は特に甘いものが好きな訳でもないけど、まったく食べない訳でもない。

よくお酒を飲むので、それを知る人は甘いものが苦手だと勝手に思っているフシがあり、たまに「甘いものはお好きじゃないと思いますが、良かったらおひとつどうぞ」などとお茶と一緒に出して頂くお菓子がめっちゃ美味くて、もうひとつ食べそうになるのをグッと我慢することがままあるのであります。

僕が好きな甘いものというのも割と色々あるのだけれど、ここに全部書いておくと、誰かがそっと届けてくれるシステムでもないので取り敢えずは端折ることにします。そのなかでもかなり上位にランクされるのが、出町ふたばの「豆餅」。

小さい頃にも食べたことがあるような気もするけれど、大人になってからはじめてこの美味しさを知ったと言うか、大人になって分かる味なのかも知れません。ふわりと柔らかな餅に包まれたこし餡、甘過ぎずほのかな塩気も絶妙のバランス。そして、しっかりとした存在感の豆。おそらくこの豆こそが、文字通り塩加減を「良い塩梅」にしていると思われる。

で、出町ふたばの豆餅がいかに美味しいか、京都人に愛されているかということは、おそらく「出町ふたば 豆餅」でググれば山のように出てくると思われる。出町柳のお店などは、行列に並ぶのが嫌いな京都人が、豆餅を買うために並ぶのだから相当なもの。

※京都人は行列に並ぶ人を見ると「ふん。田舎もんが並びよる」と心密かに思っているとか、いないとか。。電話予約しておくと、並ばずに買えるという情報もあり。

magazine.dmatcha.jp

さて、そんな出町ふたばの豆餅は、百貨店でも売っています。そして、最近は大阪でも売っているらしいが、数量限定だったり、期間限定だったりですぐに売り切れる。ところが、新型肺炎の影響で観光客が激減した京都の百貨店では、この豆餅が売れ残っていたりするのかどうかその原因は定かではないけど、お菓子売り場をうろついていた僕に、木屋町通のキャッチの如く「豆餅、まだありますよ〜」との甘い誘惑。で、つい買ってしまったのでした。

このお話、流石に「から揚げ日記」に書くのはどうかと思ったけれど、本家の「デザインの余白」で無理やりデザインの話に持って行ってもどうかと思い、結局こちらで投稿してみることに。。みなさん、どうですか?

どんどん、から揚げから離れて行きそうな予感がしなくもないけど、いつも茶色いビジュアルばかりなので、今日は真っ白でソフトな写真をお楽しみください(笑

ということで、
から揚げ星(おすすめ度)は ☆☆☆☆☆☆☆

出町ふたば
京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236
8時:30分~17時30分
火曜・第4水曜 (祝日の場合は翌日)

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コロナの影響で外国人観光客が減って、少しスッキリしたお稲荷さん。しかし、iPhoneの広角すごい

こんにちは、グリグラです。

今日は、3月1日。

ということで、事務所がある五条辺りの氏神さまで、僕の実家のある伏見稲荷大社へお朔日詣りに行ってきました。と言っても、伏見稲荷大社はしょっちゅうお詣りしており、実家へ帰るときや地元の後輩の店で散髪する帰りに寄ったり、自宅から事務所への通り道にあることもあり、もう多い時は月に数度ご挨拶に訪れます。

ここ数年は、トリップアドバイザーなんかのランキングで世界一になったりして、「もの凄い!」と表現するしかないほどの混雑。それでも平日の夕方には伏見稲荷の駐車場にも空きがあって、余裕で駐車出来てしまうけど。

人気の「千本鳥居」などは右側通行となっていて、途中で撮影する人も多く、いつも渋滞気味。その奥の「おもかる石」も大行列で奥社のおみくじのある辺りから列ができてたりします。この「おもかる石」は、願い事をして石(擬宝珠?)を持ち上げた時にそれが軽く感じたら願い事が叶うと言われているもの。因みに、僕はこれまで一度もかるく感じたことがありません。なんでやろ?

そして、この「おもかる石」から少し先に「根上りの松」というのがあるんだけど、これをみんなスルーしてしまいがち。せっかく千本鳥居をくぐって、おもかる石を持ち上げたのなら、この「根上りの松」もお参りしてってください、お客さん!
「根上りの松」は、松の片方の根が地表へ出て上がっている形状が珍しく、「根が上がっている松」ということで「根上り」→「値上がり」となり、「株価が値上がる」ことを「待つ(松)」ということで信仰されたとのこと。そこから転じて「値上がり」→「ギャラがアップする」ということにつながるので、フリーランスの皆様には、京都へ来られて伏見稲荷大社へお詣りされることがあれば、ぜひこの「根上りの松」にもお越しくださいませ。

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大人気の千本鳥居。人が少ないのでこんな写真も撮れます

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根上りの松 → 値上がりを待つ → ギャラアップ!

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値上がりの松 取説

因みに、千本鳥居へと続く鳥居群の一番最初にある大きな鳥居、なんと電通さんなんですね。凄いですね。流石ですね〜。そしてこの「電通」の文字の大きさも軍を抜いています。都市伝説ですが、お稲荷さんの頂上の鳥居は「博報堂」という噂もありますが、僕は見たことがありません(笑

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他を圧倒するほど押しの強い「電通」の文字。流石です

ということで、またもやすっかり前フリが長くなってしまいました。(ここまで約800文字=原稿用紙2枚分w)

さて、伏見稲荷大社へお詣りに来たら、絶対と言って良いほど行くべきお店があります。それが「いなり名代 道八(どうはち)」。
僕がものごころ付いた時からあるので、もう50年以上は営業されているはず。ネットで検索したら、5年前に僕自身が書いたブログ(デザイン系)が出てきました(笑

gridgraphic.hatenablog.com

写真がイマイチですが、お時間がありましたらぜひ。
☆やブックマークやいいねなんかしていただけると嬉しいです。

今回もその「きつねうどん」を改めてご紹介します。
もう、絶対に食べて欲しい一品。いや、逸品。

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いなり名代 道八のきつねうどん。お揚げさん、ど〜ん!

大きな二等辺三角形のお揚げさんが2枚、うどんが見えないくらいに器いっぱいに浮いています。甘辛くというか、かなり甘めに炊いてあり、ふかふかで一口噛むとお出汁がジュワッと溢れます。お揚げさんの隣には、細かく刻まれた九条ネギが上品に添えてあり、ネギの香りとともにナイスアクセント。本体のうどんは、京都特有のやわらかい歯ごたえ。たまに四国方面や大阪のうどんはうっとこが本家と自負されている方が「のびてる」などとおっしゃいますが、京都のうどんは「やわらこおすねんえ〜」ということで、これが京都のうどんなのです。

道八さんには、他にも食べる時に崩れるくらいにふんわり握られてる「おにぎり」や、すどん屋さんの意外に癖になる「中華そば」、観光客の多くが注文するけど地元民は注文しないであろう「いなりうどん」があり、丼ものも優しく仄かに甘いお出汁が効いていてグッド。そして、もう一品食べて見ていただきたいのが「わらび餅」。黒蜜ときなこ、お砂糖の上品な甘さと手作りのわらび餅のプルプル感がたまらないのです。(ごめんなさい、写真撮ってません。上のブログに写真があります)

ちなみに、「いなり名代 道八」の「名代」は「なだい」と読みます。
名代(なだい)とは...

(1)有名。名が世に良く知られていること。評判が高いこと。
(2)名目として掲げる名前。名義。
(3)江戸時代、歌舞伎・操り芝居などの興行で、奉行所から許可を得た興行権の名義人。江戸では座元と一致したので使われず、上方で用いられた。

とのこと。同じ字で「名代(みょうだい)」と読むと、「誰かの代理」と言う意味になるので、読み方は気をつけてください。(実は最近まで僕も知りませんでしたw)

しかし、結局この「から揚げ日記」のビジュアルは茶色いね。(笑

ということで、
本日のから揚げ星(きつねうどんのおすすめ度)は ☆☆☆☆☆

ごちそうさまでした。

いなり名代 道八
京都市伏見区深草祓川町15
10時30分~売り切れ次第閉店・金曜日定休

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ふわふわに優しく握ってある「おにぎり」(かつお・こんぶ)

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参道からちょっと奥まってるので見つけられるかな?

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別アングルで。お揚げさんの肉厚な感じが伝わりますように

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Bセットの唐揚げ(3個)

グリグラです。
から揚げ日記を読んでいただき、ありがとうございます。

「そんなに唐揚げばっかり食べてて大丈夫か?」と最近良く言われますが、

大丈夫です!

先日も定期検診で、軒並み数値が回復?正常化?しており、先生に「うん、この調子で食事等気をつけてください」と言われたところ。若干、気をつけてはいるけれど、基本的に本能の赴くまま、直感の通りに行動してるので、なぜ数値が改善したのか検討つかないけれど良しとします。多分、ストレスが無いんだと思う(笑

さて、本日は「ラーメン藤 五条店のBセット」(1,050円)です。ラーメン藤は、京都府内4店舗、滋賀県12店舗、大阪府3店舗、そして奈良県兵庫県福井県にも展開し、合計24店舗もある創業48年になる老舗。ちょっと調べてびっくり。いつもは五条店しか行かないし、たまに本店に行く程度なので、滋賀県に12店舗もあるなんて、高校の頃から通ってるのに初めて知った。

今日は、ランチに嬉しいラーメン、唐揚げ、ご飯のBセット。因みにAセットは、唐揚げが餃子に変わります。ラーメンは、醤油ベースのしっかりした味に中太のストレート麺。チャーシューは醤油で煮込まれた細切れと大きなものと2種類がバランス良く入ってる。そして九条ネギがどっさり。普通のラーメンにはメンマが入っていないけれど(メンマラーメンというメニューもある)、「特製ラーメン」にはメンマが入ってるし、特製=チャーシュー麺は、チャーシューの量が半端なく入ってるので、僕はいつもコイツを頼みます。ただ、チャーシューが多すぎて、麺を食べ終わってからチャーシューのみを食べ続けることになるので、僕のオススメの食べ方は

1)瓶ビールと唐揚げまたは餃子(お腹の減り具合でどちらかをチョイス)を注文
2)瓶ビールが2本目を頼む時に、特製ラーメンを追加オーダー
3)唐揚げまたは餃子がフィニッシュ
4)特製ラーメンが来る
5)チャーシューを食べながら残りのビールを飲む
6)麺が伸びない程度にビールを飲み干し、ラーメンを食す

ランチのBセットを紹介するはずが、ラーメン屋さんでの独り呑みの仕方を書いてしまってるw

ま、ええか。

兎に角、ラーメン藤は「特製」を食べてください。

で、唐揚げ。

しっかりと揚がってて、衣が口に刺さりそうな硬度を持ってるところが、僕の好きなポイント。何も付けなくて良いくらいしっかりと下味がついてるけれど、塩コショウ、マヨネーズをなぜかたっぷり付けてしまう。独りで食べるときに、この唐揚げの単品はちょっと多いので、セットの3個くらいが丁度良いのです。
セットは一日中やってて、ランチタイムは50円引きになります。

ということで、
から揚げ星は ☆☆☆
特製ラーメンは ☆☆☆☆☆

ラーメン藤 五条店
京都市東山区五条橋東2丁目15-1
11時~翌0時30分・第2、4火曜日定休

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特製ラーメン 九条ネギが山盛り、メンマも太い!

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別アングル。ネギとメンマの下に大量のチャーシューが!

ここの焼肉を食べると、3日は臭いが取れない。

食べた直後の髪や衣服から甘辛い香りがするのは当然の事として、風呂に入った後も「なんとなく」どこからか臭うのである。例えば、仕事をしていて、キーボードを打つ手を休めてメガネをクイッと上げる、まさにその時の指先から仄かに香るのである。または、自分で歩いていて立ち止まった時、2秒ほど遅れてその香りがやってきたりするのである。

京都の人間は、それを「はやし臭」と呼ぶ。

この「はやし臭」だけで、白飯が食えるとも言われるほど、強烈で美味そうな香りなのである。北斗の拳の伝承者がオーラを纏う(まとう)ように、はやしさんで焼肉を堪能すると、修行をした訳でもないのに、この「はやしオーラ(臭)」を纏うことができるのである。そろそろコレを読んでいる方も食べてみたくなってきたのではないだろうか。。

さて、こちらの「焼肉はやし」さんへは、もう30年は通っている。
数年前にお店を改装されて、きれいで明るい店内に生まれ変わっている。昔は店内の上半分くらいが煙で白くなって前が見えない、そんな感じだった(お店が不潔だったということではない)。お客さんも頭にタオルを巻いて、裸でブリブリと汗をかきながら食べてるような、一瞬入るのを躊躇う雰囲気もあったけれど、今や若い女性が独りでも入れるオシャレな雰囲気。でも、昔から変わらないのは、美味しいお肉と「はやし臭」。もう、一回食べたら忘れられなくなるその味。そして、この味つけこそが「はやし臭」のもとでもある(はず)。

タレの配合などのレシピ的なことは一切知らないが、その提供される肉を見れば、普通じゃないことが分かっていただけるはず。

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注文すると、この状態で出てくる

ドン!

美しいとさえ感じてしまうこのビジュアル。
写真は、ホルモン上焼とイカ、天肉、ハラミ、テッチャン、ミノ。(白いのは玉ねぎ。これがまた美味い)はやしさんでは、つけダレもなく、すべての肉を特性のタレに漬け込んで混ぜ込んでドバっとひとつになって出てくる。そして網ではなく、ジンギスカン鍋のような半円形の丸い鉄板で焼いて食べる。焼けたところから順次食べていく。肉を返すというよりは、混ぜながら焼いて食べる。そんな感じ。そして、それが何の肉か、初心者には判別が難しいものもあるけれど、一口食べたらそんなことはどうでも良いくらいにバクバク箸が進むのである。

と、ここで白飯派かビール派かに分かれるが、僕はビール派。というか、ビールと白飯は同時に食べないというのがキリンビールに勤めていた父の遺言でもあるからだ。しかし、はやしの焼肉は白飯に合う!とてつもなくマッチする!素晴らしくグッドです!などと意味の分からないことを叫びそうになるくらいに合うのである。

甘辛く味の濃いタレに漬け込んだ肉 → 白飯 → キムチ

肉 → 白飯 → キムチ → 肉 → 白飯 → キムチ → 肉 → 白飯 → キムチ → 肉 → 白飯 → キムチ → 肉 → 白飯 → キムチ → 肉 → 白飯 → キムチ....

無限ループしてしまう(笑

因みに、「天肉」とは頬肉(ほほにく)のことで「ツラミ」などとも呼ばれる部位。京都だけでそう呼ばれるとも聞いたことがあるけど、ちゃんと調べた訳ではありません。どこかで「天肉!」と注文すると通ぶれるかも知れません。

今回はから揚げではないけど、どうしても紹介したかったお店なので良しとしよう。絶対に美味いから、ぜひ行ってみてください。「焼肉はやし」は沢山の店舗があり、どこも同じく美味しいのであるが、僕はこの「東寺店」を愛している。ま、暖簾やメニューなどをデザインしたのが友人であることが、ほんの少し影響しているけど(笑

今後も「から揚げ日記」では、から揚げでなくとも美味しいお店や気になる料理などご紹介してまいります。

ということで、
から揚げ星(おすすめ度)は ☆☆☆☆☆

ごちそうさまでした!

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店構えはこんな感じ

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唐揚げ 450円

京都の木屋町といえば、日本で一番テキーラの消費量が多い街と聞いたことがある。どんだけテキーラを飲む人が居るのか知らないけれど、ご縁があって日本テキーラ協会のセミナーを2度ほど受けたことがある。テキーラって、一息に飲んでバカみたいに陽気に騒いで、バカみたいに酔っ払うイメージがあるけれど、実は本物の「テキーラ」は味わい深く美味しくて、奥が深いお酒だったりする。

テキーラとはメキシコのハリスコ州グアダラハラ市近郊のテキーラという地域に1700年代から作られている地酒(日本テキーラ協会HPより)。

そう。テキーラとは作られた地域の名称で、それは「バカラ」や「シャンパン」と同じように、その土地で作られたものだけに許される称号でもあり、ブランドの証なのである。僕もそのことを知るまでは「飲むと悪酔いする酒」くらいにしか思っていなかったけれど、ある時京都のテキーラバーに連れて行ってもらい、そこでテキーラの魅力に引き込まれたのである。テキーラについて、詳しいことは先程の「日本テキーラ協会」のホームページをご参照ください。

さて、何の話だったっけか。。

そうそう、木屋町である。
木屋町河原町に並行する通りで、その距離が50メートルほど。祇園とも近く、御池通くらいから五条通りまで、本当に様々な飲食店や飲み屋さんがひしめいている。御池から三条くらいまでは少し落ち着いたお店が多く、三条から四条という京都で一番の繁華街はやはり老若男女の集まる場所なので、バラエティに飛んだお店が立ち並んでいる。路面店だけでなく、小さな雑居ビルに所狭しと居酒屋からスナック、カフェ、レストラン、割烹、ラーメン、カラオケ、バー、風俗店まで、もうギューーーーーーっと京都の遊び場を凝縮したような場所だったりする。時代も変わり、今は風俗系のお店が増えちゃって昔の静かで活気のある雰囲気とは違ってしまったけれど、それでも観光客も多くて賑わってる。

そんな街の中心部、三条と四条の間の、人がひとり通れるくらいの路地の奥に「大豊ラーメン」はある。おそらく知らなかったら絶対にたどり着かないと思われる。そんな路地に行列ができてたりするから凄い。僕は四条、三条辺りで飲むと必ずこの大豊ラーメンが食べたくなる。今は年齢的に「(夜中に)食ってはいけない!」と思うので、なるべく食べないようにしているのだけど、年に数回タクシーに乗ってでも食べに行くときがある。そのくらい癖になるラーメンだったりする。濃いめのまったりとした醤油スープに、もちっとした食感の中太のストレート麺、これでもかと言わんばかりに丼の縁が見えないように盛り付けられたのチャーシュー(チャーシューメンのみ)、ぜひ京都に来ることがあったら食していただきたいのであります。

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特製チャーシューメン(麺の量が半分でチャーシューの量は同じミニチャーシューメンもある)

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まっすぐのアングルもどうぞ

いやいや、ラーメンではない。
本ブログは、から揚げがメインなのだったw

で、そのから揚げ。
醤油ベースで漬け込まれたと思われるとり肉を薄めの衣でカリカリに揚げた一品。先程、数百文字に渡って紹介したラーメンよりも簡単な説明で申し訳ないんだけど、このから揚げが旨い!

ビールに合う!
僕は先にから揚げと瓶ビール、後からラーメンと注文し、ラーメンが出てくるまでに瓶ビールをから揚げで2本ほど飲む。そしてもちうまのラーメンを食べて帰るのである。もう少し若い時はスープも飲み干してたけれど、今は我慢。

そして、やや三条よりの木屋町から五条の事務所まで歩いて帰るのである。

消化しないとw

(から揚げ日記なのにから揚げの説明が少なくないか?)

ということで、
から揚げ星は ☆☆☆☆
ラーメンは ☆☆☆☆☆

ごちそうさまでした!

しかし、働き方改革が叫ばれるなか、大豊ラーメンの営業時間は大丈夫なのかというか、これに仕込みなどを加えると、いつ寝てるんだろうかと心配になってくる。僕が行く時はいつも同じ方が二人いらっしゃるんだけど、なんとなくとぼけた感じの味があるコンビで大好きである。長く続けて頂きたい。

大豊ラーメン
京都市中京区木屋町通四条上ル下樵木町191-11
月~木・日・祝 18時~翌6時
金・土・祝前日 17時~翌6時

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唐揚げを別アングルで。マヨネーズがこれまたアカンw