既に数年前、ブタから人間が人工的に作り出したウイルスの遺伝子が発見されていた!? (original) (raw)
WIRED VISIONのバックナンバー記事によると、韓国のブタから採取されたウイルスに、数十年前に科学者が人間のインフルエンザ・ウイルスから人工的に作り出したウイルスの遺伝子を2005年に既に発見していたのだそうだ。
この時既に、米国のインフルエンザ研究者は、発見された遺伝子は人間にとって危険な状況を表しているかもしれないと予言していたのだ。
【「ブタから人工インフルエンザ・ウイルス発見」の謎 | WIRED VISION】
【人工インフルエンザ・・って何ですか?|almond51のブログ】
人工のインフルエンザ・ウイルスがブタの体内に存在することは、いくつかの理由から問題となるおそれがある。まず、人工ウイルスがブタの体内で発見されること自体おかしい。自然感染したのだろうか? それとも、研究所で偶発的にサンプルにウイルスが混入しただけだろうか?可能性こそ低いものの、バイオテロというさらに恐ろしい原因も考えられる。
そして、第2の問題は、ウイルスがブタを媒体として人間に感染することが多い点だ。今回見つかったインフルエンザ・ウイルスに関しては、これまでこれに感染した人が誰一人いないため、人間にはまったく免疫がないか、あっても少ししかないだろう。
WHOの広報担当者は「インフルエンザに関して言うと、ブタはつねに人間への危険を表している。というのも、ブタはさまざまなインフルエンザ・ウイルスの混合容器として働いているのだ」と話していたそうだ。
この時に豚の体内から見つかった人工のインフルエンザウイルスは、1918年のインフルエンザの流行を調査していたロンドンの研究所が1933年にはじめて分離し、それをマウスに感染させて作り出したものと同系だったという。
それがなんらかの形で豚の体内で温存されていたということだが、この時点ではまだ完全にその媒体ルートを解明できていない。
ただひとつだけ言えることは、このウイルスは人間への感染もありうるということだけだった。
もしやよもやまさか・・・現在メキシコでアウトブレイクした豚インフルエンザの正体は、もともと人間が人工的に作り出したインフルエンザウイルスなのかもしれない?っと思うとかなりどきどき、因果応報という言葉を思い起こしてしまうのだ。