幻想的すぎて刺激的すぎる、クラゲの大群と泳げる湖、パラオ「Jellyfish Lake(ジェリーフィッシュ・レイク)」 (original) (raw)
クラゲ密度が半端ない、クラゲと戯れられる湖が、太平洋に浮かぶ国、親日国としても知られるパラオの小島ロックアイランドの中にあるんだそうだ。
外海と地下水路で繋がっているので湖の水はしょっぱい塩湖。この場所にタコクラゲが大量発生しているという。この湖に住むタコクラゲは、体内に共生藻を持っているため、昼になると太陽光を浴びて光合成するために湖の上の方へと一斉にあがっていくという。その姿も圧巻。
基本的に、クラゲは外敵から身を守るために刺胞と呼ばれる毒針を持っているのだが、ジェリーフィッシュレイクのクラゲたちは、外海から隔たれた湖で、外敵が全く居ない生活を何千年もしているうちに、身を守る棘が退化してしまったと言われている。だからここのクラゲは完全に無毒で、刺される心配なくむにゅむにゅしたりもふもふしたりできるそうなんだ。すごいな。
これがロックアイランド島。この島に上陸後、ロックアイランド(岩山)を登っていき、岩山の頂上からまた少し下ったところに、ジェリーフィッシュ・レイクが存在する。
太陽に向かって光合成をするためにぷかぷかと浮上するクラゲたち
ここはマリンレンジャーによって生態系を崩さないようにしっかりと管理されているので、一般人のスクーバでのダイビングは許可されていないそうだ。スノーケリングとライフジャケットをつけての水中遊泳なので、これなら泳げない人にもOK。
最近では世界的な異常気象の影響からか、クラゲの数が激減してしまっているのだそうだ。
クラゲと戯れる人々の動画
いたるところにクラゲのクラゲ