HIVウイルスのメカニズムを最もわかりやすく3Dで表現した映像 (original) (raw)

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HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は,人の免疫細胞に感染して免疫細胞を破壊し、最終的に後天性免疫不全症候群(AIDS)を発症させるウイルス。霊長類を自然宿主とするサル免疫不全ウイルス(SIV)が、突然変異によってヒトへの感染性を獲得したと考えられているんだそうだ。

ウイルスの分類上は、エンベロープを持つプラス鎖の一本鎖RNAウイルスであるレトロウイルス科レンチウイルス属に属する。このウイルスの構造をロシアの科学者がこれまでで最もわかりやすく3D映像化したものが公開されていたよ。

ウイルスのDNAをオレンジ色で視覚化し、灰色の部分は人の細胞で、どのようにHIVが人の細胞に入り込んでいくかがよくわかる仕組みとなっている。

ソース:
Video – HIV as you’ve never seen it before – New Scientist

【動画サイトの都合により現在動画は見られません】

ウイルスっていう生命体がどんどん人間の細胞に攻撃をしかけている様がリアルに実感できるね。あたりまえのことなんだけど、細胞自体が生命体っていうことは、科学者や研究者じゃない限り、なかなか実感できるものじゃないよね。

関連動画:HIV Animation

HIV Animation from 3FX Inc. on Vimeo.