第二仮説を建てる (original) (raw)
■アメリカのテレビドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』(Criminal Minds)は犯罪者がエスカレーションする姿が描かれる。彼らの凶悪犯罪は往々にして自分では止める事ができず、誰かが止めてあげなくては凶悪さがエスカレーションしていく。ドラマではその様子がスリラーとして描かれる。
火に油を注ぐ様な事は決してしてはいけない。
『〇〇さま、ごめんなさい。』は洗脳のキーワードで、カルトが人を勧誘したり自己啓発セミナーで洗脳が行われる時に使われる言葉だ。
SNS選挙の勝利だとはやし立てているが、大手メディアメジャーに対する不信だという事を理解できているのだろうか?一流企業に就職するエリートたちへの暴力革命の序章だという事。反リベは既得権益への怒りを回避するスケアクロウである。テレビメディアは自分にその矛先が向く瀬戸際にある。『オールドメディア』という意味の無い空洞語で緩衝されているが、これは破られる。
更に、今回のウソをそのまま放置する事、また、ナラティブに乗っかって改革の抵抗勢力隠謀論に足尾踏み入れる結果が、利益以上に大変な結末を迎えることを予期できているだろうか?
議会は解散されて、小泉劇場の様な刺客選挙が起きる事、人々の洗脳が解けないまま選挙が断行された時、そのあと何が起きるのか?財政の横領である。
利益誘導と、決して小さくないその見返りは、汚職と似た新たな犯罪だ。
トランプ型選挙は新たな民主主義選挙のムーブメントではなく、テロの一形態だということを早く周知しないといけない。
その為に今後、我々が、抵抗勢力が居るという嘘、資質に問題は無かったという嘘、吊し上げと隠蔽に関与(ナッジ*)していないという嘘、それらに騙されたこと、如何に早く正しいことを周知できるのかが問われる。
※ナッジ(nudge):促し。
■田中康夫の時とは前提がだいぶ違う。
田中康夫はダム開発に反対して議会に飛ばされたんであって、構図が真逆だ。ここにウソの発端がある。
立花隆は田中角栄を突いたが、死ぬまでそれを追った。金脈と人脈の罪と罰を背負ったのだ。
しかし、今度の立花孝志は開票日に高級車に乗る動画をアップした。完全に人をバカにしている。
テレビメディアは真偽がどこにあるのかはもちろん追わなくてはいけないが、ヘタをすると歴史改竄に手を貸すことになるかもしれない。もうその用意は始まっているだろう。
小沢一郎のことを未だに巨悪だと思っている人が多数なのがこの国だ。菅直人も悪人にされたままであること、映画まで作られ情報戦でネガティブなイメージを植え付けられて貶められた。これが今のこの国の危うさが元凶がである。安倍政治から始まるアベノミクスという嘘政治はこの国の「信」を歪め、人の態度を荒廃させている。
人々は株や投資といった博打に漬けられて、『悪人の方が力がある』という不道徳を意識洗脳され、蔓延し、人々の精神を壊し国全体を荒廃させる。このナラティブの付与は、情報機関の工作手段として確立したものである。
■パワハラとは、手足を縛って苦痛を与えることだ。
逃げられない様にして、いじめる。単純な暴力と嫌がらせにとどまらない。道徳的見知を外れた者が使う、精神的な他者コントロールの技術だ。
ジャニーズのジャニー喜多川がやっていた事が明らかになったのに、ファンは未だにいる。それだけではない。多くのファンは未だにジャニーズのビジネス自体を否定していない。
DV被害者の多くは、加害者のことを気遣っている。愛し続けている者さえもいる。
ハラスメントの被害者は己の自我の崩壊から自分を守る為に、加害者に自身を同一化させる。
斉藤元彦はなぜ勝ったのか?
今回、議会の出した報告より、自分達が前回斉藤元彦を選んだ事に固着したからだ。斉藤元彦が知事としては不適合でかつ、内部通報者の吊上げという犯罪的行為をしたという事実を受け入れるのは普通の人にとっては辛い事だ。そんな人物が首長であったという事実を受け入れるだけでも辛い。それは暴力を受けているのと同じだ。事実を周知することができなかっただけでなく、それに対する言い訳の方を鵜呑みにした。その方が精神的に心地良いからだ。逃げ道を提供する事で、有権者に対するパワーハラスメントが成功したのである。
これからかなり長くかかるかもしれないが、事実を受け入れさせる事をしなければ洗脳は解けない。
洗脳が解けなければ、現実の世界の瓦解は止められない。
■テレビが、
「結局なんだかわかんなかった」と言ってしまったら。
両論併記に取材した記者の『取材感覚に基づく結論』を記載しなかったら、
結局どっちだかわかんねって話になって、どっちもどっちだったらこの前入れた人応援しとこってことになってしまう。
この『取材感覚に基づく結論』が最も重要でそこに正確性と責任が問われるのだ。これが職業倫理である。
「これを見て、ちゃんと考えてくださいね。」と言ったところで、天秤が釣り合うような映像を見させられたら、誰だってそうなる。
実際は文脈があるのだから、落とさなくてはいけないことは明確で、その文脈を伝えなくてはいけないはずである。
ユーチューバーであれ、自称報道機関であれ、曲がりなりにも報道に席を置くものならそれに責任が発生する。
この責任を無視して、非である者を正かも知れないと匂わし、お金の為にウソを流したのなら、それも死刑だ。
■知事は時に職員を恫喝しながら、改革なるものを実行しろと、民主主義の王様、市民から勅命を得た。
本当にそうなのか?
殺しても良いのか?
やっちゃうよ。
そんな社会は当然のことながら我々の生活や街の空気に帰ってくる。ギスギスとした日本になるだろう。
そんなものを我々は望んだのか?
確かにネポティズムとパーティー券賄賂に汚染された日本では、雇用流動性や新規事業は停滞し、業者間の足の引っ張り合いと嫌がらせに終始している。それは末端で働く人にまで波及し、ブラック企業は増え続け、闇バイトと普通のバイトに差が無くなる様な事態にまで至っている。公務員もこれぐらいのパワハラを喰らえ!と、嫌がらせをする意味もあるのかもしれない。しかしそれでは両者国ごと滅ぶだろう。
今回の兵庫県知事選挙がなぜここまで考える価値があるのかと言えば、この選挙で、兵庫県民が内部通報潰しと隠蔽を断行したことに加担した、あるいはその最高責任者となるからだ。
兵庫県民全員が、犯罪者になってしまったからだ。
しかし、本当にそうなのか?
この舞台装置から、巨大な罠の匂いがしてこないだろうか?誰もそこまで悪意を持ってこの世界を壊そうとはしていないのに、この世界は壊れてしまった。小さな悪意を増幅させる舞台装置を造った者がいやしないか?それを炙り出して捌く事はできるのか?
どちらにせよ、今回の選挙の結果で、職員が市民のためにした公益通報を「お前はダマってろ」と市民が握りつぶしたのだ。市民が悪の親玉と呼べるほど利潤を得ているとも思えないが、選挙でそういうことになってしまったのだ。これは選挙法の改訂が至急必要な事態だ。それなのに未だ敵が何なのかよく見えていない。立花だけが敵じゃない。
これでは遠からず選挙は無くなる。
■そう言わせるための全体主義推進工作活動組織(一教会)の陰謀だったのではないか…
ピンクスライムというのがある。
アメリカの地方新聞はインターネットの登場でどこも経営危機に陥った。そこを日本で産経新聞が経営危機に陥った時にスプートニクと提携したように、ロシアの資本が買い回って、ウソ情報発信の拠点にされたり入れ替えられたりしているのである。
ピンクスライムとは人造肉のことだ。ピンクのブニョブニョした気持ち悪いもので、肉のように見えて、肉で無いところからスラングでそう言われる。人造肉は屠殺の残虐性や飼う牛のゲップの大気汚染、未来の食糧難を解決する手段として考えられているが、一部の人間にしてみれば「あんなもの食えるか」というわけだ。
情報機関のピンクスライムも、食えない物を混ぜて食わせる、とか、よく似ているけど似て非なる物という例え。ジャーナリズムに見えて、実はウソを拡散する扇動装置。
YouTubeに、兵庫県知事選の結果を伝える動画に紛れて、全てのものがコンテンツになると馬鹿騒ぎをしている者をみた。確かにこれは選挙ではなく、良く似た何かかもしれない。
米民主党の選挙や韓国、台湾の選挙ではミュージシャンが登場しフェスの様な興行をする。しかし、それでいいのか?
我々は行政の監視装置としてトップを選挙で付け替える訳だが、多くの人はそれを理解できているだろうか?
政策でどっちの方が俺を儲けさせてくれるのか?という目で見て投票行動を取らされている。そもそも政策はプロフェッショナルである公務員と議会とで話し合って練り上げるもので、利益誘導の為に使うものではない。韓国はそれをした結果サムソンでなければ人でないというおかしな国になってしまった。(ゼネコン等々、ホントは日本にその元凶があるが…)
多くの人がシステムを正しく理解できていない。騙されている。
井戸県政はホントに悪かったのか?それも維新が作った洗脳のナラティブではなかったか?
市民に掛けられた洗脳を解かないうちに新たな洗脳選挙を興行として打ち上げる。これでは民主主義は機能しない。
これはマスメディアの職務放棄だ。
石丸伸二や玉木、アベノミクスなど、その後ウソが表出した事案があるのに一般市民の頭の中は依然として書き換えられていない。これが恐ろしい大事故を呼ぶ呼水となっている。
これも放置するとえらいことになると思われる。
一方で、
当選したことによって、より議会での追及は進むだろう。次から次へと改変しなくてはいけない過去が増えていくのに、この人たちはどうするつもりなのか?仕事が増えて忙しくなるとテカテカしてくるのか?それとも消えるのか?
■1番効果があるのは、対立候補に対するネガティブキャンペーン。
『どちらに投票しても嫌だから、よりぶっ壊れた方へ。』
1、バイデンに対するネガティブイメージの植え付け。
本当はトランプの方も相当ボケが回ってきている。インフレはトランプが火を付けてバイデンが治した。
2、左翼というレッテル貼り洗脳。
CNN※に対するルサンチマン、国連攻撃、真面目で頭が良く何をしても正しいお坊ちゃんはキライ。中産階級の負け犬根性を喚起。B層戦略。上から目線で俺に物を言うな。正しいことに反目する力を利用。厨二病利用。
だからと言って、これを真似して選挙に勝つのか??勝ちたいか?(人として、やるべきではないだろう)
だから投票する側がこれらの選挙戦術を採る輩の存在を知らなくてはいけない。身を守り、選挙制度を守る。
※CNN(大手メディア・調査メディア・オールドメディア・アンタイトピンクスライムの代名詞として)