トリガーポイント鍼灸 (original) (raw)
トリガーポイント鍼灸
おはようございます。
大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院です。
ここ最近本をご紹介していますが
当分続けてみたいと思います^^
今日はトリガーポイント
というやり方です。
目次
トリガーポイント
私自身トリガーポイントを使い始めて10年以上になりますが
使い始めは病院勤務時代からでした。
病院では今とは違い短い時間で変化を出さないといけないため
刺激の強い刺激で何かしら変化を出すことを目指していました。
東洋医学的には痛みを取るだけでは良くならないので
現在は「原因を取る」ことを目的にしています。
病院勤務時代も今もそうですが
鍼療が始まる前に本読みを行います。
実際の患者さんと似たような症状の症例を
読み実際に病院で試していました。
その当時読んでいたのはこのトリガーポイントの本です。
この本はマッサージセラピストの海外の先生が書かれた本を翻訳してくれている本になります。
マッサージと鍼灸は違いますが
狙う場所は変わりません。
身体には皮膚がありその下に筋肉がありコリなどがありますが
マッサージでは皮膚からしか押せないので原因のコリまで当たるには
色々な筋に刺激が行き
炎症が起こります。
揉み返し
というやつですね。
なので、筋肉が硬くなりやすくなります。
鍼は皮膚を突き抜け原因のコリまで当たり、他の筋に当たるのも最小限
になりますので刺激も少ないです。
しかし、悪い部分に当たる事で血流が良くなりコリが改善します。
話はズレましたが
トリガーポイントの話をしますね。
トリガーポイントって?
こりで硬くなった筋肉の中にあり、そこから離れたところに痛みを出す部位の事を言います。
簡単に言うと
頭痛がするけど原因は首の筋肉から来ている
と言う感じです。
全てが違う場所から来ている
わけではありませんが
頭痛=脳から来ている
は絶対ではないのです。
セルフケア
実際家庭でマッサージや鍼灸はなかなかできないので
セルフケアとして簡単にできて、安価な方法をご紹介します。
テニスボールですね。
専門ではないのでわかりませんが
写真のテニスボールは100均(セリア)の物です。
以前購入したのはダイソーで2個入りでしたが
定期的に使用していると割れたりして、あまり質はよくありませんでした。
※1週間ほど使うと割れました。
テニスボールの専門ではないのでそんなものなのかもしれませんが^^;
使い方は辛い部分の場所にテニスボールを置き
押し当てたり下敷きにするような感じです。
場所が分からない
とは思いますが
足のしびれなどは腰や臀部から来ることが多く
そこで良くならないと太ももなどに下げていく
と言うのも手になります。
専門的な事が分からなくても
押して気持ちいい所にする
というのも手だったりします。
テニスボールを使うときの注意点としては
強く押し当てない
です。
昔から「痛い位強い方が効く」と思われている方もいますが
痛い位押し当てたりマッサージを行うと筋肉が炎症を起こし
「逆に硬くなる」現象が起こります。
患者さまで背中がカチカチの方が来られたことがあり
柔道の受け身をしてましたか?
と聞いてしまいました。
その方はマッサージを長年続けていた
と言われて
だんだんと硬くなってしまったみたいです。
痛いほど押さえれば硬くなります。
気持ちが良い程度が一番良い刺激量になります。
セルフケアはセルフケアで大切ですが
これは病気になる前に行う事が大切になります。
痛みやしびれなどが出てきている場合は
病院や鍼灸院で施術を受ける必要があります。
腰痛や肩こりでお困りの方は大阪泉佐野市の縁里庵かつもと鍼灸院までご相談ください^^