フォークロックバンド「ROTH BART BARON / 三船 雅也さん」の紹介 (original) (raw)

本記事は、フォークロックバンド「ROTH BART BARON / 三船 雅也さん」の紹介記事です。

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<プロフィール>

ROTH BART BARONは、シンガーソングライターの三船 雅也さんが2008年に結成したバンドである。結成当初から中原 鉄也さんとの2ピース体制で活動していたが、2020年7月に中原さんが脱退。以後、三船さんを中心として、サポートメンバーと共に活動を続けている。

少年のような心持ちで現実世界を見つめ、歌詞にして描き出す。そのまなざしには、この世界に対するネガティブな感情が垣間見える。加えて、飛躍した空想世界も描写されることで、矮小にとどまらない、スケールの大きな世界観が感じられる。
ファルセット(裏声)を主体とした歌唱、弦・管・打楽器といったアナログと、電子楽器や録音・編集によるデジタルを調和させた楽曲が特徴。歌詞の描く世界観と相まって、自由で壮大な音風景が描かれているように感じられる。

<創作活動のきっかけ>

中学生時代はテニスに夢中になり、プロを目指すも挫折。14歳で両親が諍いの末、離婚。
これらの影響もあってか、高校入学後1年経たずに中退。以後、2年ほどひきこもりとなる。
この間に、音楽、映画、文学を大量にインプット。同時期に、初めて自分のギターを買って宅録を始める。また、幼少期から親交のあった学習塾の先生から、コンピュータを使ったレコーディングを教わり、音楽制作にのめり込んでいった。

<バンド名の由来>

白鳥の湖に登場する悪魔の名前(ロットバルト男爵)からとったもの。
幼稚園のときに、先生に指名されてロットバルト男爵を演じたことがある。みんなが舞踏会で踊っているのに、自分だけが死ぬ役であったことが印象に残った。
自分は、みんなとは違う。そんな疎外感が選ばせたバンド名なのかも。

(初稿:2024年9月22日)