ちょっとした罪滅ぼし (original) (raw)
こんばんは。
かざねっこです。
本日は『ちょっとした罪滅ぼし』です。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
とある平日の朝のコト
「そろそろ起きないと遅刻するよー」
せっせと家事に勤しみながら
寝ている子供に声をかける。
全く起きてこない子供。
体調不良かしら?
ちょっと心配になって様子を見に行く。
「体の調子悪いの?」
「ううん」
「眠いの?」
「ううん」
「休むの?」
「うん!」
・・・なんで??(ˉ▽ˉ;)...
布団から這い出し、着替えを始める子供。
「行くんだよね?」
「ううん」
「なぜ、休むんだろう?」
「ママといたいから」
「・・・そっか」
胸の奥がちくりと痛む。
はい。
ワタクシ、ちと、心当たりがあるのです。
実は最近、ちょっとばかし?創作活動に
前のめりになっているきらいがありまして💦
恒例のmini歌動画投稿に加えて
ひっそりと『ベジ竜2』という漫画(電子書籍)を
キンドルで出版してみたり
動画に出てくるキャラクターたちを
もっと活躍させたいなと思い立ち
オリラボさんでキャラクターグッズを作ってみたり・・etc
今までは『やりたい!!』と思っていても
どうやったら実現できるかわからなくて
頭の中で終わってしまっていたことが
今は少しずつ実現できるになったから
嬉しくてついつい
そちらに夢中になっていたのです∑( 口 ||
自分自身でも、そのコトにうっすら気づいておりました。
でも、気づかない振りしてた。
だから、今回のこの言葉は
子供からのちょっとしたSOSに聞こえたのであります。
「じゃあ、今日はお休みして遊ぼうか」
子供がこくりと頷く。
本日の予定変更。
さてさて、何して遊ぼうか。
頭の中で必死に考える。
最初に思いついたのはお団子づくり。
ちょうど『団子の粉』というものを買ってあったのです。
というのは、主人の実家ではお彼岸にお団子を作ります。
そのお団子がとても美味しい!!
だから、家でも作れたらいいなと
何度か作ってはみたのですが
いつも上手にできない・・・💦
ゆでる時間が長いのかな?
いつも、べちょべちょなお団子になってしまうのです・・・
なので、今回はちょっと作り方を変えました。
電子レンジで作るという方法です。
買ってあった『団子の粉』の袋の裏に
書いてあるのを見つけたまして。
これなら火も使わないから子供と一緒にできるかな、と。
そして、いざ、レッツ・トライ!!
団子の粉に水を少しずつ加えてこねる。
開始早々、キッチンがあっという間に粉まるけ。
さっき、掃除したばかりなのに(┬┬﹏┬┬)
でも、しょうがない。
後でさっと、拭くだけ拭くだけ
必死に自分に言い聞かせる。
目指す生地の固さは、耳たぶより少しやわらかめ
電子レンジでやる分、水分が多いほうがいいのかな?
捏ねあがったら、ふわりとラップをかけて
生地が透き通ってくるまで電子レンジにかける。
けれど、思っているほど生地が透き通らない。
というか、どれくらいを透き通るというのだろう?
やりすぎると生地がガチガチになりそうで怖い。
だから、何度も取り出して確認する。
なんとなく、こんな感じかな?
というところでレンジから取り出す。
そして、餅つきの要領でつく。
「何でつくの?」と子供に聞かれ
すりこぎの棒を渡す。
「えっ!!コレ?」
うん。これしかないもん。
そして、ぺったんぺったんと、と思ったら
全くつけない∑( 口 ||
生地が固すぎるのだ!!
ヤバい!
レンジ掛けすぎた・・・
冷や汗をかきかき、必死にすりこ木を生地に突き刺す。
それから、手に水を付けて丸める。
手に水を付けたおかげか、生地が少しやわらかくなる。
そして、味見。
ちょっと固い。
でも、いつものべっちょり団子より美味しい。
「何味にする?」
「黄な粉がいい!!」
早速、冷蔵庫から黄な粉を取り出す。
その時、ちらりと白ゴマが目に入る。
コレもおいしそうだよね。
一緒に冷蔵庫から取り出す。
一つ目は黄な粉団子。
お団子にお砂糖入りの黄な粉をたっぷりまぶす。
もう一つは急遽思いついたゴマ団子。
お団子に軽く蜂蜜を絡めて、そこにゴマをまぶす。
どっちが美味しい?
どっちも好きかな。
子供とそんな会話をしつつ
何個かお団子を食べてみる。
今日のおやつのつもりで作ったはずなのに
おかしいな
ちょっと数が足りなくなってない??
お団子づくりの後は、服作り。
以前、子供の友達の家へ遊びに行ったとき
その子が、とあるキャラクターの衣装を着ておりました。
それにわが子が激しく反応しまして💦
なぜなら、わが子もそのキャラクターが大好きだったから。
貸して!!と口に出すことはなかったものの
羨ましそうにじーっとその服を見ておりました。
多分、相当、我慢していたのだと思う。
だから、何とかできないかな~と(ˉ▽ˉ;)...
でも、悲しいかな。
服を作る技術なんて全く持ち合わせていないのですよ。
なので、自分がもう着ない服を
小さいサイズにリメイクして
簡単に装飾なんかも施して
それっぽくできないかと
頭の中では考えてはいたのです。
ただ、大変そうでなかなかやる気がおきなかっただけ。
さあ、頑張ろう!!
久しぶりにミシンを取り出す。
今のところ、ほぼ雑巾制作用専門になっているミシンさん。
いつか、子供の小物を作りたいなとは思っております。
でも、なかなかね💦ってちょっと言い訳しながら・・・
まずは首周りのところを小さくしてみる。
といっても、服を作る知識は全くございません。
全部、なんとなく、こう?な感じでやっております。
適当に服を縫いながら思うコト。
今のミシンってすごいですよね。
縫いの強さとか全部勝手に調整してくれるんですよ。
おかげさまで、機械嫌いの私もなんとか
雑巾が縫えるようになったのであります。
ただ、雑巾って百均で売ってるんですって💦
だから、せめてミシン代のもとは取れるようにと
タオルがぼろくなる度に雑巾にリメイクしております・・・
首周りの後は裾。
せっかくだからドレープみたいなものを作れないかなと
子供に服を着せてあーだこーだとやってみる。
そして、いいんじゃないかな
ってところで縫ってみたんですけれど
いざ縫いつけてみるとおかしい・・・( ̄_ ̄|||)
えっ?
なんで?
段々、子供の顔が曇ってきて
私も慣れない作業で疲れてきて
「もうやめよか」って子供に提案してみるのだけれど
わが子は絶対に「やって」と言う。
ちょっと期待させ過ぎてしまったかな・・・💦
何とかせねばと何度も試して
お互いが納得したところで出来上がり。
そのままだと寂しいので
昔使っていた可愛いバックルのベルトを巻いてやる。
それがことのほか、わが子は気に入ったご様子。
ぱっと表情が明るくなる。
最後に無地のレジャーシートでマントを作る。
「模様が欲しい」というのでカラーテープで
わが子の望む模様を作って・・・
一つ模様を作ったところで手が止まる。
もう、駄目だ。
創作意欲がすっからかんになっている。
「と、とりあえず今日はここまでで・・・」
わが子はちょっと不満そう。
だけれど、もうほぼ出来上がってるし
早く○○(キャラクター名)の衣装着て遊びたくない?
とかなんとか誤魔化して。
本日は、ここで終了!!
といっても、まだお昼前(┬┬﹏┬┬)
ただ、子供は本当にうれしかったみたいで
作った服を着て、マントを羽織って、
部屋を走り回っている。
その姿を見ていると、本当に疲れたけれど
やってみてよかったなと思う。
気づけば、少しずつ手がかからなくなってきたわが子。
もう少ししたら、自分の付き合いなんかができてきて
どんどん外へ出て行っちゃうのかな、なんて
ふと寂しい思いに駆られることもあったから
まだまだ必要とされてると分かって、ちょっと嬉しい半面
子供はあっという間に成長していくから
こんなふうに必要としてくれることも
あと何回あるかわからない。
だから、必要としてくれたその時くらいは
しっかりと向き合って
その時間を大切にしてゆきたいと改めて思う。
「ねえ、ママ!!」
うん?何かな??
子供のほうに顔をやる。
「今度、お友達に会ったら、
ママに〇〇(お気に入りのキャラクター名)の衣装を
作ってもらったって言うんだ♡」
!!!!∑( 口 ||
「やめて、それだけは勘弁して!!」
思わず口からこぼれてしまった言葉を
わが子は聞き逃さない。
「なんで?」
無邪気に聞き返してくるわが子。
さすがに
その服、
〇〇の服に似ても似つかないから
なんて口が裂けても言えるわけはなく
疲れきった頭を必死に回転させて
言い訳を考えるかざねっこでありました。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました!!