風の時編集部 【仙台の原風景を観る、知る。】 (original) (raw)

『仙台塩竈精密案内地誌 1965版』を復刻するにあたり、著作権関係をクリアするために文化庁の裁定制度申請手続き作業を行ってきましたが、申請書の提出まで進むことができました。
地図帖復刻版作製の承認まで、もう少し。先が見えてきました。

仙台の今昔写真をもとにまちの魅力を多世代で新発見し、地元学のタネを育てるアーカイブ事業「ここダネ!」も、いよいよ今年度で4年目。中学生と一緒にまちなみの移り変わりを現地で体感し記録していく作業も3年目に突入しました。
10月4日(金)今年度初顔合わせ後、早速、1973(昭和48)年に撮影された木造校舎と新校舎が写る写真や、上杉山通沿いにあった「白雪わた」の建物などを定点撮影。

一緒に活動してみると、若い世代にとって、レコードも古い写真もノスタルジーの対象ではなく、未知の新しい体験なんだということを改めて実感します。

中学生が撮り、写真説明を加えた「ここダネ!」パネル展は、一般の方々にもお披露目することができそうです。詳細が決まりましたらご案内します。

当日の様子を東北放送の夕方のニュース番組

https://www.youtube.com/watch?v=XnGLM-e9q3g

で紹介していただきました。

-----------
<参加した中学生たちの声>
・この中学校は伝統を大事にしている学校なので、改めてそれを大切にしていけたらいい。
・昔の写真だと高いマンションが無くて、すごく空が見やすい。今の写真はマンションが多くて、『進歩したな~』と思った。
・また新しい発見があったし、撮り方も勉強になって良かった。
・昔と今で変わっていることはたくさんあるが、変わらないところもあって、『宝探し』みたいで楽しかった。来年も参加したいです。
-----------

工業のまちから、住宅・商業のまちへ大きく変化してきた幸町エリア。
スマホを片手に幸町の気になる場所を撮影し、画像記録を残すプログラムを、幸町市民センターさん主催で10月19日(土)・11月30日(土)午後に行います。今昔定点撮影をしつつ、今のまちなみを未来に残す試みです。
興味のある方は幸町市民センターまで(022-291-8651)詳細はこちら

「地域がもっと好きになる “地元学 幸町の今昔”」(講座2回)
❶10月19日(土)13時~15時30分
❷11月30日(土)13時~15時

・参加費/無料
・主催/幸町市民センター TEL:022-291-8651

今回の展示でも、昔の写真だけではなく現在の写真とセットになることで、どの世代にもまちなみや生活、交通インフラの変化などが伝わりやすくなることを実感しました。

若い世代にとってレコードがノスタルジーの対象ではなく、未知の新しい体験であるのと同じように、古い写真も若い世代の視点から見ると全く別の役割を持つのかもしれません。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

仙台市生涯学習支援センター1階展示フロアで実施中の「ここダネ!」のトリセツ。
9月14日(土)、11時からの「お役立ち情報」では、これまで⼀緒に取り組んだ市⺠センターや⼩中学校と製作してきた仙台各地の定点で撮影した今昔写真パネル展⺬や、まち歩きの様⼦をご紹介。


これまで3年間取り組んできた「ここダネ!」の事例を紹介した「お役立ち情報」

13時からの「活用術相談」では、1枚の写真からどんなことができるのか。写真収集やパネル展、まち歩き、交流会など、これまでの事例を踏まえ「ここダネ!」の活⽤の仕⽅を紹介しました。ご来場いただきありがとうございました。


まち歩きや交流会など「ここダネ!」の活用の仕方を紹介した「お役立ち情報」

昭和時代に撮影された仙台の写真にあわせ、今のまちなみを同じ場所で定点撮影し、子どもや若者の視点で仙台の魅力を新発見するプログラムが「ここダネ!」です。
この「ここダネ!」とはどんな取り組みなのか、地域交流や世代間交流に活用してきた今昔定点写真の展示やこれまでの事例を紹介するガイダンス【「ここダネ!」のトリセツ】開催中です。

---------------------------
「ここダネ!」のトリセツ
●開催日時/2024年9月10日(火)~9月29日(日)9時~20時
(休館日/9月9日、9月17日、9月24日)
●会場/仙台市生涯学習支援センター1階展示フロア
仙台市宮城野区榴岡4丁目1-8 榴岡図書館の建物)
●参加費/無料・申込不要 直接会場にお越しください
●問合せ/info@sendai-city.net(担当/佐藤)
●主催/風の時編集部
●助成/公財 仙台市市民文化事業団
---------------------------
①展示・上映(9月10日(火)~9月29日(日)9時~20時)
会期中、これまで⼀緒に取り組んだ市⺠センターや⼩中学校と製作してきた仙台各地の定点で撮影した今昔写真パネル展⺬や、まち歩きの様⼦を上映します。
②お役立ち情報(9月14日(土)11時~12時)
会期中、これまで⼀緒に取り組んだ市⺠センターや⼩中学校と製作してきた仙台各地の定点で撮影した今昔写真パネル展⺬や、まち歩きの様⼦を上映します。
③活用術相談(9月14日(土)13時~随時先着順)
昭和時代に撮影された1枚の写真からどんなことができるのか。写真収集やパネル展、まち歩き、交流会など、これまでの事例を踏まえ「ここダネ!」の活⽤の仕⽅を紹介します。
-------------------------------------------
あなたのまちで「ここダネ!」はどう使えるのか、どんな表情や声を集められるのかお宝を見つけ活用する「ここダネ」のトリセツをご紹介します。
学校や市民センター、団体、地域拠点など地域の中でまちの魅力を見つけたい、地位学習の種を探している、多世代交流を促し地域コミュニケーションを活発にしたいと考えている方など是非、足をお運びください。
「ここダネ!」の詳細情報はこちらからどうぞ
https://mag.ssbj.jp/col/15186/

再来週、9月16日(月・祝)は敬老の日です。


敬老の日」に昭和を贈ろう! 送料0円キャンペーン!
を実施します!

どの商品でも
何冊買っても
全国どこへでも
送料0円でお届けします!

再来週、9月16日(月・祝)は敬老の日です。
あなたにとって「敬老の日」と聞いて思い浮かべる方は、どなたですか?
みなさまの大切な方への贈り物、今年は「懐かしい仙台」をお届けしてみませんか?
風の時編集部 楽天市場店 では、毎年恒例となっている

風の時編集部
敬老の日」に特別な贈り物を キャンペーン
を実施します!

風の時編集部が自信を持ってオススメする、「敬老の日」ギフト。
贈り物として人気の3商品を、無料ラッピングでお届けします。
■ 仙台クロニクル 戦災復興期から高度経済成長期、そして昭和を経て平成へ。
昭和24年から平成2年までの、懐かしい仙台の風景を集めた写真集です。
「大切な方へのプレゼントに」と、選ぶ方がとても多い一冊です。

■仙台地図さんぽ バッグインサイズ 大人気シリーズが軽くてコンパクトな「まち歩き専用」になりました!
大正元年の地図と、現在の地図とをカンタンに見比べられる、
まち歩きに最適の1冊。風の時編集部がオススメするチェックポイント付き

■昭和39年の仙台地図帖 日本中が東京オリンピックに沸いた、昭和39年。
仙台でも、多くのインフラが整備され、新たな時代の到来を実感していた
あの頃に発行された詳細な仙台地図帳、59年ぶりの復刊です!
以上3商品に限り、ご希望の方へ無料ラッピングでお届けします。
ご希望の方は、ご購入の際、
【お届け日時の変更】の【配送に関するご要望】自由記入欄に
「指定のお届け日時」「ラッピング希望」とご記入ください。
*
お客様から喜びの声をいただいています!
楽天市場レビュー・読者アンケート・メールより)
-----
敬老の日に「昭和39年の仙台地図帖」を贈りました。父からは時々昔の思い出話しを聞くことがあって、この地図があるとその思い出が線でつながっていって、とっても興味深い!先日は息子も加わって、熱心に話しを聞いていました。三世代の交流ってやつでしょうか。父からはいまのうちに、たくさん話しを聞いておきたいと思っています。(40代)
-----
父の日のプレゼントに贈りました。届ける日時など丁寧に調整してくださりありがとうございました。父からは「『仙台クロ二クル』を受け取りました。ありがとう。欲しくて買おうか迷ってました。どのページも懐かしく、蘇ります。子どもの頃見た風景は忘れないものですね。最高の贈り物、ありがとうね。」と連絡が来ました。今度帰仙したら、写真や地図を眺めながら父の思い出話をゆっくり聴きたいと思います。(50代)
-----
父の日のプレゼントとして購入いたしました。1ページ繰るごとに目を細めじっくりと眺め入りつつ尽きぬ思い出話を語っている父の姿を見て、今まであげたどのプレゼントよりも価値のある物をあげることができたと感じました。また、購入の際も問合せに親切に対応いただき、心のこもったラッピングもしていただけ、昨今のネット通販では味わえない温もりある買い物ができたことも大変嬉しかったです。ありがとうございました。また素敵な商品企画を楽しみにしております。(40代)
-----
「仙台地図さんぽ」欲しかったのにずっと品切れで。新しいものが発売されたのを知って、すぐに購入しました。早速、持参して実家へ。祖父と祖母は、いわゆる旧町名で話しをするので、この本があると助かります(笑)学生時代を過ごした片平丁、上染師町、監獄横丁(!)など、よく覚えてるなぁ。(30代)

昨年11月に『バック・トゥ・ザ・センダイ カレンダー』の製作を始めた際、一番見ていただきたかった写真が、現在震災遺構となっているこの荒浜小の運動会の写真でした。

震災以前の沿岸部の暮らしを聞く3.11オモイデアーカイブの「オモイデを語る会」荒浜編でも地元の皆さんの記憶や笑顔を大いに引き出した写真で、アーカイブの可能性を感じた一枚です。運動会はまちをあげてのイベントだったことを伝える大好きな写真です♩(写真/吉田安子さん)