神居古潭(カムイコタン)はアイヌの聖地 (original) (raw)
旭川の旭山動物園に行く途中で、神居古潭(カムイコタン)に行ってみた。
最近は「女子高生殺人事件」でテレビニュースにやたらと登場するが、もともとは静かで美しい場所だ。
神が住むアイヌの人々の聖地だ。
アイヌの神様きっと怒ってると思う。
石狩川が上川盆地から石狩平野に流れ出る境に位置するこの渓谷は、アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」と呼ばれ、古くよりアイヌの人々の聖地とされてきました。峡谷を形成する緑泥片岩は1億年以上という気の遠くなるような長い年月をかけて石狩川の流れによって浸食され、アイヌの人々の伝説に登場する奇岩やおう穴群(天然記念物、日本の地質100選にも認定)を形成しました。急激に川幅が狭くなるため流れが激しく深く、かつては行き交う舟がよく転覆し、アイヌの人々は峡谷に住む魔神の仕業と恐れていたようです。 また、この地域は市内有数の景勝地としても知られています。かつては交通の難所でしたが、現在は国道もあり、その脇道に架かっている吊り橋から、かつて鉄道が通っていた対岸に渡ることができます。悠久の時の中で形成された峡谷が、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪などに美しく彩られる姿は、私達の目を一年中楽しませてくれます。 さらに、アイヌ以前の人々の集落跡である「神居古潭竪穴住居跡」(北海道指定文化財史跡)や明治43年の建設当時の姿をそのまま残しているホームやSL機関車3両、駅舎(復元)が展示されている国道対岸の「旧神居古潭駅舎」など、アイヌ以外でこの地域に関わった先人達の生活の一端を垣間見ることができます。
※じゃらん観光ガイドより抜粋
ニュースに登場する橋
警察か測量会社の人かがたくさんいて実況見分していた。想像すると心が痛む。
もとは鉄道が通っていたそのなごりが保存されている。
こんな場所が北海道にはやたらたくさんある。
どこにでもこういう機関車がおいてある。
北海道はどこもかしこも廃線となった。
かつての線路はサイクリングロードになっている。
川に沿って木々の中を気持ちよさそうな道が伸びている。
「自転車で走れば気持ちよさそうだね」
「だけど熊が出そうだね」
「一人じゃ怖いね」
「一人じゃ無理だね」
こんな道が北海道、たくさんある。
うちの近くにも自然遊歩道とかあって、きれいで気持ちよさそうで散歩したいと思っても、一人じゃ危険。
やたらと出歩けない。
かつての線路はサイクリングロードに
レトロで趣のある駅舎
橋を渡ってすぐのこの階段がとてもよかった。時空が曲がっているような感じ。
橋の入り口にはお花と鐘が。手を合わせてきた。心がざわつく。悲しい。
ところで北海道には「カムイ」と名の付く場所がたくさんある。