ばおりんブログ (original) (raw)
もう年寄りなので、薄毛と白髪は致し方ありません。
白髪と黒髪が混じった髪を「ごま塩頭」と言います。
英語では「salt and pepper hair」と言いますが、英語を話す人はいろんな髪色です。
レインボーペッパーでしょうか。
おしゃれですね。
でも日本風に言うと「のりたま頭」ってとこですね。
昔、ふりかけと言えば、ごま塩、のりたま、たらこ、の3色パックが定番でしたね。
寒露の季節になって、グッと気温が下がりましたね。
秋の夜長、つい夜更かしをしてしまいます。
演奏会で、すっかり熟睡してしまっている人が増えるのもこの季節です。
でもまあ、そんな人を責めないであげてください。
眠いのは気持ちの良いことです。
演奏会で気持ち良くなるのは、正しいことです。
昔、巨匠と呼ばれる大先生にレッスンを受けた時、弾き始めるや否や眠ってしまい、弾き終わると同時に目覚めて、「うーん、もう一回」と言われた時には少し怒りを覚えました。
でも今は良い思い出です。
西洋でも日本でも、昔の手紙は美しいものです。
草書体の巻紙の手紙を見ると、不思議なリズムの緊張感を感じます。
墨の文字を見て「この色の中には、私が表現したいと思っている音がある。」と言ったのはジャズピアニストのジョン・ルイスさん。
ペンでも鉛筆でも良いので、たまには字を書きましょうね。
「意識なく描いた墨いろから、音が聴こえてくることもある。それらはいつも遠い日の音である。」美術家 篠田桃紅
バイオリンさわってみませんか。
ワークショップやります。
詳細はこちらをご覧ください。
バイオリンはめんどくさい楽器です。
なかなか上手になりません。
でも、日々の暮らしをのんびり楽しみながら生活の質を高めようとするスローライフにはとても良く当てはまります。
ゆっくりだから味わい深いと思います。
「都電荒川線」が素敵ですよ。
今時一両編成のチンチン電車です。
山手線の内側に向かって走るのですが、不思議と昔っぽい街並みで風情があります。
通勤時間は大混雑なので、それ以外の時間を狙ってください。
東京都がインバウンドを意識して「東京さくらトラム」という名前をつけましたが、あまり使われませんね。
「ゆりかもめ」というモノレールは良いですよ。
少し高いところを走るので、ビル群の向こうにレインボーブリッジと富士山が見えます。
東京湾の砂浜もあるんですよ。
田舎から出てきた友人はこの砂浜を見て「余計なものが多くて、見てて悲しい」と言いました。
なるほど、田舎の雄大な砂浜を知っているとそうなのかもしれませんね。
でも田舎に行けない人もいますから、東京の小さな砂浜もキュートでいけてます。
シェーンベルクという作曲家は、昨今の難しい現代音楽の基礎を20世紀初頭に築きました。
どんな曲を書いたかというと、当時の演奏会の記事によると、「不平を言う者、野次を飛ばす者、叫び声を上げる者、腹痛をおこす者、あるいは気絶する者」がいたそうです。
彼自身は大真面目に自分の内面を表現しているというのですが、いかんせん難しいのです。
彼は絵画もたくさん残していて、絵画の方が何かわかる気がします。
絵画の方が、彼の内面に近づけたのかもしれません。
「自分は言葉で表現するのが苦手だから、音楽で表現する。音楽で表現できないものは、絵画で表現する。」シェーンベルク
キイジョウロホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)という花があります。
あれ、鳥? いいえ花なんです。
釣り鐘状の鮮やかな黄色い花々がうつむいて咲き、優雅でしっとりとした花姿。
その花姿から「山里の貴婦人」といわれています。
9月から10月の間に咲きます。
なぜホトトギスなのかは謎です。
世界の絶景を見に行くのも良いですが、近くの知らない花を見に行くのも良いですよね。
逆さチューリップなんて呼ぶ人もいます。
アロマの流行がひと回りして、お香が流行っているらしいです。
香りにも癒されますが、白く立ち昇る香煙がほぐれて渦を巻く様子が見ていて楽しいです。
まさに、レガートのイメージですね。
昔、父のタバコの煙を追いかけてはしゃいでいたのを思い出します。
今ではきっと許されないのでしょうけどね。
やっぱり子供の前でタバコはダメです。
でもお香なら良いかもしれませんね。
我々の生きる人間界より上の、天人が住むとされる天道に生まれかわるためには、良い行いをすることが必要です。
芸道に邁進するのは菩薩行、と仏教では教えます。
芸の向上は同時に人格の向上と言う考えです。
バイオリンを芸道と考えて良いか問題もあります。
バイオリン道なんて、ちょっとかっこいいですけどね。
人格的に問題のある名バイオリン奏者というのもいるんですが、一部の天才にはそういう人もいるということで許容してください。
良い子は真似をしてはいけませんってやつですね。