夏休み1日目:福島「大丸あすなろ荘」について (original) (raw)

夏休みということで、福島に来ている。

福島は母方の祖母が福島の出身で、子供の頃家族と来て以来だ。

www.hitou.or.jp

奇しくも「日本秘湯を守る会」の会長さんが運営する「大丸あすなろ荘」に宿泊している。

www.motoyudaimaruasunarosou.com

素晴らしい源泉掛け流しを見つけるリソースとして、以前紹介した「究極の源泉宿73」や、「源泉掛け流し温泉マップ」、さらには「純温泉協会」などがある。

それぞれが定める「源泉掛け流し」の定義も違い、自分としては加水加温なし、消毒なしで掛け流している温泉がいい。(ちなみに源泉掛け流しと謳っても、循環式であることもあるので要注意だ。)

それぞれの情報をうまく統合して、簡単に「本物の源泉掛け流し」が見つかるサイトなどあれば、便利だとは思う。

こちらの大丸あすなろ荘は、もちろん自分が求める本物の源泉掛け流しだ。

男湯は渓流のすぐそばに温泉があり、熱湯とぬる湯も用意されており、完璧だ。夏は虫がすごいがまだ許容範囲内ではある。

更衣室は掘立小屋に近いが、そこはまあ気にすることもない。

奥がぬるま湯になっており、ここは人が2、3人入れば満員という感じだが、常に一人で独占できた。

目の前が渓流とは、とても風情があって素晴らしい。ただ真夏でも夜は結構冷えるので、来れるのは秋までかもしれない。真冬はチェーンを履かせないと車では無理だろう。

そして、一番のウリである「自噴泉岩風呂」だ。よく温泉通の間では、源泉から浴槽までの距離が近ければ近いほどいいと言うが、この岩風呂は源泉までの距離ゼロという。

お料理は可もなく不可もなくという感じだが、鮎は小ぶりだがとても美味しかった。山奥にあるので空気が素晴らしいことと、まさに秘湯中の秘湯であることを吟味すると、また来たいと思わせる温泉だ。

今日もこれから別の「日本秘湯を守る会」の旅館へとこれから移動する。合計3泊4日の温泉旅だが、ゆっくり疲れを癒して、これからの忙しい日々に備えたい。