モーツァルトのK.428 (original) (raw)
大雨の翌日、爽やかな…というよりもうすっかり夏日の1日。
昨日はちょっと遠い東京方面の合奏会でした。
メンバーは全部で9人の、もう10年以上ご一緒している楽しい会です。
カルテット、1人1パートでなく皆で一緒に弾いちゃおう!という企画の会。
モーツァルト弦楽四重奏曲第16番嬰ホ長調K.428
昨日のメインメニューはモーツァルト弦楽四重奏曲第16番嬰ホ長調K.428!!
実は以前ご近所横浜の合奏でやったことがあるK.428。
その時は1stだったんですが、昨日は2nd担当。
これ、2ndがとっても美味しい曲です!
何と言っても掛け合いが楽しい。
始まって5小節目で2ndが「どれみ、み、み、み〜」とツッコミを入れるところ。
56小節目のように、フォルテからピアノになるところで2ndが主導して柔らかい長い音符をいれるところなど、ホント2nd冥利につきますね〜。
Wolfgang Amadeus Mozart - String Quartet No. 16, K. 428 [With score] - YouTube
2楽章が大変美しくて、ハイドン・セットの6曲の中でも大好きな曲!
だけど、楽譜の見た目よりも弾くの難しいです。
フラット4つだからかな?あと、伸ばしが多い分各パートの合わせがやや複雑なのかな?
昨日は4楽章までざーっと合わせた感じですが、難易度的には4楽章が一番Prestoで難しいのでしょう。ちゃんと弾けるようになるにはこれからですね。
以前この団でやった「不協和音」は、似た感じだけど、これよりずっと簡単に感じました。ハ長調だったせいかな?
「不協和音」無事終了〜! - バイオリンと外宇宙の話 vol.2
このK.428のEsdurの調性は「フィガロの結婚」と関連性があるそうです。
今オケでやってる「プラハ」もフィガロのメロディーたくさん出てくるので、知らず知らずのうちにフィガロを摂取中な感じ?
ヴィオラさん曰く、「(このK.428は)意外と歯ごたえがあって面白かった」そうです(笑)
ヴィオラ的にも美味しいところ一杯だもんね!
K.464とK.428 - バイオリンと外宇宙の話 vol.2
カリンニコフの弦楽セレナーデ ト短調
来月はこの曲に加えてカリンニコフの弦楽セレナーデも練習する予定です。