盗掘? 深入山 (original) (raw)

2024/09/11

先の記事で紹介した通り
北穂高岳への遠征が雨の予報で中止になった

ただ自分のなかでは
気持ちはすでに山に向かってて
そんな気持ちを治めるために
県北の山を歩いてきた

歩いた山は草原のキレイな深入山

朝いちばんで誰も居ない駐車場に車を停め
用を済ませ身支度整えて歩き始める

登山口から山頂までは
直登で急登

朝いちなので気温もまだ低く身体も元気で
急登もわりと楽に歩ける
登山道沿いには
ハギ、ママコナ、キキョウ、ツリガネニンジンなど
秋の花が咲き乱れる

頂上が近づくにつれて
息も上がりスピードも落ちてくる
出る汗も半端ない

50分で頂上に到着した

空は全部雲で覆われてる
ただ風が強く雲は流れ
ときどき青空も見える
ずっと向こうの雲の下に日本海も見えた

しばらく休んで林間コースに降る
途中の天狗岩からは恐羅漢も見える

林の中に入ると風も止み
また汗もかき始める
そして虫もまとわりついてくる

そんな林の中には
前回歩いた時には山道整備の折に
貴重な花を刈り払わないように
テープでのマークが付けられていた
それが今回は全く見られず
どうしたのかな?と思ってた

総歩行距離4.1km、山に居た時間1:54、累積獲得標高差登り347m

そんな山歩きも午前中で終了

降った後はしばらく車を走らせて
郊外のお店で美味しいカレーを食べて帰宅した

(アクシデントで写真を紛失してしまいました)

さて下山後出会ったオジイサンから
「花の盗掘の被害に遭った、300本」
「夕方入山するので捕まえられない」
などの情報を教えていただいた

球根目当ての盗掘らしい

花が咲くまでに7年かかるとされているので
この山ではしばらくはその花は見れないだろう

山野草を管理されてる方がいる
自分らは花を楽しめずただ「残念」でしかないが
管理されてる方にしてみれば怒りしかないだろう
やりきれない気持ちで一杯だろう

これからは花の写真をyamarecoにアップするときも
いろんなことに気を遣わないといけない

そんなこと思わされた
フクザツな気持ちの山行でした

あきひこ