「おじさんと中学生の温泉トーク」第4回:成分別に温泉を一覧化してみた (original) (raw)

中学生:
「おじさん、温泉っていろんな種類があるけど、それぞれどう違うの?」

おじさん:
「そうだな、温泉にはいろいろな成分が含まれていて、それぞれが体に違った作用を

もたらすんだ。たとえば、よく聞く硫黄泉単純アルカリ泉以外にも、

珍しい成分の温泉もあるんだよ。」

中学生:
「ええっ、どんな温泉があるの?」

おじさん:
「じゃあ、代表的な温泉成分とその効果を、一覧で説明してみるよ。

これで次に温泉に行くときにどんな温泉を選ぶか考えられるね。」

温泉成分の一覧と効果

1.硫黄泉(いおうせん)

    • 効果: 殺菌作用があり、皮膚病やニキビに効果的。関節痛や筋肉痛の緩和にも良い。
    • 代表的な温泉地: **草津温泉(群馬県)、登別温泉**(北海道)

2.炭酸水素塩泉(たんさんすいそえんせん)

3.ナトリウム泉(塩化物泉)

4.単純アルカリ泉

5.硫酸塩泉(りゅうさんえんせん)

    • 効果: 傷の治癒を促進し、動脈硬化や高血圧の改善に役立つ。
    • 代表的な温泉地: **別府温泉(大分県)、 那須温泉**(栃木県)

6.酸性泉(さんせいせん)

    • 効果: 殺菌力が高く、皮膚のリフレッシュに効果的。アトピー性皮膚炎にも良いとされる。
    • 代表的な温泉地: 蔵王温泉(山形県)、**酸ヶ湯温泉**(青森県)

7.ラジウム泉

    • 効果: 微量の放射線がホルミシス効果をもたらし、免疫力を高め、新陳代謝を促進。リウマチや高血圧、糖尿病に効果的。
    • 代表的な温泉地: 三朝温泉(鳥取県)、増富ラジウム温泉(山梨県)

8.ソマチッド温泉

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中学生:
「へえ、温泉てこんなに種類があるんだね!知らなかった!

でもさ、どの温泉を選ぶのか迷っちゃうね。」

おじさん:
「まずは、自分の体調や目的に合わせて選ぶのがいいよ。

例えば、肌が乾燥しているならナトリウム泉がいいし、

関節痛があるなら硫黄泉ラジウム泉が効果的だね。」

中学生:
「じゃあ、部活で体が疲れているときはどうすればいいの?」

おじさん:
「疲れているなら炭酸水素塩泉がおすすめだよ。血行を促進してくれるし、

体がポカポカ温まるからね。あとは、あまり長く入らないことが大事だな。」

中学生:
「そうなんだ。今まで親が決めた温泉旅行になんとなく浸かっていたんだけど、

今度は温泉成分も確認して入浴してみるよ。」

おじさん:

「ご両親は君がいきなり温泉に詳しくなっていて驚くだろうね。」

中学生:
「だね笑。」