kimitojacuzzi Anniversary (original) (raw)

稽古場での一幕。

撮影者、誉人。この日のコメントは「仲良さそう」。
台本上ピリッとしているシーンなので「仲良さそう」はダメなのですが、仲良さそうだ。シリアスになりきれないのは、山口さんが原因だと睨んでいる。

これを言ったらダメかもしれないんですけど、普段騒がしい芝居をしているので、初期の三池作品の湿っぽい雰囲気がなかなか出せない。
最近は「笑ってはいけない暴虐王」みたくなっているので、そろそろドシリアスな雰囲気、出していかなきゃ…と思っています。

共演者に年下がいないのが「劇団であった怖い話」以来だから、「自分がお手本にならなきゃ」感が薄いんですかね。劇怖の時も場の雰囲気を支配した奴が勝ち、みたいなとこあった。そういう稽古場は嫌いじゃないです。全員守りに入ってないということなので。
あれ?誉人いくつだっけ?年下感ないのよね、あの子。

その分、駒ちゃんに迷惑をかけないよう振り付けはちゃんと覚えてきたり、バランスはとれてると思うので、このままでもいいような…。
でも、のえが戻ってきた時に「ここまで出来ててすごい!」って言って欲しい…。心がふたつある~。

三池初期作品あるある。
①ヒロインは「でも、でも」とか「そんな、そんな」と二回言う。
②倒置法が多用されている。
③恋が苦い。
公演詳細はこちら!

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動きが決まって来たので、通し稽古が出来る時期ですね。
この日は前半の通しをやるに当たり、首藤くんから今一度、舞台の説明がありました。

市民センター稽古だとハケの導線を軽視しがちなので、ちゃんと舞台のかたちにのっとってハケてください、とのこと。
美都子さんが何を血迷ったか、一回客席側にハケたことがあるので…。今思うと、あれって普段いるオペ室に戻ろうとしたんじゃないかな。サケが生まれた川に帰ってくるような感覚…?

すでに風さんの空間は全員知っているので頭の中では想像しながら稽古をしていたけれど、段差・出ハケのパネルをもう一度確認しながら稽古をすると、今までやってきた動きが制限されたり、その制限を活かしてもっと面白いことを思いついたりします。

今回はいつものように「面白い事、全部詰め込め!」って感じのお芝居じゃないけれど、一度やってみないとその先に行けないので、まだまだみんな自分の役で遊んでいる感じ。
だいぶ台詞が口に慣れてきたので、たくさんある選択肢の中から、本番にむけてどの演技でいくかを決めて行こうと思います。

脚本だけだと結構シリアス。でも、ドタバタ劇になっちゃうの、な~んで?キミジャグの最新作、詳細はこちら。

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YOUTUBEでは動画版稽古場日誌公開中!煽られたらささやかにやり返す首藤くん、おもろいね。

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本日は「リコと暴虐王のワルツ」の特別企画のご案内です。

11月15日(金)19時回

キャストは稽古着着用のプレ公演!※写真はイメージです

衣裳は着用せず、普段通りの稽古着で行うので、いつもとはまた違った楽しみ方ができるんじゃないかなと思います。
他の団体さんでやってた「衣装なし公演」を前に拝見したことがあるのですが、照明・音響・舞台・小道具があるのに衣裳を着てない違和感が結構面白い。
プレ公演を見て、「衣装を着たらどうなるんだろう?」と想像してもいいし、その後通常公演を見て「なるほど~」となってもいい。

一番の悩みは、どの稽古着を着用するか問題ですね。ちゃんとしたジャージを着るか、ネタに走るか…。

11月17日(日)11時回
20周年目前の団体、プロフェッショナルファウルとキミトジャグジーによる公演後特別対談を行います。※写真は「虚舟」の時のもの

こちら、PFさん側の出演者が未定だったのですが、又吉知行さんと渡辺キョウスケさんにご出演いただけることになりました。
2つの団体が2025年で設立20周年なので、今までのこと、これからのことをお話しようかなと思っています。これから劇団を作りたい!って子や、PF・キミジャグどちらのお芝居も観たことあるよって人にオススメです。もちろん、まだPFさんのお芝居観たことがないという方にも、PFのおふたかたの魅力を知って欲しいな。

ところで、みんな、ここ最近の「PFどうしよう」、聞いてる?キミジャグでも話題にあがることが多いんですが、聞いた後いつも「あ、あいつら~!」ってなってるので、そのへんの話もね…。

どの日に観に行こうかお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。

PFにも会える!公演詳細はこちら。

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YOUTUBEでは動画版稽古場日誌が始まってるよ。

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チラシをよ~く見ると…。

誉人くんの役以外、みんな指輪をしています。この指輪が今回のお話のキーアイテム。
駒ちゃん考案のダンスも、指輪が際立つ振り付けになっています。
観劇の際は、ぜひ指輪に注目して見てもらえると面白いかも。

指輪に慣れるため、稽古でもなるべく本番仕様の指輪をつけることにしているんですが、絶対失くすし壊す…と思ったので…。

この、ラボから拾ってきたりんごの指輪ケースが活躍中。なにに使ったのかは全然思い出せないけど、コロンとしててかわいい。
「埃まみれ…」とクスクス笑われたので、埃は払ってあげました。意地悪!

これが私の指輪!!かわいい!!
替えがないので、めちゃくちゃ気を付けて管理しています。

この指輪たちがどんな物語を繰り広げるのか、お楽しみに。

支給された指輪、全員サイズが合わなくて笑ったキミジャグの最新作、詳細はこちら!

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今回、登場人物は5人なんですが、全員揃うシーンがあまりないので、演出として詰めたくなるのは、2人だけのシーン。

舞台上の人数が少ないとお客さんの目線が定まる場所が決まって来るので、演出としては丁寧に作っていきたい部分です。

ACMだと見えない目線・眉の動きとか、指先の迷いとか。
誉人くんのお芝居が稽古初期から一貫して「自分が舞台上でやりたいこと」が伝わってくるので、とてもいいです。上から目線で申し訳ない。

でも、今、稽古場の写真と動画を見たら「自分が舞台上でやらなければいけないこと」を理解してやってくれているのかなぁと思いました。
自分が前面に出ないシーンは、他の役者さんを立てるお芝居に徹してくれているね。
美都子さんの表情がお客さんに見えるよう、斜めに体を傾けてくれてたりね。優しいかよ!

リトルウェッジの時、まともさんのお芝居を見て同じことを感じましたが、上手な人ってさりげないフォローが上手なんですよね。お客さんにも、言っちゃえば相手役にも分からないようにフォローしてくれている。
脚本を3D化する演出という立場ではありますが、いち役者として同じ舞台に立つメンバーから、いいところを吸収していきたいなぁと思いました。

リトルウェッジに続き、誉人の役は騎士!カッケエエ!詳細はこちら。

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YOUTUBEで動画版稽古場日誌公開中!織笠の煽り芸を見た友人に「中学生の頃からこうだったよね」って言われました。

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駒ちゃんによる「リコと暴虐王のワルツ」オープニングの振り写しがありました。

今回は曲数が少ないので、このダンスをメインにダンス練習をしていきます。
タイトルにワルツって入ってるからワルツ曲なんだけど、「歌詞は追わずに拍子だけ意識してください」との注文あり。
歌いながら踊ると、どうしても歌詞に持っていかれがちだけど、このダンスで重要なのは拍子らしい。

駒ちゃんのダンスを見ていた時は「あら~、素敵ね~」なんて美都子さんと言ってたけど、自分も踊るんだった。

最近の駒ちゃんは「なんかこう、ふわってやって、ギュンッて感じです」と擬音が多いので、私に似てきちゃったなと思っています。でも、ふわっとギュンッとしているダンスの参考動画をちゃんと送ってくれるから、そういうアフターケアがしっかりしているところ、めちゃくちゃ見習いた~い。

今回もとっても素敵な振付ですので、どうぞお楽しみに。

駒野結美が振り付けしたダンスが見れるのはこの芝居!詳細はこちら!

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YOUTUBEにて動画版稽古場日誌公開中。ヒゲ王のコメントも見れる!

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「リコと暴虐王のワルツ」、衣裳から見ると、中世ヨーロッパっぽい?

所説あるけど、この頃の既婚女性の髪の毛は夫だけが見れるものだから、結婚したら頭巾をかぶるんだって、へえ~。だから未亡人役のぐっさんだけ髪の毛隠してるのか~、と、演出なのに決まった衣裳に対して納得している今日この頃。

最近は「舞台が日本じゃないから、いただきますという台詞で両手を合わせるのはおかしい?」とか、「すみませんで頭を下げるのは変?」とか、この世界の普通を模索している最中です。

キミジャグだとオリジナル脚本をいいことに、あまり歴史にはこだわらないところがあるんですけど、そうも言ってられないのが小道具。
掃除のシーンで、この衣裳にポリバケツとか持ってたら変だもんね。
小道具番長の首藤くんがよく「世界観を大事に」っていうけど、ちょっとした違和感で観劇している時の集中力って切れてしまうので、なるべく力を入れていきたいところです。

これは今回の小道具のモップ。
モップはホームセンターでも買えるけど、衣裳に合わせるために手作り。「グリニング・ゴースト!」で使ったやつをリメイク。こういうことがあるから、劇団はものを捨てられない。

個人的にはガチガチに世界観を固めたお芝居も好きだけど、それだと制約が多すぎて動けなくなっちゃうから、オリジナル脚本の強みで新しい世界観みたいなのを出していけたらいいなと思います。お芝居の醍醐味だね。

着物にコルセットとか、朗読でバレエコアとか、衣裳班も小道具班も楽しみながら作品を作れるといいね。
作業中はずっと「もー!もー!」って言いながら作ってるけど。

作家に「これって時代いつですか?」と聞いても「オリジナル歴(半笑)」としか返って来ないキミジャグの最新作、詳細はこちら!

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