マイニチ★コバッケン (original) (raw)
大型台風が東京に上陸した連休初日。
ヒロシ「ツナ缶が災害時に役立つらしいよ。食べた後の油が燃料になるって」
H子 「うちのは全部ノンオイル。火はつかないけど、野菜スープで炊いてるから美味しいのよ」
ヒロシ「なんだかんだ、うちには食べ物があるから大丈夫だね」
H子 「そうそう。炭酸水は売るほどあるし、ビールにワイン、日本酒、焼酎、泡盛・・・」
ということで、とっておきのワインを冷やそう!!
義理妹からもらった、ナパ・バレーのソーヴィニヨンブラン。
広尾にあるケンゾーエステートの『あさつゆ』、ちょっと寝かせた2016年ものでございます。
そして、万が一の停電になっちゃう前に、何がなんでもパンを焼かねば!!
と、徳多朗さんの本を引っ張り出して、シンプルな丸パンを作ります。
久しぶりに、軽く汗ばむ手ごね作業。
今回はドライイーストだから、手早くパンができますよ。
う〜ん、いい香り。
ガラガラのサミットで、ラスト5切れだった秋鮭をゲットし、ムニエルにしました。
下に敷いたのは、スライスして焼いた男爵芋。
カボスを絞り、バターをかけていただきます。
冷えたワインも、スタンバイOK!
グラスに注いだ瞬間に、トロピカルでちょっとバニラっぽい、甘い香りがほとばしります。
これを忘れるところでした、仕事帰りに岩手のアンテナショップで買った生ハム。
いつも会社で飲むときに買うの、美味しいんですよ。
それしにても、このワイン、なんというふくよかな香りと味わい!!
強烈なアタックに、深い果実感、バランスの取れた爽やかな酸・・・アフターの余韻も素晴らしい。
パンも美味しく焼けて、翌朝も楽しみ・・・って、これから猛威をふるう台風の恐ろしさを、この時の私たちは知る由もありませんでした。(H子)