その意味 - 古文辞書 - Weblio古語辞典 (original) (raw)
そ
終助詞
《接続》動詞および助動詞「る」「らる」「す」「さす」「しむ」の連用形に付く。ただし、カ変・サ変動詞には未然形に付く。
①
〔穏やかな禁止〕(どうか)…してくれるな。しないでくれ。▽副詞「な」と呼応した「な…そ」の形で。
[訳] 物の道理をわきまえないことをおっしゃらないでください。
②
〔禁止〕…しないでくれ。▽中古末ごろから副詞「な」を伴わず、「…そ」の形で。
参考
(1)禁止の終助詞「な」を用いた禁止表現よりも、禁止の副詞「な」と呼応した「な…そ」の方がやわらかく穏やかなニュアンスがある。(2)上代では「な…そね」という形も併存したが、中古では「な…そ」が多用される。
そ 【其】
代名詞
それ。その人。▽中称の指示代名詞。前に話題となったものをさす。
[訳] 我が家の庭に花が咲いている。それを見ても。⇒その
そ 【十】
名詞
「とお」「じゅう」の意で、三十から九十までの十の位を表して単独では用いず、「三十(みそ)」「四十(よそ)」「五十(いそ)」などのように接尾語的に用いられる。
そ 【背】
名詞
参考
多く他の語と複合して用いられる。「そがひ(背向)」「そしし(背肉)」など。
そ 【衣】
名詞