ちの意味 - 古文辞書 - Weblio古語辞典 (original) (raw)
-ち
接尾語
体言に付いて、方角・場所を表す。「いづち(=どちら)」「こち(=こちら)」「遠(を)ち(=かなた)」
ち 【血】
名詞
①
血液。
②
血筋。血統。
-ち 【箇】
接尾語
数詞に付いて数を数える。「五百(いほ)ち」「二十(はた)ち」
ち 【千】
名詞
千(せん)。また、きわめて数の多いこと。
ち 【茅】
名詞
草の名。ちがや。晩春に出る花穂を「つばな」または「ちばな」という。
ち 【知・智】
名詞
①
知恵。物事を理解し、是非善悪を判断する心の動き。
②
知識。知力。
ち 【乳】
名詞
①
母乳。乳汁。乳(ちち)。
②
乳房。乳首。
出典方丈記
「幼(いと)けなき子の、なほちを吸ひつつ臥(ふ)せるなどもありけり」
[訳] 小さな子供で、まだ乳首を吸いながら横たわっているのなどもあった。
③
(旗・幕・蚊帳(かや)・羽織・わらじなどの縁(へり)に付けてある)竿(さお)や紐(ひも)を通すための小さな輪。▽形が乳首に似るところから。