業の意味 - 古文辞書 - Weblio古語辞典 (original) (raw)

なり 【業】

名詞

生活のための仕事。家業。なりわい。多く、自然生産的な農業にいう。

[訳] まっすぐに(自分の)家に帰って家業をなさってほしい。


ゴウ 【業】


ごふ 【業】

名詞

人が、身(しん)・口(く)・意(=心)によって起こす善悪のいっさいの行為。この行為が、未来に善悪の果(=報い)を招く因(=原因)となる。業因(ごういん)。

前世の行為によってこの世で受ける報い。特に、悪い報い。

[訳] 祈禱(きとう)によっても命が助からなかったら、応報として(の寿命が)尽きたのだと思おう。◆仏教語。


ギョウ 【業】


げふ 【業】


わざ 【業・態・技】

名詞

「我がもてつけたるをつつみなくいひたるは、あさましきわざなり」

[訳] 自分が使い慣れている言葉を遠慮なく言うのは、情けない行為である。

「なき人の来る夜(よ)とて魂(たま)まつるわざは、このごろ都にはなきを」

[訳] 亡くなった人が帰ってくる夜といって魂をまつる行事は、このごろ都では行われないが。

「人を苦しめ、法を犯さしめて、それを罪なはん事、不便(ふびん)のわざなり」

[訳] 人を苦しめ、法律を犯させて、それを処罰するようなことは、かわいそうなことである。

[訳] 武士のことや弓・馬などの(戦闘のための)技術は。