RSIC2024 Day6 閉会式 (original) (raw)

ラウンドスクエア国際会議の閉会式の日を迎えました。ボヤカからボゴタにバスで戻り、ホスト校で閉会式に出席しました。体験を経て大きく成長した生徒たちは誇らしげでした。

生徒の感想です

幸せな時間こそなぜすぐ終わってしまうのだろうか。コロンビアのBoyacá 県Villa De Leyvaにたどり着いてから気づけば最終日を迎えていました。ハイロープスやジップラインで学んだ自然の活かし方や楽しさ、自分の恐怖に立ち向かう怖さや達成感、登山やLaguna De Iguaqueでの山の植林作業の手伝いなどで知れた、人間の身勝手さで自然の美しさを破壊している現実、修復する大変さ、Boyacá県の陶芸や伝統工芸品体験、Villa De Leyvaの街めぐりから教えてもらった、現代化が進む中での歴史の深さやそして、コロンビア、ラウンドスクエアから得られた世界各国の知識、自分の成長につながる気づき。

私がどれだけ丁寧で具体的に今、日本にいる皆様には伝えられたとしても、伝わりきれないほど深遠なものを手に入れさせてもらいました。この経験をさせてくださった、学校や先生方、親、ラウンドスクエアには感謝の気持ちしかありません。この限られた時間で育まれた友情と獲得した知識は、私の人生におけるかけがえのない宝物となりました。

私は今高校2年生であり、来年になれば受験生になります。この時期になると志望校や行きたい学部、進路の選択をしなければいけなくなります。去年のケニアでのラウンドスクエア国際会議では、私はやはり世界で働き、自分でしかできない方法でこの世をもっとより良くしたいと思えました。ですがその自分でしかできない方法やどのような仕事につきたいかはまだコロンビアに来るまではふわっとしたイメージだけでした。

コロンビアに来てからは自分もラウンドスクエアのような世界各地の子供達に様々な視点から学べ、夢や希望、自分達が知らない世界を体験して見る機会を与え、国々の学校同士で学校や生徒を助け合える組織が作りたいと思えました。心から世界の子供達一人一人に同じ機会やチャンスが存在し、夢という物を作ることができ、幸せであることが今私が1番望むことです。そんな世の中を自分から作っていきたいです。

本当にラウンドスクエアというものは皆様が思うより100倍素敵な組織です。それを経験させてもらえるような恵まれた環境に生まれてこられて、私は幸せ者です。このブログを読んでる皆様にもその経験をしてもらいたいためこれを書かせていただいてます。2025年はドバイで第57回目のラウンドスクエア国際会議が開催されます。行きたい気持ちは山々ですが、残念ながら受験生であるため参加は難しくなりそうです。今の高校1年生や中学3年生にこの幸せな思いを経験してほしいです。世界各地での友情に気づけたり、自分のことをもっと知れたり、夢を作れたり、知識を得られたりすることができます。行く価値しかありません。繰り返しですが改めて言わせてください、本当にこのような貴重な体験を与えてくださったすべての方に感謝の気持ちしかありません。ありがとうございました。