【人生】林住期のタスクは自己との調和と世界との調和 (original) (raw)

2024年6月24日(月)

遠征情報はとりあえず「向後研究室マガジン」に載せることにした。これで、遠征先にいる人と会う機会が増えるかもしれないので、楽しみ。

https://note.com/kogolab/m/m631c851b9aed

2022年7月6日に「【本】五木寛之『林住期』:50歳からを人生の黄金期と考える」という記事を書いている。

https://note.com/kogolab/n/n391afdb9774c

> 古代インドでは人生を四つの時期に分ける「四住期」という考え方がありました。25歳までの学生期(がくしょうき)では、心身を鍛え、学習し、体験を積む。25歳から50歳までの家住期(かじゅうき)では、就職し、結婚し、家庭を作り、子供を育てる。

> そして、この本のタイトルにもなっている、50歳から75歳までの林住期(りんじゅうき)を人生のクライマックスと考えたいと著者はいいます。ちなみに、75歳以降の遊行期(ゆぎょうき)では、人生の終焉に向けて準備をする時期とされています。

> この本の主張は、林住期を自分自身のために生きるということに収斂します。そしてそのために具体的な方法をいくつか提案しています。

> 林住期に生きる人は、まず独りになることです。出家者を手本として、雑事を究極まで削ぎ落とす。そして、退屈そのものを味わう。あるいは、何か新しいことを学ぶ。もうお金のために働くことはしなくていいのです。そうした中で自分と向き合い、自分自身のために生きるのです。

50歳から75歳までの林住期のタスクは、自己との調和と世界との調和です。お金や義務のために働くことをせず、自分と向き合い、放浪し、新しいことを学ぶ。それはある種の修行ともいえるだろう。