山本太郎、依田花蓮氏を将棋の駒のように比例区に動かして参院選東京選挙区に出馬へ(呆) (original) (raw)

仕事がやっと一段落。日曜日に読書ブログに公開したディケンズの『荒涼館』の記事にかまけたせいで、今週は全く余裕がなくなってしまったが、やっと昨日(5/20)に仕上げた。

その昨日の夕方、山本太郎が今夏の参院選で東京選挙区から出馬すると発表したらしいことを知った。12年前に都民になってしまった*1私は「ちっ、結局東京に来やがるのか」と舌打ちした次第。

以下毎日のサイトより。短い記事で無料らしい。

mainichi.jp

以下引用する。

れいわ山本太郎代表、東京選挙区からの出馬を表明 夏の参院選

毎日新聞 2022/5/20 13:21(最終更新 5/20 13:21)

れいわ新選組山本太郎代表(47)は20日、東京都内で記者会見を開き、夏の参院選で東京選挙区(改選数6)から立候補することを明らかにした。既に公表している候補予定者は比例代表に回る。

山本氏は4月15日、参院選で「確実に1議席を取りに行く」と述べ、衆院議員を辞職してくら替え出馬すると表明していた。比例ではなく選挙区から立候補すると述べる一方、どの選挙区から出馬するかは明言していなかった。【竹内麻子】

出典:https://mainichi.jp/articles/20220520/k00/00m/010/097000c

昨年の衆院選東京8区に続いて、またしても山本太郎は自党の候補予定者を将棋の駒のように無造作に移動させた。昨年は東京8区からの立候補断念に追い込まれたが、参院選では間違いなく東京選挙区から出るだろう。共産の山添拓や立民の2人目、それに社民の服部良一幹事長らと戦うことになる。共産党系の人たちの間では、これで山添が安泰とはいえなくなったとの危機感が強まっているらしい。蓮舫に圧倒される立民の2人目はますます目がなくなったというべきか。私は最近の各党の動きを見ていて、現在の情勢であればもともと当選の見込みがほとんどない社民の服部に投票しようかという気持ちに傾いている。比例も同党の秋葉忠利への投票を考えている。秋葉氏は今年で80歳なんだね。小沢一郎一派の新生党から出て衆院議員になったものの、のち小沢から離反して福田康夫の引きかなんかで自民党清和会に移ったものの、自民党とも喧嘩別れした栗本慎一郎脳梗塞で倒れる直前に書いた『自民党の研究』(カッパ・ブックス, 1999)で秋葉氏を高く買っていたことが思い出される。あの頃はまだ社民党にもそれなりの力が残っていた。

今度の参院選ではその社民党の政党要件が存続するかどうかがかかっている。一方、山本太郎が構成員を駒のように動かすことから明らかな通り、「山本天皇が君臨する反民主主義的集団」であるとしか言いようがない×××新選組は改選議席がゼロなので、参院選で国会の議席が増えることこそあれ減ることはあり得ない。社民を名乗る党が政党要件を失って、党内民主主義が全く働いていない「組」がのさばるのは業腹もいいところなので、今回の参院選では社民党を応援しようという気に傾いている。そういえば昨年の衆院選でも選挙直前に東京15区の「野党共闘」の候補に東京4区の立民候補予定者だった井戸まさえ氏を急遽移動させた経緯から立民と共産に腹を立て、選挙区では井戸氏に投票したものの比例は社民党に入れたのだった。井戸氏にせよ今回山本太郎によって東京選挙区候補予定から比例区に飛ばされた依田花蓮(よだかれん)にせよ、駒のように動かされるのはたまったことではあるまい。

今回の件で、×××新選組はさすがに党名に元号を冠するだけあって、山本天皇が君臨するとんでもない反民主主義的政党としての体質がますます露骨に示されたな、という以外の感想はない。このような民主主義の敵に対して、弊ブログは今後も徹底して敵対的態度をとり続けることはいうまでもない。

前記毎日新聞の記事についた「はてなブックマーク」のコメントより。

b.hatena.ne.jp

甘いな。×××新選組はとっくの昔に「右も左もないN党」*2だよ。×××、N党、参政党はすべて同じ穴の狢だ。

b.hatena.ne.jp

ほんと往生際が悪いんだよな。早く消えればいいのに。

まことん氏のツイートもリンクしておく。

「れいわ」山本太郎氏、参院東京選挙区から出馬ですか。蛮勇振るって大阪選挙区に挑戦とかでも無く。東京選挙区からは、既に「よだかれん」氏が予定候補者のはず。このように、山本氏の為に他の構成員を「コマ」のように右から左に移しかえる「れいわ」の体質は、好かないです。 https://t.co/48TbG4WJpm

— まことん @ロシア軍はウクライナから撤退せよ!プーチンに法の裁きを! (@makotonch) 2022年5月20日

驕り高ぶる山本の姿には、激しい怒りしか感じない。