「紅葉の特別入山」のご案内 – 西山浄土宗総本山 光明寺(こうみょうじ) (original) (raw)
全山紅葉の自然な浄域を満喫していただける様、宗教的景観である境内を特別公開致します。 特に見所は、総門から表参道「女人坂」のなだらかな石段を登りつめた御影堂、薬医門を中心とした「もみじ参道」の紅葉のトンネル、参道に敷きつめられた輝きを増す敷きもみじです。
期間
参拝経路
表参道→阿弥陀堂→御影堂→釈迦堂・信楽庭→御火葬跡→もみじ参道・薬医門
もみじ参道
総門を入って左に分岐する参道で、両側に楓の古木が枝を広げて並んでおり、紅葉のころには美しい錦のトンネルとなります。このことから「もみじ参道」と呼ばれています。嘉禄7年(1854)、第650回蓮生忌に整備されました。 約200mの間に250本程の紅葉が植えられており、秋には錦彩る紅葉の木々が、大きな友禅染の布を広げたような美しさになります。
阿弥陀堂
御影堂の北方、やや後ろ寄りに東面してたち、御影堂とは渡り廊下で繋がっています。寛政11年(1799)に再建されたものですが、平安浄土教の伝統的な様式を踏まえており、近世浄土宗寺院としては異色の建築物です。 ご本尊の阿弥陀如来立像(身の丈 六尺七寸)は恵心僧都の作と伝えられおり、法然上人によって開眼供養されました。 念仏三昧院の時代からお祀りされています。
御影堂
光明寺の伽藍の中心は御影堂です。応仁の乱をはじめ、御影堂は何度か火災にあっています。現在の建物は宝暦3(1754)年に建てられたもので、十八間四面(約33メートル)、本瓦葺、総欅の入母屋造で、近世浄土宗本堂の典型的な建築様式です。京都の浄土宗寺院本堂としては最大級であり、長岡京市では最大の木造建築です。御本尊は法然上人の御自作「張子の御影」を奉安し、また善導大師、證空上人、熊谷蓮生法師、浄音上人等祖師像も安置しています。
信楽庭
釈迦堂前に広がる石庭。白砂に大小十八個の石を配して、弥陀三尊を仰ぎつつ、一人の行者が生死の大海を渡っていく姿を現しています。昭和36年、第75世霊空賢龍上人代に造園しました。 信楽は信とは信じる、楽とは願う、つまり信じ願えば必ず救われるという意味です。阿弥陀仏の事を説明している無量寿経の一節「至心信楽欲生我国(心から我が国に生まれたいと信じ願って)」より引用しています。
ギャラリー
紅葉期限定朱印
※以下は令和5年度の朱印です。令和6年度については後日公開いたします。
立教開宗特別切り絵朱印 1000円
限定ご詠歌切り絵朱印(赤)(青)各600円(期間外各800円)
もみじの間ふすま絵朱印 1000円
交通手段
紅葉期には駐車場が一切ございません。公共交通機関をご利用ください。
阪急「長岡天神駅」JR「長岡京駅」下車、阪急バス6、7、20、22号系統「旭が丘ホーム前」下車。詳しくは交通アクセスをご覧ください。
参拝者へのお願い
- ・ご自分の出したゴミは全てお持ち帰り下さい。
- ・山内は全域禁煙です。
- ・山内での飲食はお断りしております。
- ・堂内および宝物展での撮影はお断りしております。
- ・一脚、三脚等の使用をお断りしております。
- ・ペットを連れての入山はご遠慮ください。境内の紅葉、特に「もみじ参道」は樹齢150年です。
※お念仏の聖地として多くの方々のお参りもいただいております。紅葉と信仰の場を守るため、いろいろな規制を設けています。どうかご理解とご協力をお願いします。