別府旅行その2 地獄強制終了編 (original) (raw)
●別府旅行2日目!
湯布院 ゆふいんの森
地獄めぐり
スカイミラー
竹瓦温泉
東洋軒
in BEPPU
1日目の記事はこちらへ。
<朝ごはん@花べっぷ>
バスの都合上、6時50分〜にしてもらった。たまご、お漬物、サラダ、ドリンクはセルフ。ごはんはミニ竈で炊きたて。可愛いし、充実度高い!
<湯布院へ向かう>
当初、ゆふりんで行こうとしてたけど、朝ごはん的に無理では…?と思い、若干遅い便がある九州横断バスを予約。
こちらは別府駅の東側(海側)の別府本町発。バス停の前には駅前高等温泉!
ゆふりんより100円高いのですが乗車時間は10分くらい短縮。熊本まで行くから混むかもと思って慌てて予約したら、がらがらだった。城島高原付近がぐねぐね山道で車酔いが酷い人は厳しいかも。でも景色がびっくりするくらい良い…!牛!(わかりづらい)時間があったら途中下車してみたかったな。
<湯布院>
湯布院到着!何故こんなに急いで湯布院へ向かったかというと、帰りに乗るゆふいんの森が12:39発だから。3時間半で湯布院を巡ります!
駅横の坂茂氏デザインのツーリストセンター
辻馬車スタンバイ中
お仕事中
湯の坪街道から行ける謎のエリア(フローラルレッジ)。ピーターラビットとかハイジとかアリスとかごちゃごちゃの世界観の中に、動物たちがいっぱいいる。入口のリスが可愛すぎた…。
寄り道しながら湯の坪街道を進んでいくと金鱗湖。曇天だからか、変哲がなさすぎた…。湯布院三大宿の一つらしい亀の井別荘が湖のほとりにあって、重厚感ありました。(なぜか聖歌が響き渡っている)
帰り道は目星をつけていたお土産屋さんへ。だんご汁1人前を買ったつもりが3人前だった。結果、9人前購入してしまったことに。写真忘れたけど、B speakでオシャレチョコも買った。
湯布院野菜のピクルス屋さん。
エリザ好きなら反応してしまう湯布院MILCH(ちなみに店内にはミルク缶が)湯の坪街道と駅前の2店舗あった。
ツアー予約鑑賞しかできなくて諦めたコミコアートミュージアムも湯の坪街道からすぐ。隈研吾氏のデザインでカッコいい。ミルヒにいた地元の人情報では隣にもう一つ新しい美術館が建つみたい。
金賞コロッケ買ったり(中がとろっとしてた)、抹茶ジェラート食べたり。(抹茶3倍はいたって普通だったので、5倍にすればよかった)意外にお腹いっぱいで、狙ってたゆふいん山椒郎はパス。3時間半で回れるか心配だったけど、正直、観光場所はほとんどなく、飲食店とお土産屋だらけなので、余裕でした。
雨降るはずが、むしろ晴れた!
博多から乗るパターンとか色々考えたけど上手くいかなくて、結局このパターンに。湯布院と別府を結ぶのは上り、下りそれぞれ1日一便しかなくて意外に使いづらい。
自然の中を走るゆふいんの森。かっこいい!
便によって車両編成が違って、この時はサロンがついてるバージョンでした。ビュッフェとサロンはすぐ混む。
車内はクラシックで落ち着いた雰囲気。記念撮影のサービスも。バスとはまた全然違った風景で楽しい。行きと帰りで交通手段変えるの、思いがけず正解だったかも!
別府駅、到着。
最終的に別府北浜からさんふらわあへ向かうつもりなので、荷物はトキハ別府店のコインロッカーへ。
<地獄めぐり>
やっとこさ、別府観光の代名詞 地獄めぐりへ。
バスで「海地獄前」まで行って、海地獄 鬼石坊主地獄 かまど地獄 鬼山地獄 白池地獄を回って、後の二つはちょっと離れてるからもういいかな…という温度感からのスタート。
まずは海地獄 もわもわ灼熱…。
鬼石坊主地獄。ぼこぼこ…。作物の育たない最悪の地が日本初の観光地になるって面白い。
ここで、ぼこぼこを見ながら母が一言。「地獄めぐり、もうええ…。」これが今回最大の観光スポットなのに、全否定…と狼狽えつつ、内心わたしも思てた。というわけで、ここで地獄めぐり終了!(もはやめぐりとは言わない)
地獄めぐり強制終了で浮いた時間、バスでスカイミラー @別府公園へ。去年のin BEPPUプロジェクトで設置されたアート作品が、シルバーウィークとラグビーワールドカップに合わせて期間限定公開。
雨はなんとか持ちこたえてたものの思いっきり曇天だったのでイマイチかな…と思ったらどっこい、良かった。雲の流れもありつつこちらの動きにも合わせて取り込む景色が変わって、卵のような月のような不思議な物体感。
あまり告知されてないせいか誰も見に来てる人がいなかったけど、駅からも割と近いし(花べっぷからめちゃ近い)良いスポットだと思う。
<竹瓦温泉>
「別府公園前」からバスで「別府駅」まで。亀の井バス創始者にして別府観光の祖 油屋熊八さんと小鬼。後ろに見えるのは手湯。
そこから徒歩で竹瓦温泉へ。ラグビーワールドカップの試合が10月に控えているので、町ぐるみで盛り上がっていた(この時はちょうどオールブラックスが別府入りしていた)
一応、バスだと「流川ゆめタウン」が最寄りになっているけど、駅から全然歩ける距離で、別府北浜からなら竹瓦小路をまっすぐ抜けるとすぐ。ただ、この小路、最初は普通の街並みなのに途中から徐々に怪しく…最終的に思い切り風俗街になって、通りづら…と、ドン引きしていたら、前触れなく急に現れた竹瓦温泉。道が狭いのでカメラ持ちの人は広角レンズを!(わたしの広角レンズはコインロッカー)ちなみに、1本横の大きい通りで帰ってみたけど、似たような感じだった!
入湯料100円。女湯のれんをくぐると眼前に脱衣所&湯船。天井は吹き抜けでめちゃくちゃ趣きある。早速湯に浸かるとめっちゃ熱い…!地元のおばあちゃんからしきりに語りかけられるが、熱湯風呂すぎて全く話が頭に入ってこない。水を足してもいいそうなんだけど、許されなさそうな雰囲気と湯船に腰掛けNGのルールで茹で上がりそうになりながら、無心にうなづいていた。砂湯も楽しそうだった。
<東洋軒@トキハ別府店>
元々1日目に東洋軒本店に行こうと思ってたら、社員研修のため休業という情報が出てて絶望。諦めきれなくて調べると、トキハ別府店のフードコートに出店したばかりとのことで、小躍りした。結局2日目になったから本店も開いてたけど、トキハの方がアクセスが良かったので、こちらへ。
リニューアル時にできたらしい足湯。1階にはおしゃれ土産がいっぱいあった。
フードコート。六盛も人気店らしい。
大学時代毎日学食で唐揚げを食べててドン引きされた身としては外せなかった東洋軒のとり天。
衣が薄くて外カリっ中ふわっ。全然重くなくて、つけだれのカボス酢醤油も超さっぱり。エンドレスでいける!
<関口光太郎 in BEPPU>
HPで見る限りは、別にいいかな…と思ってたやつ。
トキハ5階でやってて、せっかくなので行ってみた。本当は最終5時半入場で若干こぼれてたけど、入れてくれてありがとう。
《混浴へ参加するよう世界を導く自由な薬師如来》
民族 、神話、童話から引用されたモチーフが排斥し合うことなく「混浴」する世界。材料は新聞とガムテで、たまに大分情報とか政治的メッセージを込めた「見せ新聞」が。作品の隣にワークショップコーナーがあって、そこで作ったものが作品に付け加えられていくみたい。想像に反して、めちゃくちゃ楽しかった!
今回の隠れメインイベント!別府-大阪間のさんふらわあ(あいぼり、こばると)の方が便利が良いのに、あえて大分-神戸にしたのは、こちらの船(ごーるど、ぱーる)の方が新しめだったから。
「別府北浜」から「王子港町」まで20分ほど。ここまでのバスは亀の井バスで、ここだけ大分交通。どちらもICOCA使えて楽だった。車が運転できたらもっと幅広く観光できたのかもしれないけど、私鉄がない分バスが充実してて、流しのタクシーもいるので、これぐらいの日程なら不便は感じない。バスの系統が多くてややこしくても、主要なところはバスセンターっぽくなっていて、係の人にすぐ聞けるのも便利だった。
さんふらわあは19:30出航、翌朝7:55着。日曜から木曜までは大分19:15発 神戸6:35着で、さすがにそんな早朝着はきついな、と思ったので、この曜日巡りにしてみた。18時過ぎに行って手続き一瞬。近くにコスモスとセブイレがあったから色々買える。フェリー乗り場の売店はお土産寄りでした。18:30から入船開始。
乗船した途端、ソプラノ歌手大熱唱。ちなみに出航後にもう一度通りがかると2回目のミニコンサート中。誕生日を迎えたこどもに歌のプレゼントをしていて、涙腺の弱いわたしはそれだけで泣き崩れそうになった。
5〜7階が客室フロア。5階にインフォメーション、食堂、ゲームコーナー、売店などがまとまってる。売店は大阪、大分両方のお土産があって、楽しい。
食堂は基本ビュッフェ形式。カレーとパスタだけテイクアウトできるっぽい。
今回は母も一緒だったので、奮発してデラックス!7階へ。室内はユニットバス付きで、アメニティ、湯沸しポット、茶器セット、ナイトウェア、タオル、ドライヤー、空気清浄機もあって、至れり尽くせり。ただ少々年季が入っているので、ちょっと草臥れたビジネスホテル風。
この部屋一番の売りはウッドデッキ。これはめちゃくちゃテンション上がる…!!
出港してからだと混みそうなので、19時過ぎには6階の大浴場へ。船のキャパを考えると狭く、洗い場は10箇所くらいしかないけど、空いていた。出港時はプライベートデッキから眺めて…と理想を掲げてたのに、実際はクレンジング中に船動いてた。湯船からも外の景色が見える。動く風呂って斬新。楽しい!
と、ここで一つ問題が。部屋のエアコンから漂うカビ臭さが尋常ではなく、寝れる気がしない。今まで遭遇した中でも一二を争う強烈さで、喉と鼻をやられ、気が狂いそうに。仕方がないので、備え付けのリセッシュと空気清浄機を総動員して朝までやり過ごした。。。隣の部屋が途中までドアを開け放していたのもにおいの問題だと思うな。これは本当に本当に残念だったので、何とかして欲しい…。
激しい振動の中でも意外と寝れて、朝6時起き。朝は食堂で食べることに。620円のブュッフェ形式一択。満足!(デザートの存在を忘れていたが)
6:30に明石海峡大橋通過とアナウンスされていて、次こそはプライベートデッキで!と意気込んでたのに、朝ごはんをかき込んでるうちに、いつのまにかくぐり終えてた…。
下船時はさんふらわあの歌が延々と流れる。意外と切なくていい曲です、これ。電鉄各社の最寄り駅まで送ってくれる連絡バスが混み合いそうだったので、余韻を感じる間も無く急いでバス乗車、出発。無事に帰ってきたー!
<おまけ>
せっかく朝イチで帰ってこれたので、デパート開店に合わせて、阪神の北海道物産展、阪急のダヤン展へ。中学時代ハマっていたダヤン。
若干グルグルの世界観にも似てるような…要は好きってこと。デビュー作の「ダヤンのおいしいゆめ」が面白そう。
作者の池田さんのビデオメッセージも。あのわちふぃーるどを作り出すであろうイメージ像を裏切らない雰囲気だった。ついでに前から行きたかったパレドオールへ。パフェはマロン一択。あまりに複雑な構造で途中から味覚迷子。
その後高島屋の地下へ寄ったら、湯布院から大事に持ち帰ってきたB speak(テオムラタ)のチョコレートが催事に!おいー!
以上、別府旅行記でした。ANAのせいで、うみたまごは行けなかったけど(根に持つ)満足!楽しかった!
でも、別府から帰った翌日に、ゲンシシャが別府に、しかも花べっぷのすぐ傍にあったことを知って、まだ立ち直れていない…。
ひょうたん温泉もメンテナンス中で行けなかったし、リベンジしろってことですね。(そもそも地獄だって残り5つも残っている)
次回は、オレンジフェリーで道後温泉行きを計画中!!