令和6年大相撲名古屋場所の優勝予想をしてみた (original) (raw)

令和6年大相撲名古屋場所も早くも今日で6日目となりました。
今日のブログは7月場所の優勝予想をしていこうと思います。

大本命は横綱照ノ富士

まあ当然と言えば当然なのですが、7月場所優勝の大本命は横綱照ノ富士関で間違いありません。
昨日の5日目の時点で5勝0負の勝ちっぱなしは横綱のみとなり、早くも独走状態に入った感もあります。
今場所の照ノ富士関が好調な要因として考えられるのは、立ち合いの鋭さと前に出る積極的な姿勢にあると見ています。
まあ、元々ケガがなければ押して良し組んで良しの横綱なのですが、今場所はそこに鋭い立ち合いが加わって危なげない序盤戦となっています。
懸念材料があるとしたらやはり両ひざの状態となってくるでしょう。
横に揺さぶられたり、引く相撲が増えてくると、膝の負担も強くなり途中休場となってしまう危険性もあるかもしれません。
ただ、今場所の相撲内容を見る限り、鋭い立ち合いが出来ている内は大丈夫かと予想します。

大関陣は早くも黄色信号か

好調な横綱とは打って変わって大関陣の今場所は序盤から物足りない内容となっています。
5日目の時点で**琴櫻豊昇龍が3勝2敗で、カド番の貴景勝**は2勝3敗と厳しい状況です。
特に貴景勝の元気のなさは気になります。
カド番の今場所を負け越すようなこととなってしまうと、関脇に陥落となるのですがいまひとつ覇気を感じない相撲が気になります。
豊昇龍はセンスの良さだけで大関まで上がったのですが、もう一皮剥けて上を目指してもらいたい力士です。
琴櫻も今場所は何か一つ波に乗れていない印象です。しいて言うなら立ち合いが甘いのでしょうが、横綱を目指すなたもっと鋭い立ち合いを磨いていく必要があると見ています。

関脇陣が台風の目となるのか?

今場所は関脇陣もいまひとつパッとしないというか元気がない印象です。
ただ、今場所の関脇陣は阿炎大の里霧島と優勝経験のある面々となっているので、なにかまだまだ一波乱二波乱ありそうな予感もします。
阿炎関は5日目の時点で2勝3敗となにかちょっと波に乗れていない印象なのですが、持ち前の運動神経の良さから上位陣と直接対決で勝ちうる力もあるのでなかなか侮れません。
先場所優勝した大の里関も5日目の時点で2勝3敗ですが、流石に今場所は対戦相手にかなり研究されてきた感があります。
序盤は立ち合いも甘くどうなることやらと思いましたが、5日目の相撲は立ち合いに鋭さももどり復調の兆しも見えてきました。
優勝争いまではどうかと思いますが、上を目指すという意味でも二桁の10勝を目標に頑張ってもらいたいところです。
今場所大関から陥落して関脇にいる霧島も3勝2敗とまだまだチャンスのある位置にいます。
今場所10勝以上で大関に戻れることもあり、序盤戦はなかなかいい相撲も見せてはいたのですが、早くも2敗しているように安定感なく少しムラがあるのが玉にキズではあります。
関脇陣は三者三様ですが皆上位陣にも一矢報いる力があり、優勝戦線のカギを握る存在となってきそうです。

今場所の平幕も注目

平幕力士も5日目で早くも勝ちっぱなしなしと、流石に優勝争いまではないかもしれませんが何名か注目力士を揚げておきましょう。
今場所は久々の幕内復帰となった若隆景が5日の時点で4勝1敗とまずまずの成績です。
けがも治り相撲勘も大分戻って来ましたし、体つきもなにか一回り大きくなったようでパワーもついてきたようです。
相撲の上手さは相変わらずで上位陣が星を奪い合うようだと優勝争いに加わってくる可能性もあるかもしれません。
湘南乃海も5日の時点で4勝1敗と好調をキープしています。持ち前の体格を生かした相撲でこちらも今場所の台風の目となってくる可能性もありそうです。