便りが無いのは良い黒金 (original) (raw)

どうも。

今年は誰もいないが参戦しないわけにはいかない対バン式ビッグイベント「SATANIC CARNIVAL」に行ってきた。

今年は1日開催という事で詰めに詰めたタイムテーブルになっている。

700円のビールを飲んでまずはOVER ARM THROW

割とスロースタートだったと思う。

でも昨今の「ダイブ禁止〜」や「下手なダイバーは〜」みたいなこのクソな風潮に物申していた。

物申し方がかっこよくて「music」でダイブ。

1組目から最高。

ちなみにモッシュで左手小指が多分打撲して恐れの心のままモッシュダイブした。勿体無い事この上。

次は休んでからのバックドロップシンデレラ

サタニックで過去に初めて見てから虜になりました。だから今日はかなり楽しみにしていた。

そして悠々と最高のライブをしていた。

「サタニック、俺ら呼ばれててマジで嬉しいんだけど、何で呼ばれるんだろうって。ピザオブデスファミリーに入れてないなって。ずっと思っていた。でも何かが変わり始めている。もうサタニックは、俺らのホームだ。」

的な最高のMCをしていた。

何故か俺が嬉しくなって泣いた。きっとロックバンドなら誰でも夢見るよな。それが実感となったんだなって。

その後は連続でEVIL STAGEにサバシスターを。ずっとEVILにしかいねえな俺。

サバシスター。今年ピザオブデスに所属しアルバムをリリース。22歳になる(なった?)なちが可愛い。

正直どんなもんだろうと思っていたし、思われてるんだろうなと。本人達も思われている自覚があるんだろうと推測していた。

しかし爆音でメロディックで元気いっぱいで、何かに今にも潰されそうになりながらも必死で、ライブをしていた。

俺、そういうのもう泣いちゃうのよ。

最後のMCで「ピザオブデスの長女として、サタニックに出れて嬉しい。色々言われてるんだろうなって思ってたけど、この景色は最高です」

ハイ号泣。BONESちょっとしか見れなかったじゃん。最高だよサバシスター。

その後は10FEETを見ずにMaki

先日柏のCAMPASSで初めて見て以来、結構ツボだった。こういうベースボーカル好きなんだよ。

そしてCAMPASSとライブは変わらなかった。いや、それが良かった。最高なままでいてくれた。

セトリ自体はかなり攻めていたと思う。まだニワカだけどそう感じる。まじかっけー。

終わり際に10FEETを見た。炎が出てて、この人達いつも金かけてんなーと笑ってしまった。

すぐスサシ(sparksoundshowって書くのめんどくさい笑)のライブに移動。

やっぱりあの人達はヤバかった。

ヤバいって言葉は、俺ら世代は「語彙力を忘れた馬鹿な言葉」と教わっている。だから敢えて使う。あの人達はヤバい。圧巻だ。

「俺達の友達がどっちものトリをやってる。こんなに嬉しい日はない。でも俺達もステップアップしたいよな。飛び級でサタンはダメだ。俺ら多分こけちゃうから。EVILのトリ、来年、イソさんお願いします!」

もう十分…十分だよ…

この人達にハマった俺もヤバいのかな。だってかっこいいんだからいいよな。

そこからは唯一の休憩。HIKAGEも見たかったけど、1日開催だと身体が持たないよイソさん。

ん?

書いてて思ったが、サタニックとは対バン式祭り。どこで休憩して誰を見逃すのか、誰で力を使うのか、これは間違いなく対バンだ。

客をいかに自分達に持っていくか。サーキットフェスにも共通する。

ガチでやってるからこそ客もガチで挑む。この形式、普通のフェスでは見られない、凄まじくガチ。

近年「誰でも楽しめるように〜」みたいな懐が深いスタイルを主催は提唱する。

だが、研ぎ澄まされた狭い環境だからこそ芸術、エンターテイメントは光るのでは??

と思ってしまった。

時を戻そう。

ヘイスミス。誤解の無いよう言っとくと俺はヘイスミスが好きだがサタニックではあまり興味がない。

でもユージさんが楽しそうだったからOKです!

3曲だけ聞いてdustbox待機。

ダストってワクワクするんだよね。いつまでも若手みたいなライブするしジョージが面白いし。

RIOTで場が崩壊しBitter Sweetで号泣しHurdle raceで最高潮になる。完璧だった。みんな気付いてないかもしれんがdustboxはほぼサタニック皆勤賞。フォーリミもだけど。

サタニックを手中に収めるdustboxはキッズの心を分かっている。最後はjupiterで荒々しく締める。

からの四星球。いかに面白くできるか。それしか考えてない。それは最強なんだ、サタニックでは。

裏でブラフマンがやってるという理由でダンボールでトシロウならずスシローの看板を持ってくる。

EVILのIの照明を作る。

訳わかんないけど面白い。ずるい!俺もやりたい!

次はフォーリミ。なんかメチャメチャ大御所になっていた。

そしてHawaiian6SHANKがいない事に改めて痛感する。もうすっかり超えてしまったのか。いや、まだだ笑

ken yokoyama

サタニックの健さんは一味違う。サタニックを1番知っているから、いつも攻めに攻めてくる。

「フェスって俺らを知らない人達も多くいる。だからフェスはフェスのセトリがある。初めまして、ken yokoyamaですってライブ。でもなー、攻めたいじゃん。でも俺達を知ってほしいし。でも、、の無限ループなんだよね。正直こんな事考えてるって事は、今日は初見を置いていくセトリなんだよ笑 コロナ禍で出した音源からしかやんねーから!くらってくれ」

あーもう、そう、そんな健さんが好きなんだよ。

FOMARE

メチャメチャかっこいいじゃん。

ちゃんと今度みよ!

マキシマムザホルモン

実は俺はこの人達が世界で好きなバンドの5本の指に入る。

シミと上原太が聞けて感無量。日本ではレベルが違う所にいる。面白いし、ライブの運びが凄すぎる。

新曲でどんどん最高を更新するのって、パンクバンドは難しいのよ。それを実践、成功している。マジで尊敬する。

HOTSQUALL

千葉の大先輩ですから。いやー愛されてるね。サタニックのお客さんに。

なんか「頑張れ俺達のホスコ」って感覚で見てたけど、一気にEVILを支配していた。裏にホルモンとラスベガスなのに、あれだけ盛り上がるのは参りました。

enth

実は1番楽しみにしていた。悪ガキ。生意気。実力主義下剋上。全てパンクバンドが欲しい物を持っている。

しかもずるいのは、EVILのトリを任された事を最大限感謝していた事。

「俺達はサタニックがフェスの中で1番くらい好きなんだ。やりてーことやろーぜ。その為にここにいるんだろ?やれる奴は前に来いよ。名古屋!enth!」

完璧!好き!

ダイバーの数が以上。さすがの俺も疲れてきた…でも手が上がる。高揚する。

「最後の曲。後ろの奴らも、知らねーとは言わせねー。ムーンレイカー

たぶん、たぶんだけど、今日1番盛り上がったよ。最高だったよenth」

もう全部使い果たした。ハルカミライを少し見て帰った。ハルカミライは圧巻のステージだった。

今年トリはあいつらしかいねー。

結局、ライブレポにはならず抽象的な文章になってしまった。

でも俺が言いたい事は、この息苦しさを感じる時代に、サタニックというイベントがあるって、希望だと思う。だっておおよそ全部、人との思いやりで成り立ってるんだもん。

来年もサタニックの為に仕事してお金貯めようって思うから。

つまりは幸せだったぜ。

来年も!

改めて今日は何か大事なスタートの日なのかも、と思ってしまった。

寂しさには負けてはいけない。

負けてはいけないっていうか、寂しいなんて思う事が違うのかもしんねーなって感じだ。

俺はどこまでいってもポジティブなのでこんな時中々感傷に浸れない。

人生を思い返す事はあるので、や、でもだからといって「俺ってダメな奴だよな…」じゃなくて「俺ってしょうがないよなー!」って思ってしまう。

泡盛飲みながら考える。

身の回りでは、ここ3年ほど、色んな変化が起きてる。

バンド解散だとか、活動休止だとか、仕事転職だとか、結婚、離婚、様々。

その中で俺が1番可愛がっていたバンドが解散するという。

中々に衝撃的な知らせだった。

いや別に反対はしないんだけど、そうか、あいつらも人生があるもんな。変わっていくよな。

不朽なんてあり得ないんだけど、願ってしまう自分がいる。

自分だって変わっていくのにね。

俺はQLTONEとKMGを続けている。

管理栄養士の仕事も続けている。

ちゃんと過程があって、終わりがある。

でも終わりは考えたくない。

みんなと一緒にいたいよな。

どうしても変わっていくんだけど

別れは想像したくない。

形は違えど道は同じ。

どうか、どうかお元気で。

日付は変わったけど新宿marbleでQLTONEライブでした。

前のバンドから知り合っていた友達のバンドがいたり

最高だと賞賛しているバンドがいたり

前々から評判を聞いているバンドがいたり

初めましてのバンドがいたり

いやー

今日は強敵揃いだった。

マジでトリで大丈夫かと初めて心配になった。

しかし

やってやったのではないだろうか。

思いっきり頭から転んだけどな!

ここで

バンドのシーンについて考えた。

例えばQLTONEの周りにバンドが集まってて、そこでイベントをやって色んなバンド、お客さんを巻き込むようなシーン。

俺達35歳

「全然いけるじゃん!」とは中々スパッと言えなくて

若い子達には若いシーンがあって

そこに入り込むには現実的に難しいものがある。

「良いバンドなんだから」

って言われる

そういう同じ境遇の世代のバンドはやっぱりいて

みんな難しいと感じている。

だからって思い出作りみたいなマインドでいたくはないわけで

届いてほしいなって思ってる。

果たして

やっぱり難しいのか

自分達で難しくしてるのか

CDが売れない昨今の音楽業界に嘆いているだけか

コロナ禍に足がすくんでいるだけか

色んな理由があって言い訳は沢山できる

幸か不幸か俺は逆境に慣れている

だからこれからも逃げる事はしない

バンドは呪いだ

ずっと死ぬまで闘い続ける呪いだ

少なくともQLTONEとクロトミクトガネは

音楽でライブで食らいついていきたい

そう思う

毎年毎年、俺は波瀾万丈な1年を過ごしていると思う。

2019年だけか、平和な年を過ごしたのは。

誰かに何か喜ぶ事をしてあげたいって思う事ってあるやん

でも結果的にその誰かが喜びではなく、嫌な思いをさせてしまう事って、あるやん

役不足、力不足、自己満なのかなってへこむよね

だがしかし

俺はすぐに反省して踏ん張るタイプなのだ。

割とポジティブな性格なので、何とかしなきゃと躍起になる。

でも更にマイナスに重ねてしまうこと、あるやん

自分が嫌になるよね

もっとちゃんと考えていればって思う

じゃあやっぱり、考え続けなきゃいけないのか

そうだな

そりゃそうか

努力は大事だ

あぐらをかいてちゃダメなんだ

俺の祖父が言ってた「人間は学び続ける生き物だ」と

学ぶ、考え続けることは必要だ

そうすれば自分の周りは幸せになるかも

知らんけど

何が言いたいのかっていうと

俺は「諦めたくない」ってことだ

良くも悪くもなんだけど

誰かが悲しい思いをしているのを見逃せない

そんな性格だからか何があったか追及しがちで

人によってはウザいって思われている事だろう

でもそんなん関係ないもんね!

おまえの悲しみ俺が貰うもんね!

そんで明日から楽しく生きていけばいいじゃんね!

そういうこと!

俺はこの性格を変えられない!泣

だから来年もよろしくな!

タイトルの通りなのだが、

日々の生活で熱くなれるもの

皆さんあるだろうか。

例えば

仕事に情熱を燃やす人だったり

趣味に没頭できたり

なんも無いって思ってても、家族を大事にしたり

好きなアイドルがいる事だってそうだ

そういう時って幸せな時間を過ごしていると思う

人生の充実度を上げていると感じる

だけど

そういう熱くなっている人、充実している人を見て

「いいなー!俺もあんな人生送りてー!」

とは思って何か始めるのは俺は違うと思う。

(「違うと断言するのは違う!」って言われそうだけどここは言わせてほしい)

アルゼンチンのサッカー選手メッシのスーパープレーを見て

「メチャメチャかっけー!あんな風になりてー!」

と、サッカーに情熱を燃やす事は間違っていない。熱くなっている。

ランシドのベースのマットフリーマンの超絶プレイを見て

「ベースってやべー!俺もかっけーベーシストになる!」

と、熱くなって音楽を始めるのはとてもいい!(※楽器の中でベースは沼であるが

小林カツ代さんの料理本を見て

「私もこれくらい料理上手くなる!毎日作ってみる!」

もメチャメチャ良い。

だが

「あのサッカー選手、やばいくらいセレブな生活してるから俺もサッカーやってみる!」

だとダメ。

「あのミュージシャンの私生活、SNSで見るとキラキラしてるから歌手目指そうかな」

もまるでダメ。

何が違うのか…それは本質を理解していないのもあるが、

熱い気持ちが無いのだ!

別に金や権利というものが問題なわけじゃない。

それらを手にする為の手段としてだとダメ。

純粋に熱くなってない、熱くなれるものだと(俺が)認めていない、という事なんだ。

でも例外として、富や名声を手にする為に始めたけど、本当に好きになっちゃって熱くなっている!は間違いなく熱いものだ。

そして、それらが成功したとか失敗したとか、それは問題ではない。

万年補欠でも熱い気持ちで駆け抜けた野球人生なんて最高だ。

時間をかけて作品を作っても認められなかった、でも無駄じゃない。

だって、熱くなれるものがあるだけで人生は豊かなんだから。

苦しい時もいっぱいあると思う。

周りに「それってやってる意味あんの?」って言われても気にするな。

そんなこと言う奴は熱くなれるものがないんだ。

だから胸を張って雑音を気にせず熱中すればいい。

俺はそんな奴らが大好きだ。

「でもそれって、売れないバンドを続けている自分を正当化していない?」

って言う奴もいるだろう。

いや、そうなんだよ。それも間違ってないんだよ。

つーかうるせぇ!!!!黙ってバンドやれこの野郎!!!!

とは言えず…

んー、間違っていないって言ったのは

実際に自分の事を正当化しているからなんだ。

だって自分の事を一番応援できるのは自分だけだ。

仕事の要領が悪くて上司の評価が上がらず昇進できない奴

家族を愛しているけど愛されない奴

筋トレしているけど中々筋肉付かずに目指す体になれない奴

そういう奴は方法が悪いだけで、十分に熱い。

そんな自分を鼓舞してやろう。

そして、忙しすぎて熱中できる時間がない奴、

とにかくがんばれ!!!最後テキトー

なんとなんと先日、コロナウイルスを患ってしまいました。

コロナの記事を書いたばっかりに、、と因果関係を作るつもりはないのですが、首都圏に住んでいればリスクは高かったよねっつー話です。

俺は当初の症状と身体の状態を踏まえ、自宅療養となり現在も自宅に6日ほどいるのですが、一言で言うとコロナウイルスというものを舐めていました。

「風邪より少し辛いもの」と思っていました。実際にはかなりどうしようもなく辛かったです。

まず熱は37〜38度を推移。これだけ聞くと大して辛くねーだろって思うんですが、頭痛、咳、痰、発熱悪寒、全身関節痛、倦怠感、鼻詰まり、これが一気に2日目にきました。薬の作用もありますが、体温調節がおかしくなり汗が止まらず。寒いのに暑い。動けないから着替えもシャワーも出来ず。どんどん酷くなる症状に「後遺症」の文字が頭をよぎります。

寝たいのにすぐ起きてしまい症状にうなされる。

あと、外出禁止の為、食料の不安や孤独との闘いでした。

幸いにも罹患覚悟で来てくれた方により看病していただきましたが、マジで1人はダメですね。

今回の件で友達から沢山励ましや援助の連絡をもらって、マジで泣きそうになりました。

そして、ライブをキャンセルしてしまいました。

本当にショックでした。くっそー、コロナふざけんな、ってポジティブな気持ちではいますが、社会復帰できるんかいな…という一抹の不安もあります。

マジで舐めてました。。早く友達とラーメン食べに行きたい…