【子ども2人連れそとあそび】静岡県のまかいの牧場へ行きました! (original) (raw)
この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。
こんにちは! くろいです。
雨が降ったり止んだり…へんな天気が続いていますね。
先日降ったゲリラ豪雨では、以前購入したワークマンのレインウェアが大活躍してくれました!
サイズがなかったので3Lを購入しましたが(身長167㎝女性)、なかなかどうして悪くありません。袖はマジックテープで止められるし、大きいからお尻までカバーしてくれるし、何よりぼったぼたのゲリラ豪雨の中でも中のTシャツはまったく濡れませんでした!やったー!
裏地も防水っぽい生地なので蒸し暑いのが難点ですが、それを押しても買ってよかったです。これで雨キャンプも安心!
さて、それはさておき今回は、5月に行ったまかいの牧場をご紹介したいと思います!
こちら、本当によかったです!我が家は楽しすぎて出る時間が遅れ、キャンプ場のチェックインに間に合わないところでした。
まかいの牧場 基本情報
まかいの牧場……はじめ聞いた時、私は「魔界の牧場?」と思いましたが違います。漢字では、「馬飼野(まかいの)牧場」と書くらしいです。
なんでも、馬飼野さんという方がオーナーなんだとか。
まかいの牧場では、乳搾り、乗馬、お仕事体験、バター作り、ソーセージ作りなど、さまざまな体験が可能です。
場内には遊具や羊の放牧場もあって、スタンプララリーや宝探しも楽しめるので、本当に、1日いても飽きない観光施設でした!!
JAF会員、ベネフィットワン会員などで入場特典や割引もありましたので、行く前にお持ちの福利厚生などを確認してから出かけるといいかもしれません!
そとあそびレポ
朝9:20到着
出かけると雨がちな我が家には珍しく、その日は快晴! 道中でも、今までになく富士山がばっちり見えました。
神々しい
そして幸いなことにさして渋滞にはまることもなく、無事9時20分に牧場到着。
写真では見にくいですが、こちらのゲート右手では薪を購入することができます。
でも売り切れてしまうことが多いので、必要な方はお早めに!
今回、私の一番の目的は羊の毛刈りでした。とにもかくにも羊の毛刈りだけは絶対したい!と時間をチェック。
オッケーオッケー。毛刈りは11時からね。
乳搾りの整理券配布にもまだ時間があったので、さてどうしようかと思っていたら、息子が見つけ出した「宝探しスタンプラリー」の文字…。
やるよね。
入場券を買うカウンターでマップを購入します。
こちらの宝探しスタンプラリーは1人650円ですが、それとは別に無料のスタンプラリーもあります。無料の方は園内各所に置かれたスタンプを押していくだけなので、ウォークラリーに近いかもしれません。
有料の方は、地図を頼りに隠されたスタンプを探します。そして集めたスタンプで謎解きなどもあり、小学1年生でも十分に楽しめました!
さて、園内はこんなかんじ。
広い。
黄色い番号は、私たちが主に遊んだ場所です。
①幼児アスレチック
②ハイジのブランコ
③羊の放牧場
④グランピング場・羊の毛刈り
⑤羊の家
⑥ヤギの砦
⑦牛の乳搾り・ふれあい牧場
⑧王様のカレー
もちろんこれ以外にも遊ぶところはたくさんあるので、きっと家族の誰かが楽しめる場所を見つけられるでしょう!
①幼児アスレチック&ポン菓子
広い園内。
入ってまず「どうする…?」となった我々牧場初心者ですが、とにかくそういうときは端っこから回っていこうということで、左方向へ向かいました。
すると突き当たりに見えてくるのが、幼児アスレチック。
「遊ぶー!」と駆け寄っていく子どもたち。遊具なんてここじゃなくても…とは思いましたが、走り出した子どもは止められません。
子どもたちは当然ながら遊具に一直線ですが、私が目を止めたのはこちら。
ポン菓子♡
マカロニとかあるし、珍しいな〜と思って見ていると、お店のおじさんが話しかけてきてくれました。
「ポン菓子、作ったことあるかい? やってみる?」
「すっごい音するからね、やってみなよ」
なにそれ。超楽しそう。
おじさんのお言葉に甘えて、急遽ポン菓子体験をすることに!←私(37歳女)が。
「僕が合図したらね、この鉄棒を持って思いっきり振り下ろしてね。日頃の怒りを込めて思いっきりね。ためらわないで」
よし今こそ! 小学校の見守り当番中、知らないおっさんに「おばさんが見てるから赤信号で渡りにくいよなぁ」と言われた怒りを解放するとき!
ポン!!!
※でんじろう先生もやってました
楽しかった。
大きい音の苦手な息子は、驚きのあまりひっくり返ってました。
このポン菓子のおじさんが、できたてのポン菓子を試食させてくれたりすごく優しかったです。ポン菓子自体もとても美味しかったので、2袋買って帰りました。
私の怒りによって生まれたまだあったかいポン菓子。
さて、そんなこんなで幼児アスレチック(というかポン菓子)で楽しんでいるときに通ったトラクターバスを目撃した子どもたち。「あれに乗りたい!」と言うので、入り口のあたりまで戻ってトラクターバスに乗ることになりました。
トラクターバスで園内把握
大人400円、子供300円で園内1周20分くらいかかります。空いている時期なら途中で乗り降りも可能らしいのですが、このときは連休中だったので、途中乗り降りは不可でした。
結果的には、乗って大正解!
広い園内、どこになにがあるかもよくわからなかったのですが、トラクターの運転士さんがあれこれ説明してくれるので、だいたい園内を把握できました。子どもたちも「あそこに行きたい」「あれで遊びたい」と行きたいところを確認。もちろん、スタンプラリーの地図も見ながら、スタンプ台のありそうなところも探せました。
のんびり園内を1周して、戻ってくるとちょうど10時半少し前です。乳搾りの整理券をゲットして、私と娘はハイジのブランコ経由で、息子と夫はスタンプ台を探しながら、11時の羊の毛刈り会場に向かうことにしました。
②ハイジのブランコ&③羊の放牧場
トラクターバスの運転士さんが「私が作ったんですよ〜」と一押ししていて、娘が「行きたい!」と言ったハイジのブランコは、急な坂を登った先にあります。
今までにないくらい大きなブランコ! 1つしかないので、来場者が多いときにはけっこう並ぶそうですが、今日は幸いなことに空いていたのですぐ乗れました。
ちょっと怖くて高くはこげない。
最高でした。
後ろで待っている方がいたので2こぎくらいで降りましたが、もう少し楽しみたかった…。
さて、でも我々には(というか私には)11時からの羊の毛刈りという一大ミッションがあるので、こんなところでぐずぐずはしていられません。
さぁ毛刈りに向かおう!と歩き出すのですが、途中にはSNS映えするスポットがあったり羊の放牧場があったりと、こちらの心をくすぐる場所がたくさん…。
富士山と写真を撮るための椅子と、普通に羊に触れる放牧場と、真っ直ぐ立ったり座ったりできない娘。
常に富士山が見えるすごい。
この羊の放牧場は、羊触り放題で広くて気持ちよく、もしゃもしゃと草を食べている羊を見ているだけでも癒される空間となっておりました。
④羊の毛刈り
さて、11時です!
念願の毛刈り!
我が家(というか私)はこのためにここに来たと言っても過言ではありません!
きたきた〜♡
まかいの牧場ではお仕事体験というものができるのですが、この時期はそれが羊の毛刈りとなるみたいですね。
こちらでの毛刈りは、バリカンではなくハサミ!
もちろん、主に切るのは牧場の人で、私たちはそのハサミにそっと手を当てるだけなのですが、それでもジョキリと羊の毛を切る感触は伝わってきました。
ふわふわ〜♡
毛刈りをされている間の羊さんはもう「観念しました」とばかりの顔をしていてかわいい♡ びくびくしながら羊さんに触る子どもたちもかわいい♡
家族4人、それぞれ毛刈り後に羊の毛や刈った肌の部分を撫でさせてもらったりして、羊の毛刈り体験は終了。
貴重な体験だったな〜。大満足です! 私はもうこれでまかいの牧場に悔いはありません。
さて、この毛刈り会場はまかいの牧場のグランピング施設に隣接して設置されておりました。
グランピングのテントは、私が欲しいゲル型テントでした。泊まりたい。
グランピングといっても泊まれるわけではなく、日帰りで楽しむ場所のようです。富士山麓ブランド牛のステーキバーベキューなどが可能で、贅沢な時間をすごすにはいいかもしれません!
でも我々にはそんな贅沢な時間をすごす金銭的余裕はないので、無料で楽しめる乳搾りに向かうことにしました。
⑦牛の乳搾り、ふれあい広場
11時20分からの牛の乳搾り。
だいたいオンタイムに到着したのですが、会場はすでに長蛇の列でした。
並んだときにはもう最後尾。最後尾なら並んでもしゃーないなということで、隣のふれあい広場で餌を買って餌やりをして順番待ちをすることに。
羊以外にもいろんな動物がいました。
このふれあい広場では、自動販売機で餌を買うのですが、お金を入れたら出てくるのが2枚目の写真で娘が持っているモナカです。
これ。
写真のものは、実際に出てきたモナカを半分に割った状態なのですが、中に小さい餌がころころとたくさん入っていました。中の餌を全部あげたら、外側のモナカは自分たちで食べる……のではなく、モナカも動物たちにあげられます。
これね、はじめ自動販売機からモナカがころんと一つ出てきたとき、我々は「???」となりましたよ。
え? まさか100円入れてこのモナカ一つで終わりなの? と。
もうちょっとで娘もそのまま近くの羊にあげてしまうところでしたが、振ったら中からコロコロと音がしたので、中に餌が入ってるんだ! と気づいて危機を脱しました。
危なかった……。
また余計なお金を使わされるところだった……。
そんなことをしているうちに、乳搾りの列が短くなってきていたので乳搾りの方へ戻ると、何やら声をあげている係の人がいます。
「タケノコ掘りやりたい人いませんかー? 1家族500円ですー」
え!? やる!!
と即決で手を上げる私。
やったことないことは、とりあえずやってみたい性分なのです。
乳搾りがまだのことを伝えると、
「じゃあ乳搾りが終わったら集合してくださいね」
と言われたので、私の心はもうタケノコ掘りでいっぱいのまま、乳搾りをサクサクと終わらせました。
サクサク。
予定外のタケノコ掘り
さて、時刻はもう12時です。
この日、我々は伊豆のキャンプ場に宿泊する予定だったので、昼食を食べたら牧場を出発するつもりでした。
そこへ予定外に入り込んできたタケノコ掘り。
係の人に、「どれくらい時間がかかりますか?」と聞くと、「早ければ15分くらいで終わりますよ。時間がかかる人だと1時間かかりますけどね〜」と言われて、まさか1時間はかかるまいと思っていたのですが……
そんなことはなかった。
案内されたのは、園内にある竹林。
タケノコがたくさん♡
その一角で、自分の好きなタケノコを決めてタケノコ掘り開始です。
穂先があまり出ていないもので、黄色いものがえぐみが少ないと助言をいただいて、息子が決めた一番上のタケノコを掘り始めたのですが……。
掘っても掘っても私たちのタケノコにつながる地下茎が出てこない!!
これかな? と思っても隣の地下茎だったりで、どうやらずいぶんと入り組んだ場所のタケノコを選んでしまったようです……。
他の人がどんどん掘り終えて帰ってしまう中、一心不乱に鍬を振る私たち……。
結局、掘り終えたのは1時間経った後のことでした。
とったどーーー!!!
終わるころには全員どろだらけ。でも頑張りにみあうタケノコの大きさです!
最後に係の方が、アク抜き用のヌカも一緒に袋に入れて渡してくれました。
親切♡
そうして達成感と疲労感に包まれながら、ようやく昼食に向かったのでした。
⑧王様のカレー
泥だらけの服を一度着替えて向かったのは、牧場の入場口の外にあるカレー店です。
富士宮焼きそばもある!
お子様カレーもあったので、子どもたちにはそちらを注文。
とっても美味しくて、あっという間に完食してしまいました!
さて、食べながら今後の相談を始めます……。
キャンプ場のチェックインが17時。それに間に合うように、ここを出なくてはなりません。現在時刻が14時近いので、できるならもう牧場を出たいところなのですが……
「スタンプラリー終わってない!」
と息子氏。
そうなんですよね……。なんやかんやと忙しくて、スタンプラリーが終わってないんですよね……。
完全に、タケノコ掘りが誤算でした。母がやりたいと言ったタケノコ掘りのせいで、息子のスタンプラリーが終えられないなんてことがあったら、向こう数十年は文句を言われそうです。
オッケーわかった。スタンプラリーやろう。猛ダッシュでな。
ということで、スタンプラリーをやりながら、園内の見てなかった場所を見て回ることになりました。制限時間は1時間!
⑤羊の家&⑥やぎの砦
基本的にスタンプラリーは息子の仕事なので、私と娘は見ていないところをちょろちょろと見に行きました。
羊の家の子羊♡
そしてその隣には、クワガタの幼虫がいるという土の山が……。
トラクターバスの運転士さんが、「あの土山にはクワガタの幼虫がいるから勝手に掘って持って帰っていいよー」と気前よく言っていた土山を夫が掘っていましたが、すぐには見つけられなかったので早々に諦めていました。
ヤギの砦ってなんなの? と思ったら、餌を食べるためにがんばるヤギのお家でした。
ヤギの砦では、カゴに餌を入れたら砦の上にいるヤギが口で紐をひっぱり自分で餌を引き寄せるさまを見学できます。
なんか……ヤギも大変だな。
がんばれ!!!
そうこうしているうちに、スタンプラリーも終盤へ。
これは写真を載せるとネタバレになってしまうので、あえて載せませんが、謎解き要素もありで650円の価値ありな楽しいスタンプラリーでした。
このスタンプラリーは、まかいの牧場とは別会社が企画運営しているスタンプラリーのようですね。最後にゲットできるカード=お宝は開催場所によって異なり、コレクター心もくすぐられます。
静岡県では他にも2箇所で楽しめるみたいなので、またキャンプのついでに行ってみてもいいかも……。
15時、まかいの牧場出発!!
さて息子が駆け回ってスタンプラリーを終えてくれたので、予定通り15時には牧場を出ることができました。
もちろん、ジェラートも忘れずに食べました!
※ジェラート屋さんは、場外にあります。場内では買えません!
遊ぶところがありすぎて、予定よりも長居してしまったまかいの牧場。
楽しかったのはもちろんですが、何よりスタッフの方々があったかくて優しくて、またぜひ遊びに来たいと思う場所でした!
ここまで読んでくださってありがとうございました。