トヨタ新型「カムリ“ワゴン”」22年ぶり復活!? 「FF最大・最上級セダン」のステーションワゴン化に反響も? 印デザイナーのCGに称賛の声 (original) (raw)
カムリは、1980年に「セリカ」の派生車種「セリカ・カムリ」として登場したミッドサイズセダンです。
1982年に登場した2代目からセリカの名称が消えてカムリとして独立し、現在に至るまで同名を引き継いでいます。
初代こそFRでしたが、2代目以降はFFに改められ、現在のトヨタ車のなかでは“FF最大・最上級セダン”の位置付けです。
日本では10代目が2023年12月下旬に生産終了となりましたが、一方で海外では、北米地域において21年連続でミディアムサイズセダンセグメントの最量販モデルに。
このように海外でカムリは根強い人気を誇り、オーストラリアなどもあわせて今後も展開が続く予定です。
そんななか、2023年11月15日には11代目となった新型カムリが世界初公開されました。
エクステリアは、これまでのモデルと比較し、より滑らかでスポーティなデザインに。フロントフェイスには、最新のトヨタ車で特徴的なハンマーヘッドが用いられるほか、シャープなLEDヘッドライト、デイタイムランニングライト、テールライトが装備され、洗練された印象としています。
インテリアは、全体的に先進的な水平基調のデザインとなっており、上質感が向上。また、全グレードでシートクッションの形状と密度が見直され、クッションを長くすることで快適性を向上させています。ヘッドレストも柔らかくなるとともに後方に移動し、乗り心地が向上しています。
パワートレインは、トヨタのセダンで初めて最新の5世代目THSを搭載。2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、FFで225馬力、AWDで232馬力のシステム最高出力を発揮します。
今回、その新型カムリをベースに、ステーションワゴン仕様に変えた「カムリワゴン」のレンダリングをSRK Designsが公開しました。
フロントを含む基本的な全体的なデザインはそのままに、本来であればセダンとしてのトランクがあるはずの部分を違和感なく拡張し、ステーションワゴン形状としています。
また、通常のカムリと比較して広くなったルーフには、ルーフレールが取り付けられています。
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SRK Designsの製作したレンダリングは、もちろんメーカー非公認の妄想デザインですが、細部までしっかりと描かれており、その本気度が伝わってきます。SNSユーザーからも「かっこいい!」「デザインいいな」といった称賛の声が寄せられています。
なお、6代目カムリには「カムリ グラシア」というステーションワゴンが、2001年まで存在していました。もし、本当にカムリにステーションワゴンが復活したら22年ぶりの復活となります。