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チーズはどこへ消えた?』という本を読んだ。本を開いてすぐ、「あ、これ前に読んだことあるわ……」と気づいた。

10年以上前に人から渡されて読んだんだった。読まされる本がつまらないのは世の常だけど、俺にこれ読ませてどんな感想を求めてたんだろ。

今回はマックでチーズバーガー齧りながら読んだせいなのか全然面白くなかった。ガバガバ設定で説教くさいあたり、なんか『星の王子さま』とかと近いかもね。本旨に沿わない登場人物を、深掘りせずにまとめて下に見る感じ。

いやもちろん良いところもあったよ。そりゃあ有名な本だもの。読みやすい上に短いから、苦痛が長引かないで済むところとか。本当に助かった。

読み終わった後に悪口探そうと思ってネットで調べたら、なんか大谷翔平の愛読書なんだって。水原一平も読んだのかな。

俺も給料5倍くらいになるか、もしくは逆に半分になれば、変化を恐れずに攻められるんだけどね。餓死しない程度のチーズが毎月25日に支給される人の話も誰か書いてくれませんか。明日もう一度来てください、本物の正常性バイアスをお見せしますよ。

まあ、手元からチーズが消えた時にとる行動の正解を、俺は最初から知ってるんだよ。

それはブログを書くこと。タイトルは、「まだチーズで消耗してるの?」。

なんかあれだな、みんな疲れてるんだな。現在ネットに書かれている文章のほとんどは、要約すると「疲れた」になってしまう。体感7割くらい。残りの3割は「俺は頭がいい」と「金ほしい」。

……それはつまり、読んでいる自分のほうが疲れているんだよ!な、なんだってー

ここんとこ、もう20年近く前に解散したスーパーカーをよく聴いている。過去に縋りついているあたり、やはり疲れているのかもしれない。

いやーしかしこの季節のスーパーカーは本当に沁みるよ。雨の日は特にいい。さんずいに心で沁みる、本当にその通りだなぁ。知らんけど。

ひっさしぶりに2005年の解散ライブを見たよ。フルカワミキがベース弾いてるフォルムは本当にかわいい。体格とベースのサイズ感が最高。

まあそれにしても、前向きさのない悲しいライブだ。終わらせることでやっと救われるような、窮屈さというか閉塞感というか、そういうものを感じる。挨拶もパフォーマンスもMCもアンコールもなく、歌と演奏のみを終えて去ってゆく。ステージに演者がいなくなった後、観客は全員棒立ち。

スーパーカーでギターを弾いていたいしわたり淳治は今やもう売れっ子作詞家だよ。すごいね。つい最近のコラムを読んだら「ギターを弾かなくなってかれこれ20年近くが経つ」って書いてあった。

ってことはあの解散ライブから弾いていないのだろうか。そうだとすると、一人最後までステージに残って弾いていた、あの音が最後だったのか。

なんか、なんか……なんだろう。なんだろうこの気持ちは。わからない。言語化したくない。

純粋な感情は今もずっと変わってないのに、肝心な問題はいつになってもわからないよ〜〜〜〜。