源氏物語京都スタンプラリーの巡り方&体験記 (original) (raw)

今朝の京都新聞に「源氏物語京都スタンプラリー」に関する記事が載っていました。「源氏物語京都スタンプラリー」は2018年から「古典の日」の11月1日に合わせて毎年開催されるイベントです。

ちなみに、この前、バスに乗った時、車内で「源氏物語京都スタンプラリー」の広告を見付けると、何の関係もないのに…ちょっぴり…嬉しい気持ちになりました😅

という事で、今回は前回の『**スタンプラリーで巡る古都の魅力・源氏物語京都スタンプラリー**』に続き、今日から始まった「源氏物語京都スタンプラリー」に今朝、直接参加したので、その感想を投稿させていただきます。ご興味がある方に少しでも参考になれば幸いです。

源氏物語京都スタンプラリー

源氏物語京都スタンプラリー

✅日時:10月26日~10月27日

11月2日~11月4日

✅スタンプラリー台紙

市バスと京都バス車内、神社仏閣12ヶ所、嵯峨野高校事務室

✅景品条件

12か所のうち、3ヶ所のスタンプを集める

✅景品

オリジナルコットンバッグ

✅景品交換場所

下鴨神社、上賀茂神社、天龍寺、蘆山寺、清水寺、渉成園

✅スタンプラリー場所

京都御苑

下鴨神社

上賀茂神社

雲林院

仁和寺

清凉寺

野宮神社

天龍寺

蘆山寺

清水寺

渉成園

東寺

✅今回は清凉寺と野宮神社、天龍寺の3ヶ所を巡りました。

嵐山コース

今朝は清凉寺➡野宮神社➡天龍寺の順番で巡りました。景品がもらえるのは3ヶ所のうち天龍寺だけなので、最後に天龍寺に行くのが効率的です。

清凉寺

嵯峨釈迦堂という愛称で知られる清凉寺はその名の通り本尊が釈迦如来像です。

清凉寺・源氏物語

清凉寺は源氏物語ゆかりの地でもあります。清凉寺は嵯峨天皇の皇子でありながらの源融の山荘地とされるのですが、その源融(みなもとのとおる)は源氏物語の主人公である光源氏のモデルの一人と言われています。

皇子でありながら源という性を与えられ、臣籍になった源融は女性関係も華麗だったようで、光源氏と繋がる点があると考えられます。

栖霞観(せいかかん)は源融の山荘地の事で、この山荘は融の没後、寺に改められ,奝然(938~1016)が宋より招来した釈迦如来像を安置した寺内の釈迦堂はのちに清凉寺となったと伝われいます。(➡UK003 源融公栖霞観地

清凉寺・スタンプ

本堂の参拝受け付けの隣にスタンプが置いてありました。

スタンプはこんな感じです。

清凉寺・紅葉

清凉寺は春は梅と桜、秋は紅葉の隠れ名勝です。

「源氏物語京都スタンプラリー」で清凉寺を事前調査して、また紅葉か春の時期に清凉寺に来られるのもお勧めです。

清凉寺・ホームページ
清凉寺・アクセス

市バスか京都バスなら嵯峨釈迦堂前下車、徒歩10分もかからないですが、嵐電嵐山駅からだと30分ほどかかります。

野宮神社

清凉寺の西門(トイレがある場所)から出て、真っすぐ進んで左に曲がると二尊院です。その二尊院を道を進むと広々した嵯峨野の風景が広がります。

そこからさらに進むと野乃みや踏切です。

その野乃みや踏切を渡るとすぐ野宮神社に着きます。野宮神社から竹林の小径を経て渡月橋方面に進むと天龍寺になります。

野宮神社・源氏物語

野宮神社は『源氏物語』の「賢木」巻で登場します。源氏物語に野宮神社が登場するのは源氏物語54帖のうち第10帖の「賢木」。賢木という券名は野宮神社にサカキを持って六条御息所に会いに行った源氏と六条御息所が交わした歌に因んで付けられたと言われます。

✅ご興味のある方はリンク先をご参照ください。

野宮神社・スタンプ

天龍寺

景品がもらえる天龍寺には主催の嵯峨野高校から学生さんが景品を渡してくれました。場所によっては巫女さんが景品を渡してくれる所もあるようです。

景品は二種類のバックを二色にして、選ぶ事ができますが、天龍寺では写真の上段のトートバッグが二色おいてあって、お弁当?バックは置いてないのでご参照ください。

天龍寺・スタンプ

まとめ

源氏物語京都スタンプラリーは一人一枚までになります。一回景品をもらうとスタンプラリーはできるが、景品はいただけません。でも、スタンプを集めるのも楽しいかもしれません。

せっかくこの秋、京都に来られる方々、家族とお友たちとまたは一人で気が向くままの…源氏物語京都スタンプラリーいかがですか?

次回の源氏物語京都スタンプラリーは11月2日、3日、4日に開催されますので、行かれる方はご参照ください。