第2826列車 「 JR貨物 EF65 2070+ヨ8000+コキ2両の京鉄博展示返却列車を狙う 」 (original) (raw)

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

10月末より、京鉄博近江鉄道100形の展示が

アナウンスされました。

これまで京鉄博では若桜鉄道や京都丹後鉄道等

三セクで相互乗り入れしている他社車両の展示

こそ実施して来ましたが、軌間こそ同じながら

完全に独立した別会社の展示は初めて。

歴史的な快挙ではないでしょうか。

まさかの企画発表にワタクシ、腰を抜かす勢い

で驚いております。

この分だと、将来的には南海からの展示なども

可能性が出て参りましたね。

さて、今回の更新は京鉄博展示を終え返却の

途に就くJR貨物の展示車両たちを狙いました

ご報告とさせていただきます。

この日は各所で数多のネタ列車が走る1日と

なりまして、何を狙うか非常に悩ましい思いを

された方も多いのではないでしょうか。

ワタクシは週の中で尤もハード且つ上長からの

無茶振りを喰らいまして、時間の融通が効かぬ

1日となりました。

が。

そこは無理矢理穴をこじ開けまして何とか沿線

へと馳せ参じます。

2024-09-25 9081列車

新鶴見から来たEF210-327が、EF65 2070と

ヨ8891、更にコキ2両という珍編成を率いて

吹田へ向かう臨貨でございます。

空コキならばまだしも、コキには色彩豊かな

コンテナが積載されて一見、営業列車の様にも

思える所がこの編成の肝でございましょう。

2024-09-25 9081列車

初手は望遠を飛ばしてのご挨拶から。

と申しましても、立ち位置的にはいつもの対岸

顔見せショットが難しいので無難な編成撮りを

狙いました。

晴れると側面が暗くなるショバでございますが

この日は布陣する前から既に厚手の雲が陽を

隠しておりましたので、無難に狙う事が出来て

有り難い事でございました。

ここには桂川橋梁のヌシでいらっしゃるT氏や

仲間内のMT氏など、馴染みの面子が集まって

撮影前から楽しい歓談タイム。

気やすい雰囲気の中で本番を迎えました。

2024-09-25 9081列車

今回の決めコマ。

巻頭コマの一つ手前、切り位置にて仕留めた

コマがこちらとなります。

編成の真ん中には今回もヨ8000形緩急車が

連結されておりましたのは、読み通り。

最後部に付いていたらこの位置からケツ打ちを

狙う為に、猛ダッシュして線路際まで走らねば

ならぬ所でございました。

2024-09-25 ヨ8891をクローズアップ

その緩急車を構図の真ん中に据えたスナップで

ございます。

日車甲種などでお目に掛かる機会もある稲沢の

ヨ8000形でございますが、遠めから見ても

その車体外板はヨレヨレなのが判ります。

既に鉄道車両としても珍しい部類となります

2軸の車両、本線を走る貴重な機会を仕留める

事が出来たのは有り難いです。

2024-09-25 ブルボンコンテナ

続きまして、黄色いコキ110に積載された白い

塗装のブルボンコンテナをスナップ致します。

プチクマ、とキャラ名が小さく書かれています

このコンテナ。

4頭?のプチクマ達が角から顔を覗かせる意匠

に胸がトキメキます。

特に左端の黄緑色をした奴なんて、耳がまるで

カリフラワーじゃないですか。

コンテナには興味の無いワタクシですが、この

デザインは可愛らしくて好きでございます。

確か何種類かの図案があるんですよね。

こんな愛らしいデザインのコンテナがズラリと

並ぶ専用列車も走らないかな、と思いました。

2024-09-25 ネスレコンテナ

ついでにネスカフェの珈琲ボトルが描かれた

コンテナにもフォーカス致します。

コーヒーは専らインスタントか喫茶店なので

この様なボトルを利用する機会の無いワタクシ

でございます。

ですから実物はよく判りませんが、絵柄をよく

見るとボトルに巻かれたラベル上部にまでは

コーヒーが入っていない事に気がつきました。

通常のペットボトル飲料だと飲み口下の括れた

辺りまで充填されている筈でございます。

まさかとは思いますが、描かれた3本とも既に

開栓済みな状態?と疑ってしまいました。

そんな訳、ないですよね…

2024-09-25 西濃コンテナ

最後は西濃運輸の紺色コンテナでございます。

ブルボンには熊のキャラが描かれておりました

が、こちらは国民的猫形キャラとして水色の

ロボットと双璧を成すアイツが鎮座します。

汗水垂らして働く運輸関係者などを座したまま

見下ろし、何食わぬ顔で手を振るその姿。

キティちゃん、ではなくここでは多分キティ様

なのでしょう。

おどれら、頭が高いぞよ〜とか言ってそうな

デザインでございます。

2024-09-25 271系+281系

今回の〆。

そんな訳で電車にまでへばり付くど根性ガエル

みたいなハローキティのラッピングが眩しい

関空特急を絡めまして、ここでの撮影は終了。

続行で8865レが来るかな?と待ってみました

が、予想時刻を過ぎても現れず残念ながら撮影

する事は叶いませんでした。

8865レは京都貨物まで定刻で来たものの

そこから先はスジを返却列車に譲る形で時変し

撮影出来なかったのでございます。

ワタクシもお仕事を抱える身の上でしたから

いつまでもショバで待機する訳にいかず…

鉄博でのJR貨物車両展示企画も、毎年の様に

実施されております。

実に有り難い企画と申せましょう。

ですから、そろそろここら辺りで銀釜パイチを

展示して貰えないかなぁ…と夢想するので

ございます。

いやマジで実現して貰えませんかねぇ。

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!