【秋から始めるエクササイズ・お尻を鍛える!】 (original) (raw)
今はもう秋~♫
(思わず歌いたくなる)
フォトAC
今度こそ本当に秋ですね。
そう信じてもいいんですね!
しつこく言いたくなるくらい、じらされてやっと巡ってきた秋。
朝、目覚めてベランダの外の大気がヒンヤリしていると
それだけで幸せな気持ちになります。
心身が整います。
これまでの猛暑を思えば・・・なんの不満もありません。
なんだって出来そうな気がします。
と、少し極端に走ってしまいましたが、とにかく生活しやすくなりましたね。
これからいずれやってくる寒い冬のことはさておいて、やっと訪れたこの秋を
出来るだけ楽しみたいと思っています。
私は股関節の不具合がいくらか良くなりましたが、今も日々自分なりの
リハビリを続けています。
先日、家の近くのマーケットに行ったところ、特設コーナーに本が並んでいました。
私は一冊の本を手に取って、パラパラめくってみました。
なんだか頼もしげなタイトルです!
『おしりを鍛えると一生歩ける!』
発行所:株式会社・池田書店
松尾タカシ(著)
前田慶明(監修)
1200円→650円
新しいものですが、値段は約半額です。
私は迷った挙句、つい買ってしまいました。
私にとってお尻を鍛えることが重要というのは、これまで受けたリハビリの中で
理学療法士さんからよく言われていたことでした。
その他、以前自分でやっていた『きくち体操』でも、その重要性が言われていました。
ですから家に帰ってみれば似たような資料はあるのに何か目新しいものを
見つけたような嬉しさでつい購入。
書く人が変われば、何か新しい発見があるかもしれない、などと思ったりして。
まださわりを読んだだけですが、重要だと思ったポイントを抜粋してみます。
まず、おしりの筋肉は、歩くのに重要な股関節を守る最大最強の筋肉とあります。
私たちは気づかないうちに毎日おしりに頼っているようです。
足の筋肉を鍛えるのは大事とは知っていましたが、股関節に密接に関わっているのが
おしりの筋肉だというのです。
そして「骨盤の傾きがおしりの発達を決める」とあります。
骨盤が前傾すればするほどおしりの筋肉は発達しやすく、反対に骨盤が後傾すると
おしりの筋肉の発達は停止し衰えてしまうという性質を持っています。
アフリカ系の黒人選手は、様々な人種の中で特に骨盤が前傾しているため
おしりの筋肉が発達しており、優れた陸上選手が多くいます。
しかし、日本人を含む黄色人種は黒人や白人に比べて骨盤の前傾が少なく
後傾気味の人が多いのです。
(ちょっと残念ですね・・・)
そしてこれは重要なことですが、ウォーキングはいいのですが、その前におしりの筋肉を使えるようにしましょう、とあります。
そのためには骨盤の前傾を引き出すために体の前側にある**腸腰筋を鍛える**ことが
ポイントです。
腸腰筋とは、大腰筋(だいようきん)と小腰筋(しょうようきん)、腸骨筋(ちょうこつきん)の3つから構成される筋肉の総称で、腰から太ももの付け根にかけ、左右対称に付着しています。
腸腰筋を意識して鍛えると骨盤を前傾させることができ、おしりの筋肉が常に使えるようになります。
今回は私が以前から続けてきた運動で、この本にも載っていた「片脚上げおしり力チェック」をご紹介したいと思います。
このチェックでは、おしりの筋肉を効果的に使えているかがわかります。
おしりを正しく使うには以下のことが必要とのこと(▢は本文から一部引用)。
①身体を垂直方向に支える筋力と持久力
②股関節を曲げる柔軟性
③不安定な姿勢でのバランス力
■片脚上げおしり力チェック 基本姿勢
(1)両足の間はこぶし一個分あけ、つま先はまっすぐ平行にする
(2)(1)の姿勢から片足を一歩前に出す・レベル1 前方の脚を床から5センチほど上げる(30秒キープ)
・レベル2 股関節が90度になるように脚を上げる(45秒キープ)
・レベル3 レベル2(股関節90度)よりも脚を上げ、その脚を片手でサポートする(60秒キープ)
・レベル4 レベル3の姿勢からサポートしている手を放す(60秒キープ)
レベルは1~4まであり、レベルが上がるほど①~③の「おしり力」が高いと言えるそうです。
上体が基本姿勢を保ったまま、前後左右に傾いたりしないように意識し、左右同様に行います。
私は姿勢的にはレベル2ですが、30秒キープが苦しくてやっとなので、ただいま訓練中です。
最後に、この本とは関係ないですが、腸腰筋を鍛えるいい方法を紹介している動画を見つけたので、
気になる方はよかったら参考にしてみてください。
【引用元の動画】
【腸腰筋】股関節に痛みがある方!下腹が出てる方!太ももが太い方!腰痛がある方!みんなコレやって! BY272
これまで足を悪くするまでは、特別な意識もなく歩いてきましたが
これからは「腸腰筋」を鍛えて、いつまでもウォーキングを楽しくできる身体になろう、そう思うようになりました。
では、短いかもしれませんが、爽やかな秋の日をお過ごしください!
フォトAC