THE POGUES というウイスキーについて (original) (raw)

本題の古着とは関係のない話題になりますが、買ったばかりのウイスキーがおいしかったという雑感です。

わたしは日本酒ときどきウイスキーという感じで自宅でお酒を飲んでいます。往々にして昼から音楽を聴きつつちょこちょこ飲んでいます。ウイスキーはちびちびやるものとソーダで割るものに分けて常備していて、後者が切れたので近場の酒屋にでかけました。

はじめはカティサークのプロヒビションを求めていたものの店内を物色しているなかで THE POGUES が目に留まりました。80sのニューウェイブケルティックパンクの雄である THE POGUES のオフィシャルアイリッシュウイスキーです。存在を知ってはいたものの実際に目にしたのははじめてでした。価格は\2,500ほどでプロヒビションとあまり変わらず、昨年末にボーカルのシェイン・マガウアンが亡くなってしまったということもありこちらにしました。

ジャケ買いと云うかボトル買いしたものなのでそこまでの期待はしていませんでしたが、かなりよいウイスキーだとおもいます。開栓してそのまま試飲した時点でちょっと驚かされました。割る前提で買ったリーズナブルな価格のウイスキーであるためストレートのままでもおいしいというのがまず意外です。アップルのようなフルーティさとバニラのクリーミーさ、ナッツの香りをなかなか強く感じます。しっかりとした味でありつつ飲みやすく、後味もよいです。

ハイボールだとすこし軽い気がするもストレートでいけるならばそれに越したことはないので嬉しい誤算でした。そもそもわたしはスモーキーでピーティなものが好みなので正反対とも云える方向性で、やはりお酒はじぶんで飲んでみないとわからないものだなとよい勉強になりました。ふだんのウイスキーはこれ一本で十分かもしれないという位に気に入っています。

音楽に合うウイスキーです。

https://store.wmg.jp/collections/thepogues