I AM KING (original) (raw)

ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「成長は一時的に安定を失うことだ。それは、慣れ親しんでいるが型にはまったやり方や、安定しているが退屈な仕事、時代遅れの価値観、意味のないつき合いを排除することでもある」
By ゲイル・シーヒー

といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

お・も・て・な・しニッポン
かつては「モノづくりニッポン」と呼ばれてたニッポンであるが、今のニッポンの主要産業って実は二次産業ではなく、第三次産業なのである。高度成長期の頃が第二次産業のピーク(34%)で、バブル終了と共に下り坂になっていって、今はもう第三次産業が71%、第二次が24%なのである。当然だが、今後のニッポンを如何こうしていくにおいては、第三次産業を中心に考えなきゃならんのである:
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人材育成も、政治システムも、社会インフラも、第三次産業及びソレ以降を主眼において組み立てなきゃならんのである。当然だけどAIの前では古き良き価値観(努力根性主義、年功序列)なんぞ屁の役にも立たないので、再考が必要なのは言うまでもないである。

ココまで書くと聡いロンマニアの方ならば「じゃあ高度成長期以前はどーだったの?」って考えるだろうが、答えは「戦後~高度成長期までは第一次&第二次産業がメインだった」のである。今の70代以降のジジババがこの世代で、ニッポンの繁栄を担ってたという自負も強く、第三次産業がメインになった今でもあの時代のメンタリティーを引き継いでたりするのである:
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だからあの時代に地方&農村型政党だった自民党が強かったし、俗に長老だとかキングメーカーとか言われてる爺さん達もこの辺りの世代なんで、どうしても昔ながらの政策を掲げてしまうのである( ̄~ ̄)ワタクシは前々から言ってた事だけど、やっぱバブル崩壊がニッポンのターニングポイントだったのである。

*悪い意味でのニッポンらしさ
今日はロクなネタも無いんで、ウケが悪いと分かってながらも政治の話をする次第である(笑)ニッポン人がアメリカ人やヨーロッパ人と決定的に違うのは何処かって、やっぱ「欧米人と違ってニッポン人は島国&農耕民族だから」だと思うのである。農耕民族だから「人間=自然や動物の一部」って考えてて、悪い事があっても「ソレは自然の巡り合わせ」って考えて、ソコから「備蓄して耐えれば天候は回復する」って我慢しちゃうのである。ソレが現れたのが、今回の自民党総裁選だとワタクシは考えるのである。何ちゅーか「悪い意味でのニッポン人らしさが出たなぁ~( ̄▽ ̄;)」ってのがワタクシの正直な感想である。

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別に石破茂(以後ゲル)が悪いor高市さんが良いって言ってるのではなく、何ちゅーか「ココぞという時に冒険をせず、昔ながらの方法に固執して耐え凌ぐ事を選択する」ってトコにワタクシはガッカリしてるのである( ̄~ ̄)バブル時代は説明するまでもなく、ウクライナ紛争やAI台頭による第四次産業革命の登場にもあるように、今は世界の価値観が大きく変わりつつある時代なのである。そんな時代の中で重要な事は何かって、ワタクシは「思い切って次世代にバトンを渡す」だと思うのである。もう何をどうやったってニッポンがバブル時代を取り戻すことなんて不可能なんだから、世代交代は必然だと言えるのである。

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無論、今回自民党員がゲルを選んだ事は尊重する次第である。たとえどんな結果になろうとも、ソレが真っ当な選挙の結果であるならば、尊重する以外の選択肢は無いのである。ただ今回の総裁選で分かったのは「自民党も都会型議員と地方型議員に分かれたんだなぁ」って事である。昔から自民は典型的な地方メインの農村型政党なのであるが、戦後~高度成長期は全人口の63%だった地方民に支えられてたのである。が、今の地方民は全人口の43%であり、その分都会型の支持者や議員が増えているのである。色んな意味で、コレは自民党のターニングポイントなんじゃないかと思うのである。

*都市型政党は何処
ココまで書けば、ワタクシが自民党を積極的に支持しない理由が良く分かると思うのである。そう、自民の根本は何処まで行っても「古いニッポン」であり、ソレは今のワタクシと相容れないモンなのである。現実的&具体的な政策を掲げる都市型政党があればソコを支持しても良いのであるが、生憎今のニッポンにはそんなモン無いのである(´・ω・`)あるのは自民党とウヨク野党とサヨク野党だけであり、リバタリアン向けの都会型自由主義政党が存在しないのである( ̄~ ̄)ワタクシは生まれも育ちも都会なんで、都会型政党や都会型議員を望むのである。

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ただやっぱコレはニッポンに限った話じゃないけど都会民は、特に上の層の都会民ほど、政治に何も期待してないのである。能力やカネやコネのある人間は何処の国でも如何なる社会情勢でも難なく生きていけるから、政治にテメェの人生を左右されることは無いのである。その手のエリート連中からすれば「政治家は自分等のジャマさえしなければ誰でも良い」なのである。政治に頼るのはエリートでない人々であり、そういう人々は物事を深く俯瞰して考える事に乏しく、結果目先の利益誘導に釣られちゃう。チャーチルも同じような事を言ってたけど、やっぱ民主主義は問題が多過ぎると思う今日この頃であった。.