すげー屏風の寺【宮城旅行記12】 (original) (raw)
腹ごしらえを済ませた後は、予定通り**瑞巌寺**へ。ここは大崎八幡宮のおじいちゃんに「松島でオススメの場所とかありますか?」と聞くと教えてくれた場所だ。なんか絵が凄いらしい。現地の人がオススメするくらいだから、相当凄いのだろうと期待値は自然と上がる。楽しみ楽しみ。
入口は松島の大通り沿いにある。なんかイメージしてたのよりだいぶデカイお寺っぽい。最初の門を潜ってしばらく進む。すごく高い杉の木が並ぶ、山寺のスタートみたいな景色が続く。
すると現れたのはなんか強そうな像。ここのお寺で祀っている人だろうか?
その右側に入口があり、ここで入場料を払うことになる。いくらだっけ?3桁だったよ。あとここで御朱印もいただける。御朱印帳渡して、観覧して帰ってきたら声をかければ良いとのこと。これは良いシステム。大体の神社仏閣は待ちの時間が発生するからね。
入場口の裏にあった、石を切り崩して建てられたやつ。石窟寺院って感じなのかな?こういうの見るとロマンあるよね。
有料ゾーンの中には本堂と資料館があるっぽい。まずは資料館の方から見てみる。ここは撮影禁止なので写真はナシ。
屏風とか絵とか、あと像とかも色々あった。狩野左京って人が書いた屏風があった。これ、大崎八幡宮や瑞鳳殿でも見た名前である。見すぎて覚えた。仙台藩お抱えの絵師だそう。仙台どこも伊達政宗の影響が凄いのを実感する。
昔の松島を描いた絵もあったりして、今とあまり変わらない景色が描かれていた。江戸時代から変わらない絶景ってことなんだろうね。
資料館で唯一撮影OKだった瓦。昔の建物って瓦にこだわりありガチだよね。
次は本堂の方へ。こちらも中は撮影禁止なので外をちょっとだけ撮影する。
枯山水?なんか昔の枯れた美しさを表したような庭園である。お山の奥にあるのは伊達家の家紋だったハズ。晴れていたらまた映えたのかなぁ?
本堂内で唯一写真撮影OKだった場所。この子は温泉娘の「松島名月」ちゃん。松島の至る所にいる。他の観光地だとオマケのように置いている所が多いイメージだけど、松島だとゴリ押しらしい。
本堂内には金の屏風がある。ここには様々な絵が描かれていて、鳳凰やら何やらが描かれている。どれもこれも豪勢で、見るものを圧巻する。確かにこれはおじいちゃんが「見た方がいい」というのも納得。大広間の一つ一つに繊細で緻密な絵が詰め込まれている姿は壮観。これは見に行くべきである。
いやぁ、満足。外に出る時に御朱印もしっかり貰ってきた。
本当までの通路で見かけた石窟寺院っぽいやつ。鰻塚とはなんの事だろうか……?石掘りの石像はかなりの数あった。
杉の木の合間に居た謎の像。なんか神秘的な感じがする。本堂みたいな豪勢な物も素晴らしいけど、あんな感じにひっそりとしたのも味があっていいよね。
大崎のおじいちゃんの話を従ってきたけど、来てよかったと思うくらい凄かった。これは自分の目で見る価値がある。あと、大崎、瑞鳳殿と回ってきたおかげで伊達政宗についてちょっと詳しくなってきたような気がする。仙台藩にちょっと詳しい人になれたかもしれない。