「上海2010 魚翅撈飯(ユーチーラオファン)のふかひれスープごはん」 (original) (raw)
お昼頃に上海に到着して、そのままホテルでひと休み。
その後1軒目のお店へ向かいます。
到着した場所は、道の左右にそうそうたる欧米ブランドが並ぶ南京西路。国際都市・上海を象徴するような景色。近くには伊勢丹や高級ホテル群もすぐ近く。
魚翅撈飯(ユーチーラオファン)は、ここにあるファッションビル「CITIC SQUARE(中信泰富広場)」の中にあるふかひれ専門店なんです。
ビルの上階から見た風景。
吹き抜けたスタイルで日差しが差し込んで明るいです!
大きなふかひれが迎えてくれるお店、魚翅撈飯はえんじをベースとした重厚感ある雰囲気。
接待などで使われるお店ということで個室やパテーションで仕切られたテーブルが並びます。
ここではメインのふかひれともうひとつの名物をいただきました。
◆拌羅卜皮
大根のお漬物。お醤油の色で少し茶色くなってるけどところどころに緑が見えるので日本の大根とは違うみたい。どうも、紅芯大根のまだ赤くなってないバージョン、みたいな雰囲気もあります。
なんてことのない"お漬物"なんだけど、ぽりぽりカリカリ、そして後からやってくる山椒辛さがなかなかやみつき。
上海の人はどういう風に食べるのかな。甘さと酸味もあるので、脂っこいお料理が多い中ちょっとさっぱりと落ち着きたい時の箸休めや珍味みたいな感じ?
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さて、メインがやってきました。
◆ふかひれスープごはん
黄金のぐつぐつ!とろみがあるスープが土鍋で大きく泡を立てています。
まずこのスープがとてもとても濃いです。鶏とかハムとか高濃度の旨味が抽出され凝縮されたスープ。
これでもかと深い深い出汁の味が口の中に拡がります。
その中に極太繊維のふかひれがぞろぞろぞろーっと出てきます。
もともとふかひれって味がないものだから、スープの美味しさをしっかりと繊維が抱えてくれてはじめて美味しいものになるのですね。
濃厚スープを引き締めるための赤酢が配られました。
一瞬にして味が変わり、ふんわりと酸の香りが湯気とともに立ちます。
土鍋のおかげで最後の最後までアツアツ。
ごはん(白米)タイ米のような細長い形状と香りがあり、ふかひれをかけると穀物香がほっくり丸い風味となって立ちます。
魚翅撈飯(ユーチーラオファン)のふかひれスープごはん、かなりオススメ。
ただお値段もかなりなものなので、こうやってツアーの中で行けたのは良かったな♪
また食べに行きたい。その時はぜったいご飯のおかわりしちゃうー!
食べまくり、続きます。