じぶん日記 (original) (raw)

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*韓国旅行記インデックス*

韓国ごはんネタ、いっときましょう~

これは初日夜の3食目。
「カンジャンケジャン」っていう食べ物です。
最初、「マポのチンミシッタンのカンジャンケジャン」って言われても、どれが地名だか料理だかお店だか全く分んなかった。。
これの場合、「麻浦(マポ)と言う場所の真味食堂(チンミシッタン)というお店のカンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)という料理」ってことなのです。

一度ホテルに戻ってからすぐに飛び出し、お店にはギリギリで飛び込みました。
閉店15分前にホテルのスタッフからゴリ押ししてもらって予約入れて、タクシー飛び乗って行ったのはいいけどタクシーの運ちゃん迷いまくり!
途中、歩いている人タクシーの窓開けて10人くらいに聞きまくってましたよ。
ソウルのタクシーにはカーナビついてるのが多いんだけど、それを全く信用してない模様。

そもそもこのお店を教えてくれたのはShinobyさん
グルメ情報を交換させていただいて早5年くらいでしょうか。食通男子です。
急に韓国行きが決まった時にtwitterで呼びかけたらShinobyさんがつぶやき返してくれて。
すぐにメモって調べておいたんだけど、ホテルから近くて良かった!
「プロカンジャンケジャン(店名です・赤坂にお店アリ)」の蟹が美味しいよという情報も多くいただいたんだけど、ちょっとお値段高すぎる。ちなみに訪問したお店チンミシッタンはプロカンジャンケジャンの半分のお値段です。

今回ひとりで突撃した私だけど、もしかしたら失敗だったかもしれない。
チンミシッタンはメニュー表もなくて、座るともうそこでオーダーが入るの。

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そしてジャンジャカ持ってこられちゃう、色んなものが。
まずはお茶がどーん。

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おかずがずらずらーり。

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卵で作った茶碗蒸し、ケランチムがふつふつ。

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蟹が入った海鮮味たっぷりのチゲがぐつぐつ。

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全部でこんな感じー。他のサイトで3人前と書いてあったのと同じ量。。(蟹以外)

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このお店のおばちゃんもとっても優しくて、親切に食べ方を教えてくれました。
まず海苔と青さを固めたような別の種類の海苔を2枚重ねて白ごはん。
その上に蟹を乗っけて、さらに牡蠣の塩辛を乗っけるの。
香り良い海苔がいい感じ。しかも2枚別のを重ねる辺りが細かい味の変化があっていいな。
牡蠣の塩辛はかなり好みが分かれそうな味でした。。

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お好みでキムチもねって感じでジェスチャーされたんだけど、白菜まんまなおっきなキムチは乗っけられないなぁ。。

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ワタリガニは意外とあっさりした味付けです。
甘さは確かにあるんだけど、以前食べた上海での酔蟹(過去記事)の濃厚なキャラメルのような甘さと比べるともっと蟹の味がしっかり来る醤油味。

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一生懸命蟹の身をチョッカラック(韓国のお箸)でしごくんだけどだんだん右手の甲が疲れてきて大変。
でもなんとか身を取りだして殻に集めたところでおばちゃんが登場し、殻の奥~の方からさらに美味しい部分を取りだしてくれました。
そしてごはんをイン。みそ、絡めまくり。

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となりで食べてた老夫婦が私を見てニコニコしてる。
優しい笑顔だなぁと思ってたんだけど、ホントは次々と運ばれてくる量に私が唖然としてるの見て笑ってたみたい。。。たぶん一人でこの店に来る人っていないのよ。
でも汚れ防止のエプロンをそっと差し出してくれてそのまま帰って行きました。
韓国の人たち、みな優しい。。。❤

カンジャンケジャン、ぜひ一度。
生食は怖い、とかいう理由もわかりますがその心配を超えた美味しさです。
特に白ごはんに合う深い旨味の味。
それぞれのお店が持つ昔から長年伝えられてきたつけ込み製法を今に再現してくれているのです。
お店は警察署の目の前、ガソリンスタンドを入ったところです。
あまりにもローカルなのでなかなか見つけにくいので、きちんとハングルで住所を書いて持ってった方が良いです。

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