「銀座 LADUREE(ラデュレ)のクープ・イスパハン」 (original) (raw)

「銀座 LADUREE(ラデュレ)のクープ・イスパハン」_a0000029_1502384.jpg

今月3記事目のラデュレでございます。

月曜日の午前中。築地帰りのパフェラッチ。
ラデュレはガラ空きです。

この日食べたデザート、クープ・イスパハン。
イスパハンのデザート、などと訳せばいいのかしら。

「銀座 LADUREE(ラデュレ)のクープ・イスパハン」_a0000029_1585687.jpg

フランスのお菓子に親しんでいらっしゃる方だと、「イスパハン」と聞いただけで「あ、バラ味ね。エルメにもあるよね。」なーんて、すぐにわかっちゃうでしょう。
イスパハンとはバラの代名詞にもなっていて、品種の名前でもあります。
古くはイランの首都でもあった街の名前。
私ね、ガブリエル・フォーレ(Gabriel Faure)という人の「イスパハンのバラ」という楽曲がほんとうにほんとうに大好きで、もしかしたら一番好きかもしれなくて。
イスパハンと聴くと、必ずと言っていいほどこの曲を思い出すのです。

さて、食べる方のイスパハン。クープ・イスパパン。
赤とピンクと白。シルバーの入れ物。
なんて乙女!

「銀座 LADUREE(ラデュレ)のクープ・イスパハン」_a0000029_272668.jpg

フルーツはフランボワーズとライチ。生クリームに埋まるように隠れています。
ちょっとケミカルにも見える(でも味は非常にフルーティー)真っ赤なフランボワーズソース。
クリームの下にはフランボワーズソルベが酸味を放ち、その分ローズペタルアイスクリームが香りよく甘く感じられます。
↓このロマンティックなピンク!ローズのアイス、かーわーいー。

「銀座 LADUREE(ラデュレ)のクープ・イスパハン」_a0000029_2112541.jpg

さらにはもうひとつのパフェラッチは、クープ・プレジール。
直訳すると「喜びのデザート」とか?
イスパハンからの流れとしてこれも歌で表現するとしたら、良く結婚式で歌われる「Plaisir d' amour・愛の喜び」ってところでしょーか^^
(でもこの歌、実はあんまりおめでたくない歌詞があるのでお祝いの席ではちょっと注意です。笑)

クリームにイチゴがお花のように可愛くあしらってあります。
同じくフランボワーズソースが真っ赤。クリームとのコントラストがおめでたいです。
フランボワーズソルベに、甘いヴァニラクリーム。ヴァニラビーンズたっぷりでした。

「銀座 LADUREE(ラデュレ)のクープ・イスパハン」_a0000029_22043.jpg

2つとも、生クリームたっぷり。
このクリームが軽くてふわっふわで、ちょっと牛乳味もあって食べやすいです。
エア感もしっかり。
生クリームが美味しいと、本物志向って感じがしていいですね。

「銀座 LADUREE(ラデュレ)のクープ・イスパハン」_a0000029_241019.jpg

見た目はちょっと似ているんだけれど・・・、アイスで選ぶかフルーツで選ぶか。そんなところが違いでしょうか。

「銀座 LADUREE(ラデュレ)のクープ・イスパハン」_a0000029_2223657.jpg

カフェに行くとケーキ以外のこういうデザートの楽しみ方があるのです。
でもでも、そろそろラデュレはいいかな。笑