モロッコの部族長vs合衆国!「風とライオン」がBSNHKで18日放送放送/「300」は20日、BS-TBSで (original) (raw)

風とライオン

BS4月18日(木)午後1時00分〜3時00分
www.nhk.or.jp

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ショーン・コネリーキャンディス・バーゲン共演の歴史大作。1904年、モロッコのタンジールで、アメリカ人のペデカリス夫人と2人の子供がリフ族の首長ライズリに誘拐された。事態は国際紛争となり、アメリカのルーズベルト大統領は大西洋艦隊をモロッコへ向かわせる。一方、誘拐されたペデカリス夫人は確固たる信念を持つライズリに温かな感情を抱くが…。黒澤明監督を敬愛するジョン・ミリアス監督の豪快な演出も魅力的。

【製作】
ハーブ・ジャッフェ
【監督・脚本】
ジョン・ミリアス
www.youtube.com

時代でいうと日露戦争の年…あれ、そうすると今年で事件から120年なのか。
というか、映画の主要登場人物、主人公の敵役がセオドア・ルーズベルト大統領だからね。

要は
・モロッコアメリカ人の家族が、同国の部族長に誘拐される
アメリカは「軍隊」を派遣して家族を救出、部族長を屈服させようとする(そこには大統領選挙の思惑もある)
・だが、この部族長はひとかどの人物で、この誘拐も一種の反欧米抵抗運動(的な面もある)
・誘拐された家族も進歩的で良心的なので、首長ライズリに共感…

みたいな話。もちろん、いろんな脚色があるように思えるので、どこまでホントかはわからん
ムーラーイ・アフマド・アル=ライスーニー が正式な首長の名前だそうだ。
それをショーン・コネリーが演じるのはどうなの?という議論もある

そして、ミリアス監督らしく、黒澤明映画からのちょっとした借用、オマージュもあるのよ。

風とライオン (字幕版)