【ノート】村上春樹『職業としての小説家』を再読する(1) (original) (raw)

職業としての小説家(新潮文庫)

メモ

▼今年(2024年)のノーベル賞発表に際しての村上春樹への「当てこすり」やら「バッシング」は、いつになく目障りなものでした。私は氏の作品を、評価し得る力もないし、大好きだというものでもありません。しかしながら、キモいと毛嫌いしているものでもありません。

氏の作品というより、対談集は好きなのですが(河合隼雄や小澤征爾ら)『海辺のカフカ』や『1Q84』は途中までしか読めていません。

今回この著作を読み返したいと思ったのは、私が小説「っぽいもの」を書いてみたからで、何か刺激を受けたいと考えたからでした。なお、今回読むのはおそらく三度目になるはずです。一回目は2016/10/11から(読了日不明)、二回目は2020/03/29から04/21にかけてでした。まず、本日(24/10/16)は、目次を書き写すことから始めようと思います。

目次

  1. 小説家は寛容な人種なのか
  2. 小説家になった頃
  3. 文学賞について
  4. オリジナリティーについて
  5. さて、何を書けばいいのか?
  6. 時間を味方につける――長編小説を書くこと
  7. どこまでも個人的でフィジカルな営み
  8. 学校について
  9. どんな人物を登場させようか?
  10. 誰のために書くのか?
  11. 海外へ出て行く。新しいフロンティア
  12. 物語のあるところ――河合隼雄先生の思い出
  13. あとがき(※ 便宜上「13」を割り当てました)

ノート

  1. 小説とは誰でも書けるものだが、一定期間以上長く「書き続ける」には「資格」のようなものが求められる。
  2. 小説を書き、物語を紡ぐ作業は、頭のよさはむしろ向いてはいない。

② 以下、随時追記していく予定です。

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