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エホバの系譜
それは悪と呼ぶかどうか我々の問題だが
地球における多くの問題が この存在によるという事実は確かだ
しかしこれまであまりにも人類はこの現実に無知だった
あるいは無知であることを運命づけられていたと言ってもいいかと思う
そしてその運命は10億年前に訪れたのだ
源は ケンタウルス座にあった
ケンタウルス座のプロキシマ・ケンタウリ がその母星だ
この星は アルファ・ケンタウリ と ベータ・ケンタウリ という星とで3連星を形成している珍しい 星系だ
しかも 地球から一番近い星としても知られていて
恒星間旅行の最初の目標としてよく引き合いに出されている
だいたい 地球から4.2光年の距離にある
プロキシマ は赤色矮星 という これまた非常に 変わった星で
白色矮星はよく知られているが
よくその質量で構成として存在していられるものだと感心するほど小さな太陽だ
我々の太陽の直径で言うと 1/7しかなくて質量は1/8 ほどだ
太陽系惑星の木星 より少し大きいくらいの星である
表面温度も低くてそのため 赤い星になっている
なぜこんなに小さく 温度の低い星なのであろうか
調べてみると エネルギーのバランスが悪いと出た
この後 エホバ という生命体の課題が出てくるが
その課題の持つ アンバランスが 星自体にも反映しているということである