消費増税は「悪政のてんこ盛り」 廃止も議論する | 玉木雄一郎「新しい政治」 | 玉木雄一郎 | 毎日新聞「政治プレミア」 (original) (raw)

私が消費税の税率引き下げに言及したのは、なにもれいわ新選組が税率5%を掲げているからではない。国民民主党の経済政策の基本は、家計の可処分所得を増やして消費を軸とした経済の好循環を作ることだ。

消費を伸ばすために

これからの日本経済は輸出に頼ることはできなくなる。内需がますます重要になり、なかでもGDP(国内総生産)の6割を占める消費がカギになる。

アベノミクスは大企業を中心として好循環を回そうとしたが、スタート地点を家計に変える。家計が充実して消費する力が伸びれば、好循環が回りはじめる。そのなかで消費を冷やすような税制は控えたほうがよい。

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